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バス 高梨 洋平

プリスポーン桧原湖レポート

皆さんこんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。

前回、例年にない早さでの桧原湖シーズン開幕をお伝えしましたが、4月27日の開幕当初こそはその水温上昇、季節進行の早さから、今年はかなり早くプリスポーン期を経てスポーニングに入ってしまうのではないかと思っていましてが、開幕以降は帳尻を合わせてきたかのように不安定な天候となっており、強風が吹く日も多く、それにより湖全体の水が上下に東西南北にと入れ替わり、水温も一度下がってから停滞気味で、最近になってやっと開幕当初の10~12℃に戻ってきた感じです。
そのためバスの季節感も停滞気味。おかげで少し長くプリスポーンの釣りを楽しめそうです(笑)

釣り方的には、冷え込みの影響をあまり受けていない時や、強風による水の攪拌が起こっていない、もしくはそれが起こる直前等は、レーシングワカサギやシャッド、ミドスト等の表層~中層へバスを浮かせる釣り。
冷え込んだり水が攪拌されてバスが浮いて来ない、もしくは早い横方向への動きに追わない状況では、ライトキャロやジグヘッドのボトストが有効となります。


まだまだ日替わりですが、バスの意識が中層、表層に向いていれば小型ハードルアーで炸裂!
特にブラックウィドウ66L-T トリックシェイキーにヴァンガード3ポンドの組み合わせで使うレーシングワカサギのパターンのビッグフィッシュ捕獲能力は今年も健在。
過去に何度も書いていてしつこいようですが(笑)この手の釣りで重要なのは、遠投性能、ラインスラックの処理、そしてフッキング。
トリックシェイキーが持つ、6’6”という遠投性能を持ちながら小ワザも効かせ易く、ラインスラックも操りやすい長さと、シャープなフッキングが可能な程よい硬さ。(小型ハードベイトでは、この「程よい」が大事です)
加えて伸びが少ない硬いフロロカーボンラインであるヴァンガードは、ラインスラックが出ている状態からのフッキング性能をさらに向上させ、3ポンドという細さで遠投性能にも大きく貢献します。
よく、レーシングやシャッド等の小型のハードルアーで3ポンドを使うのが怖くないかと質問を受けます。しかし昨年からヴァンガード3ポンドを使ったレーシングやシャッドで、相当数のバスを掛けていて50cmや40後半といったビッグフィッシュもキャッチして来ましたが、ラインブレイクは一度たりともありません。
キャスト切れについても、重めのシャッドを投げた時に1回はあったかな?程度です。


バスが浮いて来ない、または早い横方向の動きに追わない時はライトキャロ、ジグヘッドボトストの出番!
ライトキャロに使うロッドは、張りが強いソリッドティップモデルであるブラックウィドウ62UL-S マイクロマイスター。
1~4mといった浅いレンジでライトキャロを扱う場合は、ディープでやるそれと違い、とにかくコツコツゴツゴツと、岩や砂利、枝によく引っかかります。この場合、柔らか過ぎるロッドを使ってしまうと、引っかかり過ぎて綺麗にズル引きでなくなります。
そのため、浅いレンジで使う春のライトキャロには、ソリッドティップでありながら張りがあるマイクロマイスターのようなロッドが絶対的に有利です。
また、それだけ岩や砂利に擦れる事が多いですから、使うラインに関しても耐摩耗性能が高いヴァンガードを使っています。


ジグヘッドは相変わらず「フッキングマスタージグヘッド」
こちらもしつこいようですが(笑)
2ポンドクラスのライトラインを使用するジグヘッドの釣りにおいて、細軸で軽い力でも簡単にフッキングができるフッキングマスタージグヘッドは、対スモールマウス攻略において絶対的な武器です。
スモールマウスは口も硬いですからね!

桧原湖春爆も、まだまだこれからです!
皆さん是非遊びに来て下さいね!

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