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鮎 山本高義

ダイワ鮎マスターズ全国決勝大会 準優勝

ダイワ鮎マスターズ全国決勝大会/平成24年8月25・26日/長良川 郡上漁協管内/晴れ

【当日の状況】
今年の長良川の水況は連日の晴天の影響もあり平水時より20~30cm位の渇水。水温も高く、鮎の姿は確認できるが追いは弱く全体的に厳しい状況であった。また、各試合のエリア(8つのエリア)は友釣り専用区の人気ポイントでもあるため、釣り人の数も多く残されたポイントをどのように攻略するかが釣果を伸ばすカギとなった。

【大会レポート】
大会初日、16名の参加者を1ブロック4名×4ブロックに分かれて予選リーグを行った。試合形式は各ブロック4名による総当りで、勝ち点が多い選手が2日目の決勝トーナメントの出場権を獲得する。また、決勝トーナメント進出者は次年度の全国大会シード権も与えられるため予選リーグ突破が各選手の第一目標である。

前夜祭で行われた抽選会で私はBブロックとなり、対戦相手の3名が決定。翌日の予選リーグに臨んだ。
結果は、1試合目は6-4、2試合目は11-5、3試合目は10-4で3戦全勝となり、結果的に昨年に続き予選リーグを突破することができたが、マンツーマン方式の各試合は最終戦まで勝ち上がり選手が決まらない等、さまざまなプレッシャーを感じながらの試合時間2時間はとても短く感じた。

大会も2日目、いよいよ準決勝である。対戦相手は昨年私とともに3位であった有岡選手。活性が低いせいか、お互い釣果が伸びず苦戦を強いられる。ピンポイントを引き釣り泳がせで攻めた前半戦とは正反対に後半はトロを泳がせ中心に攻めてみたが、なかなか掛からない時間が続く。終了間際に、反応があったものの結局水中バレで終了。ミスが多かったこともあり、試合終了直後は負けてしまったと思ったが、結果は6-5の1匹差で勝利。2回目の出場で初の決勝進出を決めることができた。

「2012ダイワ鮎マスターズ」の最終試合である瀬田選手との決勝戦では、準決勝以上の厳しい状況が待っていた。さまざまなポイントを攻めてみるが反応がなく前半戦を釣果なしで終了。エリア交替後間もなく待望の1匹目が掛かるが、バレてしまった。その後の残り時間、気持ちを切り替え最後まで諦めずに責め続けたが、1匹を掛けたのみで終了。後半戦開始早々の1匹を取れなかったことが最後まで響き、6-3で敗退したが、昨年の3位を上回る準優勝の成績が残せた事については満足している。次年に向けての課題が多く残った大会でもあった。次回はもう1段高い表彰台を目指して頑張りたい。

【鮎のサイズ】
13〜23cm

[使用タックル]
ロッド: 9m
天井糸: マックスパワーPE 0.6号 4.5m
水中糸: ハイブリッドメタマックス 0.05号 3.7m
上糸: エクセラ鮎 フロロ 0.3号 30cm
ツケ糸: エクセラ鮎 フロロ 0.3号 20cm
ハナカン: スポットハナカン 6mm
鈎: 914Z、Type3、Give 各7号 4本錨

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。