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ソルトルアー 谷本 栄一

ニューアイテムを使って春アジング♪

4月に入り以前より告知のあった新発売の「アジングマスター エステル レッドアイ」が届いたので早速リールに巻きいざ出陣。行き先は私が大好きな石川県は能登の海です。

土曜日ということで、ポイントは多くのアングラーで賑わうことが予想されるため早目に家を出ましたが、既に一級ポイントは数名の方が陣取っています。少し離れたところに釣り座を設けました。実は早く出たのにはもう一つ理由があって、まだ明るいうちに新しく巻いた「レッドアイ」を使ってその特性を確認しておきたかったからです。

新しいラインを巻いて一投目というのはいつものことながら緊張しますね。狙い方はいつも通りジグヘッド単体にワームのセットです。タックルは、最近お気に入りのロッド「ワークスリミテッド SWフィネス XT-601RX」に「レッドアイ」のシリーズ最細号数である0.2号を巻いてあります。強度表示をご覧になればお分かりいただけると思いますが、従来のエステルラインと比べるとワンランク上の強度となっています。ですから同じ強度の物を使うならより細糸が使えるということ。1g以下の軽いリグを使用する時にこの差は大きいですね。

まずは1.0gのジグ単で軽くキャストしてみます。軽く投げたつもりがかなり沖まで飛んでしまいビックリ! 力が入り過ぎたのかと再度軽くキャストしますがやはり飛びます。まずはその遠投性能に驚きです。もちろん細糸を使っていますから当たり前なんですが、従来のエステルラインに比べてラインがしなやかでガイドに当たる抵抗が小さく感じます。このしなやかさは、リーダーを組む時の締め込みさからも分かります。

明るいうちはアタリもなく夕まずめの時間を迎えますが、周りでも殆ど釣れておらず時合いがないのかと悪い予感が脳裏をよぎります。こんな時はジタバタせずマテリアルチェックと、遠投・ボトム攻略用に用意した4S-610Sに「アジングマスター レッドアイ 0.25号」を巻いたタックルで少し投げ練してみます。1.5gのジグヘッドを付けて手前から徐々に飛距離を伸ばしていきます。

この時点で過去の最長不倒距離を更新していますが、更に2gに替えてキャストで遥か沖合に着水! これだけ飛べば向かい風が強くてもキャロは要らないんじゃないかと思わせるほどです。後は時合いが来るのを待つだけです。遠・近、表層・ボトムと色々探りますが周りもポツンポツンとあがってはいますが連発モードには突入してくれません。

夜も更けた頃に隣のアングラーがいきなり連発。見るとかなり遠投されています。そうなればこっちのものと4S-610Sに持ち替え沖目にキャストするとカウント5フォールで引っ手繰るようにバイト! やる気満々のアジが上がってきました。それからは怒涛のラッシュで次々と釣れてきます。



群れが離れている時間帯で他の皆さんが釣れない時も、私は飛距離のアドバンテージを活かして釣り止みません。私が日常的にやっている投げ釣りではよくあることなんですが飛距離が絶対有利となる場面があるということですね。それだけではなく、名前の通り「レッドアイ」は常夜灯などの光の下では見やすく、フォール中のライン止まりを目視で確認できて手感度以外に目感度でも合わせを入れられるメリットがあります。

お陰でこの日は思い通りの釣りができて釣果も満足できるものとなりました。今後はサイズアップを図っていきたいので、再び大好きな能登に通おうと思っています。

[タックルデータ]
ロッド: モーリスグラファイトワークス ワークスリミテッド SWフィネス 4S-610S
ライン: VARIVAS アジングマスター エステル[レッドアイ]0.25号
リーダー:VARIVAS ライトゲーム ショックリーダー[Tiフロロカーボン] 0.8号
ジグヘッド:1~2.5g

ロッド: モーリスグラファイトワークス ワークスリミテッド SWフィネス XT-601RX
ライン: VARIVAS アジングマスター エステル[レッドアイ]0.2号
リーダー:VARIVAS ライトゲーム ショックリーダー[Tiフロロカーボン] 0.6号
ジグヘッド:0.5~1.5g

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。