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バス 高梨洋平

TOP50 桧原湖戦 プラクティス

こんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。

先日8月30日~9月1日までTOP50桧原湖戦が開催され、今年も藤木さんのプラのお手伝いをさせて頂きました。
試合2日目には、ベースを揃えてからキッカーを獲りに行く理想的な試合運びで短日3位!
最終日こそリミットにあと1本足らずに非常に惜しかったですが、毎年一緒に釣りをさせて頂いて、いつも勉強になり、流石だなー・・・と感じます。



( ↑ 藤木さんのブログ「Purple Stream」から拝借 ↑ )
 
 
さて、ここ最近の桧原湖の状況ですが、TOP50の前々週までは多くのバスが6mより浅いウィードにベイトが居るエリアにストックされており、それらのバスをネコリグやライトキャロ等でウィードより上に浮かせて釣る事により、良い釣果が出ていました。
しかしTOP50前週になり、ウィードに居たバスが一斉にそこから抜けて、何もないディープフラットでベイトを追って激浮きサスペンド泳ぎまくり状態となりました。
この時は僕も含めて多くの桧原湖ローカルプロ達も苦戦しました。
ハンプやバンク等の地形的、ストラクチャー的要素がある場合は別として、フラットに新しく入ってきたばかりの魚は口を使いづらく、そいつらをしっかり狙って釣れるようになるには若干のタイムラグがあるからです。
 



 
ライトキャロの浮かせ釣りで釣ったバス達。最近はライトキャロではもっぱら、ブラックウィドウ 62UL-Sを使用しています。一般的にライトキャロの場合、長いリーダーがある関係でロングロッドが使われる事が多いのですが、感度と取り回しの良さを考えて、僕はロングロッドはあまり使いません。その点、この62UL-Sはその長さとテーパー、ティップの入り具合等、総合的に見てライトキャロをオールマイティーに使うのに非常に優れたロッドです。
ルアーは言わずと知れたジャバスティック 3インチにインチフックラージの定番の組み合わせです。

そして迎えたTOP50桧原湖戦。秋へと移行を始めた湖の状況は落ち着きを見せ、フラットに新たに入ってきた魚も口を使い始め、結果的に桧原湖らしいよく釣れた試合となりました。

TOP50戦が終わった1週間後の今週。今回は特にフラットを重点的にやってきました。結果は、特別デカいバスこそ釣れませんでしたが、トーナメントで鍵となる600~800gといったナイスサイズは良く釣れました。
今回もやはり浮いている魚がキーで、そいつらを上手く喰わせるとナイスサイズです。
ここで使うのは超ライトリグ(笑)
1~2ポンドラインを使ったネコリグとダウンショットです。

これはセクシーアンクル2.5インチのネコリグフィッシュ。使うフックはデスロック#2。#3ではフッキングに少々難があり、#1ではルアーに対するフックのサイズが大き過ぎるので、#2をメインに使っています。
 

 
こちらはガルプ1インチミノーのダウンショット。流石にこのルアーサイズになるとデスロックでもちょっと大き過ぎるので、今回はフライのフローティングニンフ用フック、IWI T-2000を使ってみました。
 

 
まだそんなに使い込んでいる訳ではありませんが、今のところかなり使えそうです。
このフックでフッキングするとかなりの確率で写真の位置、上顎の少し奥に刺さります。ここにフッキングすると、そう簡単にはバレません。
ただ、1~2ポンドラインで口の奥にフッキングすると心配なのは、歯でラインが傷つく事で起こるラインブレイクですが、これは意外と心配ありません。超ライトラインでは必然的に無理せず慎重にファイトする事が求められますが、それによって細いラインがスモールマウスの長い歯と歯の間にホールドされ、あまり歯にズリズリとされることなくランディングに持ち込めるからです。逆に、2.5ポンドラインでも無理をしたら歯にホールドされた状態を維持できず、「ズリっ」っと横方向にラインが擦れてかなり傷ついてしまいます。
どんなにゆっくりファイトしても多少の傷はつく事がありますが、そこは強いラインを使えば大丈夫です。
 

 
1~1.5ポンドラインはこの、エリアマスターリミデッドを使っています。今シーズン、まだ一度も切られていません。傷付きづらく、傷付いてからも強いです。
 
話がそれましたが、これからは同じフライフックのIWI M-2000も試してみて、使い分けを見つけたいですね!!!
 

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。