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ワカサギ 小塚 拓矢

北陸のバージンレイク・多根ダムにデカサギを追って

“怪魚”フィールドテスターの小塚です。
「大きな魚しか興味ないんでしょ?」なんてよく言われますが、
日本では、むしろ小物釣りばかり行ってます。
今日は、北陸に突如(?)現れたワカサギフィールド・多根ダムでの釣りをレポートします。

富山在住の自分にとって、ワカサギは長野まで遠征して釣るもの。
釣具店にもワカサギの道具はほとんど並んでおらず、
いわば北陸はワカサギ不毛の地でした。
そんな北陸で、石川県七尾市の多根ダムにワカサギが定着したとの情報をGET。
これまで年に1、2回の長野釣行ではレンタルタックルで済ませていたのですが、
「自宅から車で1時間、この距離なら通えるゼ!」と、専用タックルを一式揃えました。
天気がいい日を選んで、愛犬2匹を連れて出船です。

多根ダムのスタイルは、レンタルボートからの釣り。
ポイントの水深は7〜10m。初心者なので難しいことは考えず(考えられず)、
1m1gとして考えて、アピール重視で「四面オモリ カラーパック」の7〜10gをメインに使用しました。
仕掛けは「返し鈎 5本鈎」、扱いやすさ重視でハリ数の少ないものをセレクト。
糸付き鈎 玉付き金鈎」で底バリ追加して、ハリは全部で6本です。
紅サシ3匹、隣り合ったハリを頭とお尻に刺し、
チョキ、チョキ、チョキと真ん中でカットして準備完了!

多根ダムはいわゆる“デカサギ”がアベレージで、
R seriesの「VAR-FS275」(ピンク)と「VAR-F285」(ブルー)の穂先が
分かり易すぎるほど、気持ちよく震えます。
とはいえ、毎度鈴鳴りにヒットするほどイージーでもなく、
1匹1匹、大事に数を重ねていく釣りに。

お昼には一旦陸に上がり、現在人気・流行中の「ホットサンドメーカー」でワカサギ料理。
焦げ付かないように味付けと油としての仕事を兼ねてマヨネーズを使用した簡単3分クッキング!
トースト用の食パンサイズが、ワカサギ料理にジャストサイズ!
フタを閉じる構造により熱効率が良く、油も飛び散らず、
そのままひっくり返すことで両面が素早く焼けるので便利。
周辺に生えていたフキノトウも加え、ほろ苦つながりでお腹も満足。午後の部へ・・・。

食い渋る時間帯には、切り札の「MAXIMUM SPEC「VAR-MAX299」を投入。
さすがは大人気・入手困難の穂先、目視できるアタリが一気に増える!
しかし、竿が柔らかくなったせいか、必要以上に(?)アタリが見えてしまうせいか、
まぁ総じてウデが足りないわけですが、アタリがあっても掛からないケースが多発。
しかしそれは、「穂先延長アダプター(50mm)」をセットすることで、劇的に改善されました。
竿が長くなった分、フッキングパワーの伝達が良くなり、アワセが決まる。
わずか5cmのことでここまで変わるのかと、
初心者ながらにワカサギ釣りの奥深さを感じる釣行になりました。

この冬に定着が確認されたばかりというバージンレイク・石川県 多根ダム。
平日は、自分のボートだけで湖が貸切りだったりも・・・。
レンタルボート屋によれば、
(定着したばかりで読めないものの)4月中旬までは釣れるのではないかとのこと。
遠出しづらいご時世ですが、隣県の方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

[タックルデータ]
穂先: 公魚工房 ワカサギ穂先[ワークスリミテッド] -R series-「VAR-FS275」(ピンク)、「VAR-F285」(ブルー)
    公魚工房 ワカサギ穂先[ワークスリミテッド] -MAXIMUM SPEC- VAR-MAX299
ライン:ワカサギ専用PEライン イエローパープル) 0.15号
仕掛け:ワカサギ仕掛け 返し鈎 5本鈎 1.5号
    ワカサギ専用 四面オモリ [スイベルジョイント]カラーパック 7〜10g、
    ワカサギ糸付き鈎 玉付き金鈎
その他:公魚工房 ワークスリミテッド 穂先延長アダプター 50mm(VAAC-39)30mm(VAAC-34)
リール:クリスティアシリーズ(ダイワ)

(楽しすぎてあまり写真を撮っておらず、後日再訪して撮影した2日分の写真が混じっています。ご了承ください)

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。