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その他 小塚 拓矢

小塚拓矢“日本三大怪魚”制覇
VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】でイトウ122cmほか


(↑写真/イトウ122cm。同行者現認・口閉じ尾開き120cm。VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】 6号130m(直結)にて)

2021明けましておめでとうございます!
新設いただいた【怪魚】ジャンル・テスター、“怪魚ハンター”の小塚拓矢です。
コロナに翻弄された昨年2020年は、10年ぶりに国内の怪魚、
誰が呼んだか(僕が呼んだんですけどね笑)“日本三大怪魚”を歴訪しました。


(↑写真/コロナ禍により再編集、7月に放送された『アナザースカイ・秘境スペシャル』。スタジオ収録も、ソーシャルディスタンス!笑)

直近数年は、年間5回(自腹行のみカウント)の海外遠征を自らに課し、
昨年のフィッシングショーなどでも「今年は北極圏にチャレンジする!」など抱負を語ってきましたが……このコロナの状況。
“怪魚ハンター”として“仕事”と言い切れば行けなくもないのですが、いい機会だと深呼吸。
様々な軋轢を考慮し、「遠くから行こう!」と学生時代以降10年間“自粛”していた国内の怪魚(大型淡水魚)に再会する1年にしました。

“日本三大怪魚”、まずはビワコオオナマズから。
元々は僕が大学時代の目標として「日本三大怪魚制覇!」と設定し、誌面で使ったのが最初だと思っていますが、
昨今では水族館の展示に使われるまでに一般的なコトバとして浸透しました(嬉)。
……夜の湖畔でビックベイトを投げ続けるも、反応無し。
息抜きに、同所的に生息する岩とこナマズを狙ってバス用小型クランクに変えると、まさかのヒット!
希少な魚をラインブレイクさせるわけにはいけないので、慎重なファイトになりましたが、そこは極細でもバリバスクオリティー。
規格外の大物でも、無事キャッチできました。


(↑写真/VARIVAS アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 の0.4号に、VARIVAS ハードトップ TiNICKS(ティーアイニックス) 1.2号をリーダーとして50cm)

お次は、イトウ。
トップ画の魚の頭部ですが、全長23cmあるルアーと比較あれ!
頭だけで30cm以上ありました。
モチベーションアップに試作していただいたイトウカラーのビックベイトの、出来過ぎの釣果。
社会人となり、釣り竿ブランドを起業して以降は“自粛”していたので、自分の竿では初めての1匹。
ラインはもちろんVARIVAS 怪魚PE Si-X 2020年に追加してもらった「6号130m」でキャッチ。
倒木に巻かれそうになりましたが、ライン強度を信頼してスプールロックできたことが、キャッチに繋がったと思っています。
竿、ルアー、そしてライン。“自分度”の高い、納得の1匹になりました。


(↑写真/VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】 6号130m(直結)にて。先端はビミニツイストで15cmほどダブルラインに)

最後を飾るのは、アカメ。
浦戸湾では学生時代に118cm25kgをキャッチしているので、新規性を求めてより高難易度とされる聖地・四万十川へ。
流れの中に潜むアカメは、浦戸湾と比較してスレンダーな体型で、一部では亜種として分けるなんて話も聞こえますが……釣って検証!
1匹までの感動を深くしたいと、最初の1匹までは水面縛り。
全長22cmのペンシルベイト、結婚祝いにいただいたワンオフの「ピラルクー」カラーを投げ続けました。
そして聞こえた、「パカーン」という破裂音。
アカメ属(バラマンディやナイルパーチなど)特有とも言える、この捕食音を、日本で聞くことができるとは!


(↑写真/VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】 6号130mに、リーダーにはVARIVAS オーシャンレコードショックリーダー 100lbを1ヒロ)


(↑写真/サイズ計測は、VARIVAS × SOULS コラボ トランクトレー VAAC-28 に水を張って。少しでも魚の負担を減らしたい)

学生時代に4年かかった“日本三大怪魚制覇”を、大人になった今、単年で達成。
ビワコオオナマズ120cm、イトウ122cmときて、“日本三大怪魚・単年120オーバー釣覇”が次なる目標に……がしかし、無念のタイムアップ。
嫁の出産が迫り、「立ち会いたいなら、2ヶ月前から越県移動禁止」と言うことで納竿しました。


(写真キャプション/地元富山で、アカメと同じタックルで、試投したペンシルベイト(例外的にトリプルフック使用)でランカーシーバス。VARIVAS ドライアーマー アクティブレインスーツ VARS-12 VARIVAS New Era[CASUAL CLASSIC]VAC-66 で)

「心を旅に置く」。
地元・富山に戻って以降も、試行錯誤は続きました。
嫁の出産後、「アカメ120オーバー」再チャレンジを目指して……」。
しかしながら、またコロナの再拡大(と親族の不幸)で断念。
“日本三大怪魚・単年120オーバー釣覇”は、またいつか10年後にでも。
2021年は、アカメ1種に軸を置き、より高い目標・130cmオーバー目指してチャレンジしてみたいと思っています!


(↑写真/アカメ釣行の発展形、自作“モンスターシールド”(ソリ)や、エアーポンプ、酸素スプレー等々。弱りやすい巨大魚・老成魚のために、友人達と試行錯誤)

参考までに、自分は2015年から国内外全て(製品テストなど一部例外を除く)、“フックポイント2個まで自主ルール”の中で釣りしています。
ダブルフック1本(フロッグなど)か、シングルフック2本以下。
それに加えて旅を始めた2004年頃から全て(製品テストでも)バーブレスフック。
同行する釣友達との比較からトレブルフックやバーブの有効性へ理解を進めつつ……
“怪魚ハンター”という前例なき道、希少な巨大魚を狙うことに対する様々な意見や、自身の釣り人としての成長のために。
「どう釣るか」と同等、もしくはそれ以上に「どう逃すか」と言う部分にも注意を払いながら、“コロナ禍”だからこその釣りを、日本で。
海外に行きづらい状況でも、“怪魚ハンター”としての進化を続けていきたいと思います。

「VAMOS!!」(ポルトガル語で「行こう!」の意)と言える日のために。
“世界を目指すならバリバス ”、そう思っていただけるよう精進していきますので、
どうぞ皆様、テスター歴14年目となる本年も宜しくお願いします。


(↑写真/おかげさまで“子連れ怪魚ハンター”にアップデートしました(笑)蒼井さぁやチャンに負けないくらいの、最強の釣りガールに教育します!)

■タックルデータ

<イトウ>
ロッド:モンスターキス/ディアモンスターMX-6卍(プロト)
リール:シマノ/カルカッタコンクエスト201
ライン:モーリス/VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】 6号(リーダー無し)
ルアー:ガンクラフト/ジョインテッドクローマグナム 230F(MKイトウ)
スナップ:日本の部品屋×モンスターキス/怪力スナップ
リング:モーリス/VARIVAS アバニ オーシャンワークス パワーリング 100LB
フック:BKK/ローン・ディアブロ♯4/0(バーブレス化)

<ビワコオオナマズ>
ロッド:モンスターキス/ディアモンスターMX-6S(プロト)
リール:シマノ/ナスキー 500
ライン:モーリス/VARIVAS アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.4号
         VARIVAS ハードトップ TiNICKS(ティーアイニックス) 1.2号(リーダー50cm)
ルアー:メガバス/SR-X グリフォン
フック:オーナー/カルティバ エリアモンスター

<アカメ>
ロッド:モンスターキス/ディアモンスターMX-8+
リール:シマノ/18カルカッタコンクエスト401
ライン:モーリス/VARIVAS 怪魚PE Si-X【VAMOS】 6号
         VARIVAS オーシャンレコードショックリーダー 100lb(リーダー1ヒロ)
ルアー:メガバス/メガドッグ(ワンオフ・ピラルクー)
スナップ:日本の部品屋×モンスターキス/怪力スナップ
リング:モーリス/VARIVAS アバニ オーシャンワークス パワーリング 100LB
フック:BKK/ローン・ディアブロ 8091-HG ♯7/0(バーブレス化)

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。