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VARIVAS Labo スタッフ 宮坂

第7弾
東京湾 タイラバの魅力に迫る!

 


VARIVAS新入社員がNew Standard Seriesを使ってあらゆる釣りに挑戦する
『新入社員のドタバタ釣り修行 ~社会の荒波に揉まれるな~』


 

第7弾となる今回は、いよいよ本企画の最終回!
もうすぐ入社から丸一年が経過し、『修行』も終わりが近づいてまいりました。
春からはリニューアル企画も動き出す予定ですので、お楽しみに!
 
そして最終回となるドタバタ釣り修行第7弾は、タイラバで東京湾のマダイを狙います!!

食としても人気の「マダイ」をルアーで狙えるタイラバ

 

今回のターゲットとなるマダイ
美味しい海の魚としてのイメージが強いマダイですが、釣りのターゲットとしても全国で親しまれているようです。
 
釣法はエサを用いたテンヤ釣りの他、ジギング、そしてタイラバと呼ばれるマダイ専用ルアーを使った釣り方があり、今回はこの『タイラバ』に挑戦していきます。
 
都心からほど近い東京湾内でも盛り上がりつつあるタイラバ。
今回は東京都江戸川区から出船する人気遊漁船「なぶらフィッシング」さんにお世話になり、その魅力を探っていきたいと思います。

岡元船長、よろしくお願いします!

 

辺りはまだ真っ暗な中、準備スタート。
 
まったくのタイラバ初心者である私に、岡元船長が仕掛けのセットからしっかりとレクチャーしてくださいます。こちらの船長、実は東京湾タイラバにおける開拓者的な存在であり、まさに敏腕船長!
さらにさらに、なんと今回の釣行は大人気ロッドメーカーLEGIT DESIGN(レジットデザイン)さんとの乗り合いということで、この上ない心強さです。
 
事前に船長から教わり準備してきたタックルに加え、レジットデザインさんのプロトロッドもお借りし、一層気合が入ります。

使用タックルはコチラ!

 

チラッと写っているのが今回レジットデザインさんよりお借りする、プロトのタイラバロッドです。専用ロッドということで、その使用感がとても気になります!
 
次にリールですが、タイラバでは着底が捉えやすく手返しも良いベイトリールがオススメされているようです。
タイラバをキャストして狙う「キャスティングタイラバ」ではスピニングタックルも用いられるとのことですが、今回は通常のバーチカルに狙うタイラバということで一般的なベイトリールを使ってみます。

「VARIVAS8マーキング 300m 1号」

 

そして使用するラインは本企画でもこれまで何度か登場しているPEライン『VARIVAS8』のマーキングモデルです。
高強度高耐久性高感度の三拍子揃ったくせのないPEラインで、タイラバにも相性抜群!
 
船長のオススメを受けて、300m1号にショックリーダーはフロロカーボン12LBを合わせます。
ここ東京湾では根が荒いポイントは少なくラインの擦れもそこまで気にならないため、PE0.8号リーダー10LBでもOKとのことですが、初挑戦の私は1号をセレクトしてみました。
 
様々なルアーフィッシングに対応するVARIVAS8は、各カラーに号数ラインナップも幅広く展開!
4ブレイドPE(4本撚り)もございますので、詳しくは以下からご覧ください!

 

日の出とともに、いざ沖へ!

 

釣り人だからこそ味わえる、この絶景。
 
綺麗な朝日に照らされながら船はポイントへと走ります。

1時間ほどで本日最初のポイントに到着。
 
まずはしっかりとドラグ調整やや緩めに設定するように教わりました。
タイラバは基本的にこちらからアワセを入れる釣りではなく、「ノセ」の釣りだからだそうです。
ノセの釣りではアタリが出てもそのまま巻き続けてテンションを保つことが重要なのだとか。

使用するタイラバ仕掛けはこんな感じ。
 
東京湾タイラバでメインとなる水深は40~50m、それに合わせてタイラバのヘッド(オモリになる部分)は80~100gをベースとして使います。
 
船長いわく、その日の潮によっても使用するヘッドのウエイトは多少前後するため、幅広く用意しておいて損はないとのアドバイスがありました。ここ東京湾では重くても120gまであれば安心だそうです!
 
カラーは色々とあって迷いましたが、無難なオレンジ&レッド系をチョイス。
 
仕掛けのウエイトやカラーは、同船者の釣果や反応も見つつチョイスしていけるのが乗り合い船の魅力でもありますね。カラーバリエーションもあって損なし!

仕掛けを投入!

 

いよいよ仕掛け投入です!
 
ところでアクション巻き方はどのようにするのでしょうか?
 
こちらも岡元船長がわかりやすく教えてくださいました!


 

【東京湾タイラバにおける基本動作】

1.スプールをフリーにしてタイラバを着底までフォールさせる。
この時、バックラッシュしないよう軽くスプールをサミングして、着底を捉えられるようにしておく。
2.タイラバが着底したらすぐに巻き始める。この動作を「タッチ&ゴー」といい、タイラバの基礎的なアクションとなる。
3.ハンドル15回転を目安に巻き上げたら、再びフリーにしてフォールさせ、1.から繰り返し。

 

意外にも難しい動作はないようです!
 
この基本をしっかり押さえ、繰り返すこと数回・・・。

なんと、さっそく竿先にバタバタと伝わるアタリが出ました!!!
 
これはマダイの反応なのでしょうか・・・?

ファイト中もやさしく教えてくださる岡元船長

 

思わず一瞬アワセを入れてしまいそうになりましたが、「そのままロッドを立てて巻き続けて!!」と船長から。
しっかりと仕掛けに魚が付いている手応えを感じつつ、落ち着いて巻き続けていきます。
 
ここでテンションを抜かないことが魚をバラさないためのコツで、
ファイト中はしっかりとロッドを曲げるよう船長から教わりました。

船長のサポートを受けつつ、ようやく真っ赤な魚体が見えてきました。これは狙いのマダイに違いない!

そして無事にネットイン!

開始早々の嬉しい1匹です。幸先よく釣り上げることができました。
 
これまで味わったことのないタイラバならではのアタリに興奮!


お持ち帰りの魚はその場で船長が神経締め血抜きをしてくださいます。
これで釣り上げたばかりの新鮮なマダイを美味しくいただくことができるんですね!
 
血抜きをした後は、船に設置されたクーラーの中へと入れていただけますので、安心して持ち帰ることができます。

ラインチェックは欠かさずに!

 

釣れた後は、しっかりラインチェック
 
リーダーの表面がザラザラになっていることもあるようです。
次のヒットで切れてしまう・・・なんてことのないよう、傷があったら結び換えましょう!
 
PEラインとショックリーダーはFGノットで結束しています。結束方法は、ぜひノット大図鑑をご参照ください!
 

VARIVAS8マーキングにはこんな特徴も!

 

VARIVAS8マーキングには、10m×5色の中に1m間隔でメーターマーキングが施されています。このメーターマーキングがあることで、自分がどのくらいの速さでタイラバを巻き上げているのかがより正確にイメージできます。
 
夢中になっているうちに、ついつい巻きが速くなってしまう・・・なんて経験のある方は、このメーターマーキングを目印にしてみるのも良いかもしれません。

そして、再びアタリが・・・?

 

さて、仕掛けを入れ直すこと数分。
 
なんと、間髪入れずにまたしてもヒットしました。
今度はしっかりとロッドを立てて、自力でファイトしていきます。
グングンっと重たくなるような引き味がなかなか楽しいです!

やや小さめですが、上がってきたのは綺麗な2匹目のマダイでした。初挑戦にしてこの好調ぶり!
 
何か痛い目を見るに違いない・・・。

その予感は的中。
初めてのタイラバにワクワクするあまり、出船前の酔い止めを服用し忘れていました。
 
皆さん、楽しい釣行がブルーにならないよう船酔い対策はお忘れなく!!

その間も船内は絶好調!

 


その後も船内の皆さんは仕掛けを変えたり巻き速度を変えるなどして、順調にマダイの反応を探っていきます。

船酔いする私に代わって船長も竿を出すなり、さっそくヒット!
 
さすがでございます!!


さらには60センチクラスのこんな大物まで!
 
東京湾内にはこのサイズをさらに上回る大型マダイもいるとのことですので、これは大物を追いかける価値がありそうです!
 
その後も船長が有望なポイントを繰り返し流してくださり、船酔いが覚めた私も追加のマダイを求めて船の甲板へ。
 
そして・・・

ヒット
ややゆっくりとリトリーブしていると、ズズンっと重みが伝わってきました。

今朝とはだいぶ顔色が違いますが、無事に締めのマダイをキャッチ。
 
途中バラしてしまった魚もいましたが、これほどの釣果を得られたことには驚き!
そして気づけば船中では20匹近い釣果となっていました。
 
これも東京湾を熟知した船長のガイドがあってこそ!
あらゆるレクチャーをいただきながら、初挑戦の東京湾タイラバを堪能することができました。
レジットデザインさんからお借りしたロッドもアタリの感度乗せやすさが抜群で、初心者である私の釣りを助けてくれました。発売が待ち遠しいですね!
 
なぶらフィッシングさんではレンタルタックルも整っているため、「タックルは持っていないけれど、まずはやってみたい!」という方でも、手軽に挑戦することが可能です。
さらに、レンタルタックルのPEラインには今回登場したVARIVAS8をご使用いただいていますので、ご利用の際には安心して快適なタイラバをお楽しみいただけます!
 
タイラバは年間通して釣果を得られる釣りですので、ぜひ皆さんも釣って楽しい食べて美味しいタイラバに挑戦してみてはいかがでしょうか!?

東京湾タイラバならではの魅力とは?
最後に、岡元船長より東京湾タイラバの魅力を教えていただきました!

 

なぶらフィッシング
岡元船長


東京湾では湾奥湾央でマダイを狙うことができ、基本さえ押さえれば難しい動作もほとんどないため、どなたでも気軽に挑戦していただけます。
 
その一方で外洋のタイラバと比較すると、やり込むほどに繊細さテクニカルな側面もあるのが東京湾タイラバの魅力でもあります。小針を用いた乗せの釣りが主体となる東京湾では、狙い方のわずかな違いが同じ船内での釣果に差を付けることも少なくありません。タイラバの基本はもちろん、釣果を伸ばす上でのステップアップまで、しっかりとアドバイスいたしますので、ぜひ東京湾ならではのゲーム性もお楽しみいただけたらと思います。
 
また、水深が30mにも満たないような浅場では「キャスティングタイラバ」でマダイを狙うことができ、タイラバを流れに乗せる「ドリフト」と呼ばれるアクションを活用することで、バーチカルなタイラバとは違った面白味に触れることができます。
 
マダイの産卵期である春には白子を持った大型の「のっこみマダイ」を狙えたり、秋になると今度は数釣りができる時期となりますので、ぜひこの東京湾で季節ごとの楽しみ方にも触れつつタイラバの魅力を味わってみてください。

 

タックルデータ

 

ロッド 【レジットデザイン】プロトロッド
リール 【シマノ】オシアコンクエスト200PG
ライン 【VARIVAS】VARIVAS8マーキング 300m 1号
リーダー 【VARIVAS】ショックリーダー[フロロカーボン] 12LB
ルアー 【スタート】2step TG コンプリート80g 等

皆さん、ありがとうございました!

 

なぶらフィッシングさん、そしてレジットデザインさん、ありがとうございました!!
 
なぶらフィッシングさんの情報はこちらから
 
レジットデザインさんの情報はこちらから


 

マダイの醍醐味はやっぱりこれ!

 

東京湾のマダイは脂が乗っていて圧巻の美味しさ!!
釣り上げたばかりの新鮮なお刺身は格別です!

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。