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渓流 山本 秀

春の川~利根川 戻り山女魚

今シーズンが幕を明け3ヶ月、なかなか川に足を運べず5月を迎えてしまいましたが、釣行してないわけではありません。3月から利根川群馬漁協前橋市最下流部には徒歩で行ける距離なので暇を見ては調査をしていました。


【3月 虹鱒】

その他にも、群馬県片品川や長野県千曲川に友達と少し釣行。

5月のGWが終わってからが本番なのは毎年変わらずですが、今期は何処に行っても50cm前後の虹鱒の釣果なので、少し早いですが4月末から利根川に的を絞り山女魚の遡上を調査です。


【4月 虹鱒】

GWの始まり頃の雨で、雪代が河川に入り込み一気に増水、70cm近く増水して前橋市下流部では魚を狙うのが難しく、水位が下がるのを待ちました。5月3日に30cm下がったので釣行しましたが、虹鱒だけ。5日には更に10cm程下がったため、チャンスかも!?と、朝9時頃に入川。

もう少し下がれば理想的なのですが、これだけ水位変動があれば間違いなく魚は動くと思い、水深1.5mに狙いを定めて流れ込みからヒラキを攻めましたが異常なし。下流に移動して深瀞もしつこく攻めましたが、こちらも何の反応もなし。

目線を変えて、水深が少ない時の流れに餌を流すと直ぐにアタリがきました。流れが変化しているので水深は2m。上層部の流速が速いこともあり、魚とのやり取りも一筋縄にはいきませんが、プロステージ 本流 エクストリームは利根川の激流からでもやり取りできる強度があるので、安心して魚を上流側に誘導して下流側でキャッチ。48cmの虹鱒(箱スチ)でした。その後も直ぐに47cmの虹鱒を獲りました。

次は綺麗なウグイ。

そして来ました! 今までとは引きと走りの違う魚です。サイズは尺チョットと小振りですが、間違いなく「利根川戻り山女魚」です。ヒレの先端部にはツマグロと呼ばれる染めたような黒が目立ち、スモルト化したことが見てとれます。


毎年GWの頃、下流ではサクラマスの釣果が聞かれていますが、雪代が出るこの時期の流れでは、前橋地区での餌釣りでは難しいのでとても嬉しく思いました。

3月・4月には、友達と片品川・千曲川にも釣行。今年の春は旨い山菜と型の良い虹鱒を見ることができました。


【かんぞう】


【コゴミ】



【片品川 虹鱒】


【千曲川上流部の虹鱒】

古い竿を使いましたが、「プロステージ 渓流 エクストリーム[ナイロン]」とのバランスはとても良かったと思いました。渓流で釣り談義をしながら友達と食べた「渓メシ」も良かったですよ。

利根川はこれからが本番となります、河口から約200km以上遡上してくる利根川のサクラマスを、利根川の激流でもテストした「プロステージ 本流 エクストリーム」と「パワーサーモン」を使い、狙ってみては如何でしょう。

[ “利根川” と “片品川・千曲川” の仕掛け]
竿:  SHIMANO Super Game Special ZE H85-92(利根川)
    Daiwa SZ 琥珀本流 硬調硬 85MK(片品川・千曲川)
道糸: VARIVAS プロステージ 本流 エクストリーム[フロロカーボン]1.5号 9m(利根川)
    VARIVAS プロステージ 渓流 エクストリーム[フロロカーボン]0.8号 8.5m(片品川・千曲川)
ハリス:VARIVAS プロステージ 本流 エクストリーム[フロロカーボン]1.2号 40cm(利根川)
    VARIVAS プロステージ 渓流 エクストリーム[フロロカーボン]0.8号 30cm(片品川・千曲川)
    VARIVAS プロステージ 渓流 エクストリーム[ナイロン]0.6号 40cm(片品川・千曲川)
目印: VARIVAS みえる目印 オレンジ×1、グリーン×2
オモリ:割りビシ特大 ※シリコンチューブでラインをガード。(利根川)
    VARIVAS エコオモリ 3B、4B(片品川・千曲川)
    ※道糸とハリスの間にサルカンを使用。結びは共にクリンチノット。
ハリ: VARIVAS パワーサーモン 4号・5号(利根川)
    VARIVAS サクラマス・サツキマス 2号・3号(片品川・千曲川)
餌:  ミミズ太2匹(1匹は通し、もう1匹はチョン掛け)、ブドウ虫

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。