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バス 高梨 洋平

桧原湖シーズン開幕!

皆さんこんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。
4月27日から桧原湖に浮いておりますが、早くも桧原湖シーズンが開幕しております!


例年ですと、JB禁止エリアであるいかり潟周辺を除いた本湖では(いかり潟周辺は桧原湖の中でも早く春が訪れます)シャローに差して来たバスが釣れ始めるのは5月頭~10日前後で、それと同時に桧原湖シーズンが開幕します。
しかし今年は湖の解氷、解氷後の水温上昇、共に早く、すでに多くのバスがシャローに差して来ています。桧原湖に通い始めて7年目ですが、これだけ春の訪れが早い年は始めてです。
僕のイメージとしては4月27日の時点で、既に例年の5月中旬頃のようなフィールドコンディションです。
そのため、例年であればバスがシャローに差して来る順番も、ある程度大型の個体から始まり、遅れて中、小型が差して来るのが大まかな流れですが、今年の場合は例年にない暖かさによって大型から小型までが一斉に差して来た感があり、まだ4月とはいえ、既にシャローは大型から小型までが混在しています。
従って、通常は「釣れればデカい」「難しいけど、ハメればグッドサイズが連発」というのが早春のイメージですが、混在している中~小型の活性が高く、それらのバスが先にルアーにバイトしてしまうため、そんな早春ならではの状況にはなりづらくなっています。
だからこそ、大型の個体を狙って釣る、もしくは数を釣る中で混ぜる確立を上げるためには、その日その時の状況下で的確にエリア、スポットを選択し、大型の個体がどのようなポジショニングをしていて、それに対してどうアプローチするかがより重要になっています。(どんな時でもバスフィッシングはそういうものですが 笑)
ちなみに、僕が言う桧原湖での「大型」とは、1kg 42~43cmを超えるスモールマウスを指します。

それではここからシーズン開幕から好調な釣りをご紹介します。
まず、圧倒的に釣っているのは定番のレーシングワカサギやシャッドといった小型プラグで、ブラックウィドウ66L-T「トリックシェイキー」にヴァンガード3ポンドを組んだタックルです。


サスペンドシャッドや、特にラインスラックが多く出るレーシングワカサギの釣りにおいて重要なのが、バイトを感知する感度と、ラインスラックが出ている状態から瞬発的にフッキングを決めるためのある程度の硬さとパワーです。柔らか過ぎては瞬発的なフッキングはできないし、あまり硬過ぎ、張りがあり過ぎると、小型プラグを使用している時は特に、掛かりが浅い時に口切れ等によるバラシが増えてしまいます。
その点、トリックシェイキーは高感度であり、ある程度の張り、硬さがありながらもトルクも併せ持っているため、このような釣りには最適なロッドです。
これに硬く伸びが少ないフロロカーボンであるヴァンガードを組み合わせれば、更に感度が上がり、瞬発的なフッキングをする上でもプラスになります。

続けて、春のスモールマウス攻略でこちらも定番であるのが、ハドルフライ等を使ったジグヘッドのミドストです。

2~2.5ポンドといったライトライン(ヴァンガード)を使用する、対スモールマウスのミドストでは、使うジグヘッドは昔から「フッキングマスタージグヘッド」が絶対です!
でここまで細軸でフックポイントが鋭いジグヘッドは、僕が知る限りでは唯一無二。
ライトラインでの弱いフッキングパワーでも、確実にバスの顎を貫通してくれます。僕がハドルフライ2.5インチにセットするのは「フッキングマスターインチジグヘッド #4」です。


上記のようなバスを浮かせる釣り、または横方向に泳がせる釣りで反応がない場合は、ブラックウィドウ62UL-Sを使ったライトキャロ等をでボトムを這わせます。

ハドルフライ2.5インチにフッキングマスターライトクラス#3のライトキャロでキャッチしたバス。プリスポーンのスモールマウスをこういった底物で釣る場合は甘噛みが多発するので、根掛りが多い等の理由でオフセットフックを使用する時は、やや大きめのフックセレクトをします。

濁り水が流れ込むインレット周辺では、ブラックウィドウ65L-T「マルチフィネス」を使った108ミリのジャークベイトでもグッドサイズをキャッチできました!
ラインはヴァンガード10ポンドです。



例年より早くスタートした2014桧原湖シーズン。
これから2~3週間程度はプリスポーン。5月末、6月頭になるとミッドスポーンとなり、狙いはポスト~アフターへと切り替わります。
これからもこちらのレポートに情報やタックル等を書かせて頂きますので、参考にして頂けたら幸いです。
皆さん、是非桧原湖に遊びに来て下さい!
僕のガイドのよろしくお願い致します。

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