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良い釣りをするには良いノットから。ラインとルアー、ラインとフック、ライン同士の結節など、釣りで使うさまざまな「結び方」を動画でご紹介します。

ラインとラインを結ぶ

PEラインとリーダー、ナイロンラインとリーダーなどの結束

サージャンスノット

片結びの3回通し。とても簡単だが信頼性の高いノット。 比較的細めのラインにオススメ。

[オススメ]アジング・エリアトラウト・フライ(リーダーとティペット)など

エイトノット

道糸とハリスを結んだり、竿先に留めるチチワを作る際に使用するノット。簡単な結び方を紹介するので覚えておこう。

[オススメ]のべ竿の釣り。川釣り、へら、鮎など

FGノット

PEラインとリーダーを結ぶノットとして最も人気のノット*。 (*バリバスツイッター調べ) 摩擦系と呼ばれ、真っすぐのリーダーにPEを編み込んでいくため、リーダーの結びコブがないのが人気の理由。

[オススメ]トラウト、バス、シーバス、エギング、オフショア

ミッドノット

PEラインとリーダーを結ぶ、FGノットと同じく摩擦系のノット。 FGノットよりも締め込みが効きやすいが、慣れないとすっぽ抜けが起きやすいためしっかりと練習してほしい。

[オススメ]おすすめ魚種:シーバス、エギング、オフショア

SFノット

摩擦系ノット由来の強度の高さに加え、スッポ抜けもまず起こらない構造のため、安定した強度を出しやすいノット。 リーダーのコブができるため、あまり太いリーダーには不向き。

[オススメ]シーバス、エギング、ジギング

オルブライトノット

細い糸と太い糸を結ぶのに適したノット。 PEとリーダーの結束にも使われ、簡単で手早く結べるため、愛用者も多い。

トリプルエイトノット

簡単である程度強度もあるため、サージャンノットと並んで ライトゲームやトラウトなど比較的ライトな釣りで多用される。 3回捻った際に糸がくねって形が崩れやすいので、捻った部分をしっかりと指で保持しておくことがコツ。

3.5ノット

サージャンノットでPEとリーダーを結ぶ際に、一工程増やすことで抜けにくくするノット。 現場でも手早く結べるノットだ。 結びコブが大きくなるデメリットもあるため、細いライン同士での結束に推奨。

[オススメ]アジング、エリアトラウト

ブラッドノット

釣りのジャンルに関わらずイトとイトを結ぶ為によく使われるノット。結び目が小さくイト同士をまっすぐに結ぶことが出来る。太さの近いイトとイトを結ぶのに適している。

[オススメ]全ての釣り

ノーネームノット

別名「8の字ぐるぐるノット」。 PEとリーダーの結束の基本的なノットだ。 リーダーで8の字結びを作り、PEをぐるぐると巻きつけて摩擦力を高めている。

ループトゥループ

両方の糸で輪っかをつくり、チチワの要領で接続する方法。 PEとリーダーの接続の際「簡単リーダー」でも使われる。

[オススメ]シーバス、エギング、フライ

電車結び

双方の糸でユニノットを施すことで結べる、簡単な接続方法。 簡単だが、PEとリーダーの接続では簡単に切れてしまうこともある。 なるべく太さの近い糸同士で結ぶのがオススメ。

[オススメ]リールの下巻きと道糸の接続、タチウオリーダーなど

ファイヤーノット

PEラインでも特に表面が滑りやすいコーティングのされている場合におすすめのノットがファイヤーノット。 折り返したリーダーがルアー側を向くためキャストする釣りには不向きか。

[オススメ]ジギング

ラインとリングを結ぶ

スナップやリング、フックのアイなどとラインの結束

ダブルハングマンズノット

ルアーの重さを使って結ぶため、手早く結べるハングマンズノット。 アイに2回通すことで締め込みがスムーズにいきにくいので、締め込みの際は湿らせて形を整えながら締めこむのがコツ。

ハングマンズノット

途中まではユニノットに似た構造だが、そこからルアーを回転させて結ぶことができ、慣れると最も早く結べるノット。 結ぶ対象にある程度重さがないと回しにくいため、 スナップに結ぶ場合は先にルアーをとりつけてから結び始めよう。

[オススメ]全てのルアー釣り

クリンチノット

簡単に結べて強度も出る、釣りの基本となるノット。 釣り初心者はまずこの結び方から、とされる。

ダブルクリンチノット

最後に端糸を締めこむ輪の中に入れるため、 端糸がクッションとなり、粘り強い強度が出る。

トリプルニット

主にオフショアのビッグゲームで使われるノット。 ルアーのアイに通したループの中に糸が通るため、 クッション的な働きがあり、破断しにくい。

フリーノット

ルアーのアイと結び目にループが出来るのでルアーを自由(フリー)に動かせるのが特徴。

[オススメ]トップウォータープラグの釣り、スナップを切らしてしまった場合などに。

ユニノット

ラインとルアーのアイやサルカンを結ぶノットもポピュラーなノット。 初心者はまずこのノットから。

[オススメ]エリアトラウト、ライトゲーム、バス、シーバス、ルアー釣り全般

パロマーノット

アイに2重にラインが入って強く、さほど難しくないため プロアングラーでも愛用者の多いノット。 結ぶ対象をまるっとくぐらせるため、ビッグベイトなど大きなものを結ぶのには不向き。

[オススメ]ほとんどのルアー釣り

完全結び

別名:漁師結びとも呼ばれる。 ユニノットに似た簡単な結び方でありながら、強度はお墨付き。 締め込みの際 摩擦が大きくうまく締められない場合があるので 口で湿らせ、ゆっくりと締めこむよう意識してほしい。

[オススメ]バス、ロックフィッシュ、シーバス、エギングなど

ハリにラインを結ぶ

ミミ付きハリや管付きハリなど、エサ釣り用のハリとラインの結び方

スネルノット

ハリスと鈎を結ぶノット。 簡単に手早く結べるため、強度もしっかりと出る。 エダスを複数出すような仕掛けにオススメ。

スリーブ止め

結べないような太いラインや、 歯ズレ対策でワイヤーを使用する際にはスリーブ止めを使う。

[オススメ]石鯛、タチウオ、ビッグゲーム

外掛け結び

ミミつき針を結び方としては最も基本的なノット。 糸を足で固定するなど、糸を張った状態で結び始めるのがコツ。

[オススメ]渓流釣り、へらぶな、コイ、磯釣りなど

内掛け結び

外掛け結びと並び、糸とハリの結び方としては定番。 外掛け結びよりも安定して強度を出せるため、 こちらで慣れてしまうことをオススメする。

[オススメ]へら鮒、磯釣り、船釣りなど

漁師結び

日本古来から存在する漁師ご用達の結び方。手早く結べる上、結びしろが少なく無駄なく結べる。 一見頼りなさそうに見えるものの、少し内側を向く鈎の角度など、好んで使うファンもいる。

[オススメ]アカムツ、ヒラメなど

竿の穂先にライン(仕掛け)をくくる

延べ竿の穂先に道糸(天上糸)や仕掛けを接続する

チチワ結び

のべ竿(リールのない竿)において、竿先に道糸を留める結び方。 チチワの先端に小さなループを作っておくことで取り外しの時にも簡単に外すことができる。

[オススメ]のべ竿の釣り。川釣り、へら、鮎など

ダブルラインを作る

メインラインの先端部を二重にして、結束強度の高いラインシステムをつくる

ビミニツイスト

結節強度100%を保持し、かつてはこのノット無しではオフショアのビッグゲームは成立しないとまで言われたノット。 今では摩擦系ノットが主流となり押され気味だが、雷魚ゲームや、オルブライトノットを作るうえでの基本となるノットだ。

[オススメ]雷魚

フライラインとリーダーを結ぶ

フライフィッシングにおける、メインラインとテーパーリーダーの結束

ネイルノット

フライラインとテーパーリーダーを結ぶときに多用されます。 結び方にコツが必要ですが、慣れてしまえば簡単です。

[オススメ]フライフィッシング