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鮎

[2012鮎釣果報告]その6

長野県 根羽川/平成24年7月16日/晴れ時々曇り
釣り人:山本高義

【釣果】
13〜17cm、27匹

【当日の状況】
静岡県内の各河川は雨の影響で竿を出せる河川がなかったため、遠方ではあったが釣友の紹介もあり出掛けてみた。川の状況は、平水より10cm高。水は綺麗であるが、石アカの状況は天候回復後間もないため十分ではなかった。 また、水温は17℃と低く、朝は低活性により苦戦を強いられた。それでも、日が射し始めた午前10時頃になると水温上昇とともにアユの姿も確認できるようになり、プチ入れ掛りになった時間帯もあった。午後になって場所移動を試みたが状況は好転せず、根羽川は私に微笑んでくれなかったが、よく考えればアユ釣りが出来る根羽川に感謝であった。

【ワンポイントアドバイス】
今回の釣行でも、良く歩いて場所移動を繰り返した。一ヶ所のポイントで粘るのも良いが、ポイントを探しながら移動すれば思わぬ釣果に恵まれる事も少なくない。川の状況、アユの反応などから、一定時間経過してもアユが掛からない場合は場所移動は必ずすべき。勇気を振り絞って動いてみよう。

【使用タックル】
ロッド: レクシード ヴォルティス SP早瀬85
天井糸: マックスパワーPE 0.6号 4.5m
水中糸: ハイブリッドメタマックス 0.04号 3.7m
上糸: エクセラ鮎 ツケ糸 フロロ 0.3号 30cm
ツケ糸: エクセラ鮎 ツケ糸 フロロ 0.3号 20cm
ハナカン: スポットハナカン 5.5mm
鈎: 914Z、Give 6.5号
錨・やなぎ: 4本錨

阿多古川(静岡県浜松市天竜区 天竜川支流)/平成24年7月21日/曇り時々雨
釣り人:山本高義

【釣果】
13〜21cm、32匹

【当日の状況】
静岡県西部地区において、回復が早い事で知られている阿多古川。当日の水況は、濁りはなくほぼ平水。石アカも残っており期待できる状況であったが、オトリ店主からは、ここ数日多くの釣り人に攻められ続けたため厳しいかもしれないとの前情報。
当日入川した場所は、西阿多古川と東阿多古川の合流点下流。川の様子や前情報から判断して、攻めるポイントは両岸のヘチや攻めにくい場所に決定。特にヘチを重点的に攻めながら300mの区間を探ってみた。最初の1匹を確保するために時間を要したが、その後はコンスタントに掛かり、川幅の狭い阿多古川では「ヴォルティス85」が威力を発揮。覆いかぶさる小枝を避けて数を稼いでくれた。また、途中では雨が降ったり止んだりと決して条件は良くなかったが元気なアユたちがほどほどに楽しませてくれた。

【ワンポイントアドバイス】
小河川では当然のことながら川幅が狭く、ポイントも限定される。私が、アユ釣りを覚えた杉川も阿多古川同様の小河川であったため、好きな河川の規模であるが意外と苦手な方も多いはず。折角の釣行、誰しも多くのアユを釣りたいと思うので、私が普段心掛けている小河川での数を稼ぐ考え方(川の見方)を2点ほど紹介しよう。
1. 小さなポイントも見逃さない。
木の下やアシ際などのヘチには追い気のあるアユが残っている可能性が高い。狙いにくいポイントこそ一級ポイント。
2. 段々瀬の落ち込みは必ずオトリを入れて反応を見る。
小場所の王道、段々瀬の落ち込みにいるアユは勝負が早い。反応があれば多少粘るのもコツ。いずれにしても、凝縮された川の流れのポイントを細分化して丁寧に探ることが釣果アップに繋がると考えている。そして、「こんな場所で…」と思うようなポイントを見つければ、後は応用することで数を稼ぐことが可能になるので是非とも丁寧な釣りをして小河川の釣りを楽しんでほしい。

【使用タックル】
ロッド: レクシード ヴォルティス SP早瀬85
天井糸: マックスパワーPE 0.6号 4.5m
水中糸: ハイブリッドメタマックス 0.04号 3.7m
上糸: エクセラ鮎 ツケ糸 フロロ 0.3号 30cm
ツケ糸: エクセラ鮎 ツケ糸 フロロ 0.3号 20cm
ハナカン: スポットハナカン 5.5mm
鈎: 914Z、Give 6.5号
錨・やなぎ: 4本錨

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