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鮎

[2012鮎釣果報告]その3

岐阜県 益田川/平成24年6月30日/オーナーカップ益田川予選/晴れ
釣り人:橋爪寛之

【釣果】
16〜20cm

【当日の状況】
夜にダムの放水を止めたため前日の川の状況が大きく変わり、私としては渇水状態に思えたが、実際は平水とのことだった。予選で入ったエリアも鮎が一番少ないエリアとのことでかなり厳しい戦いが予想された。

【ワンポイントアドバイス】
縄張りを持った鮎が少ないため群れ鮎狙いになる。石の色に特に気をつけてオトリに無理をさせず可能な限り自然に泳がす。鈎は、ギブのような超早掛けタイプを使い尻尾からハリスを長目に出し、尻尾を振らす様に心がけると良い。尻尾を振らない時は、鼻先にテンションを与えてやると良いと思う。鮎がハリ掛かりしたあと直ぐ竿を立ててしまうと水中バレや空中ブンカイしやすくなるので、竿を寝かせて鮎を下流に移動させるとしっかりハリ立ちしバラす事無く取り込める。

【使用タックル】
ロッド: レクシード ヴォルティス SP早瀬90
天井糸: マックスパワーPE 0.6号 4m
水中糸: HBメタマックス 0.04号 4m
上糸: 0.4号 50cm
ツケ糸: 0.3号 20cm
ハナカン: スポットハナカン 6.0mm
鈎: Give 4本錨 6.5号・7号

岐阜県 東白川村役場下流/平成24年7月1日/シマノ・ジャパンカップ中部C大会/曇りのち雨
釣り人:瀧下芳幸

【釣果】
14〜18cm、予選9匹・決勝10匹

【当日の状況】
解禁から一週間が経ち場荒れしている感じだが、大トロ、大岩、釣り難い段々瀬など変化にとんだ川相があり、そんな場所に潜む野鮎が動くと20cmを超す良型も数多く釣れると聞いた。当日は曇天で水温低く野鮎の活性は低かった。エリア内に200人の選手が入り、身動きの取れない状況でボーダーが9匹とは良く釣ってきたと思う。

【ワンポイントアドバイス】
前日の夕方に川を見たが全体的にどこでも釣れそうな場所が多いかわりに此処なら間違いないという場所は見てとれなかった。ただ良さそうな場所の石色は黒光りしていた。予選は前日気になった場所に入る事ができ、込み9匹の抽選残り。決勝は最後尾スタートだったが予選の釣り場と同じような流れに入る事ができた。黒光りしている石の近辺の薄黄色の川底で流れの走っている所を狙った。荒瀬で掛けた2匹目をやなぎ仕掛け7.5号-7号で身切れによるバラシだったので8号-7.5号に変えてからはバラシ無しの込み10匹の釣果。結果7位でセミファイナルを決める事が出来た。湖産系の鮎は追い気が強く居そうな所でフラフラと泳がせていると少しの変化やテリトリーに入った瞬間「ガッツーン」と追ってくるので「引き系の止める感じ泳がせ」が向いている。

【使用タックル】
ロッド: レクシード ヴォルティス SP早瀬90
天井糸: マックスパワーPE 0.6号 4m
水中糸: HBメタマックス 0.04号 5m
上糸: グランドステージあゆ フロロ 0.3号(編付け部のみダブルでチチワ)
ツケ糸: グランドステージあゆ フロロ 0.3号(0.3号で編付けハナカン回りに直結)
ハナカン: スポットハナカン 6.0mm
中糸: グランドステージあゆ フロロ 0.6号 27cm
錨鈎: Type2-7号 3本錨
やなぎ: 予選 2本やなぎ(7.5-7.0)・決勝 2本やなぎ(8-7.5)

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