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バス 柳浦秀貴

JB旭川ダム年間2位でフィニッシュ!

皆様こんにちは、フィールドスタッフ柳浦です。
私がメインに戦っております「JB旭川ダムシリーズ」の全日程が終了しました。
今シーズンは第1戦14位、第2戦6位、第3戦8位、最終戦20位と、お立ち台は無かったものの年間2位と上位でフィニッシュする事が出来ました。

しかし、2回目の年間タイトル獲得を目前にして達成できなかった悔しさも大きいです。
この悔しさは11月のバスプロ選手権にぶつけたいと思います。

さて、今回は今シーズンのJB旭川ダムシリーズを簡単に振り返ってみたいと思います。

第1戦・5月12日
前日のプラクティスではスポーニングエリアの立ち木をテキサスリグ &
モスキートヘビーガードとボディーショット2.5gを使用したスピードネコを軸にプラを進めました。
明日、釣るべきグッドサイズがバイトしてしまいましたが試合でやるべき事は決まりました。

リグはノガレス・モスキートヘビーガード#1/0にノガレス・ボディーショット2.5gを使用したスピードネコ!
ラインはカバーに絡めての使用を考慮してヴァンガード  7ポンドをチョイス。

試合ではプラで釣ったバスをヒントに終始一貫カバー撃ち。
こうなるとバリバスのニューライン・ヴァンガードの出番です!立ち木やレイダウン、浮きゴミにリグをねじ込んでいくので傷の入りにくい硬くて強いラインが必要となるわけです。
そして貴重な貴重な1本をゴミ下から引きずり出しました!

使用したのはキッカーバグ3.5インチの7gテキサスリグ。
ラインは、ヴァンガードの12ポンドです。
キッカーバグ3.5インチには通常、フッキングマスター・ヘビーワイドの1/0を使用していますが
浮きゴミに対する貫通の良さからフッキングマスター・ヘビークラスの2/0に変更して使用しました。
カバー撃ちはテンポ良く撃ち続けるリズムが非常に大切。
小さな事ですが今回のようなタフな大会では釣果の差となって現れますよ。

677gの貴重な1本をウェイインし14位。
ウェイイン率30%と非常にタフな試合でした。

第2戦・6月2日
詳しくは6月のフィールドレポート『JB旭川ダム第2戦参戦レポート』に掲載した通りです。

結果1697gで6位。
当日の状況変化に対応でき貴重な50UPを獲る事ができました。
このバスを連れてきた使用タックルは第1戦のプラクティスでも活躍したボディーショット2.5gを使用したスピードネコ!

ロッド:ブラックウィドウ・マルチフィネス65L
リール:レボLTX
ライン:バリバス・ヴァンガード 7ポンド
フック:ノガレス・ワイルドモスキート#1/0
シンカー:ノガレス・ボディーショット2.5g
ルアー:セクシーアンクル5.5インチ

このリグにベストマッチのロッドがブラックウィドウ・マルチフィネス65L!
今回の様な立ち木やレイダウンでもティップに適度な張りがあり根掛かりはほぼ無し!
魚を掛けてからもXコンポジットの効果でバスに主導権を与えず50UPの強烈な突っ込みも交わす事ができました。
また今回の様なカバーゲームには、やはりヴァンガードがオススメ。必ず満足して頂けると思います。

第3戦・7月14日
6月から減水が進み、カバーがほぼ無くなった旭川ダム。
水温も上がり岩盤エリアやディープが良くなってくる季節です。
プラクティスでも岩盤エリアでコンスタントにキーパーサイズが釣れていました。
今回も状況は厳しくキッカーサイズを狙って入れる事が難しい感じでした。

そしてこのキーパーパターンで活躍したロッドがブラックウィドウ・マイクロマスター62UL-S!!
ソリッドティップ搭載で、バスがバイトした際、違和感を感じずバイト時間が長いのが強みです。

そして試合当日。
今回のキーは水通しの良い岩盤岬でのネコリグ。
このプラクティスでのパターンを押し通し、スタート1時間でリミットメイク。


写真提供:貝原様

ビッグフィッシュとの入れ替えを狙って上流域に移動するも100g単位の入れ替えが2回のみ。
ウエイトは1034gで8位という結果でした。

今回の魚、全てをこのマイクロマイスター62UL-SにセットしたネコリグでGET。
バイトを弾かずフッキングも抜群ですが、これにはタックルバランスが非常に重要となります。
今回、使用したラインが、ガノア・アブソルート4ポンド。
通常、岩盤との擦れを考慮し5ポンドを使用したいところですが、そこは絶大の信頼をよせるアブソルート。
極限まで細く・・・という事で4ポンドまで落とし操作性を上げました。
また、高感度で伸びの少ないアブソルートを使用する事で、フッキングパワーをダイレクトに伝える事が出来ます。
ラインによるフッキングパワーのロスが少ないという事はロッドを通常よりワンランク柔らかい物に出来るという事。
こうなるとラインの細さとの相乗効果でルアーの繊細な操作が可能となり、食わせの要素が格段にアップするのです。
このセッティングでマッチするのが先ほど述べましたブラックウィドウ・マイクロマイスター62UL-S!
是非一度このセッティングを試してみてくださいね。


写真提供:貝原様

ロッド:モーリス ブラックウィドウ・マイクロマイスター62UL-S
リール:イグニス2506C
ライン:バリバス ガノア・アブソルート 4ポンド
ルアー:セクシーアンクル4” 1/32ozネコリグ
フック:ノガレス・モスキートダブルガード #0

そして最終戦
前回8位だった事で年間成績は暫定2位。1位との差は僅か1ポイント。
今回上位入賞すれば年間タイトルはほぼ確定。
気合いをいれての最終戦となりました。

プラクティスでは夏の定番、上流エリアのチェックに時間を割きましたが例年に比べ魚が少ない。
ならば得意な中流域で勝負と決め、当日を迎えました。

前週のチャプター戦で仕留めた50UPの1600g!

ブラックウィドウ・ワイルドクルーザー71Hにゴブリンヘッドジグ1/2oz+ダッドカット3インチ。
岩盤エリアで岩とのコンタクトを考えラインはヴァンガード12ポンド。
この中流、岩盤パターンですが直前プラではサイズが下がりキーパー場となっていました。


写真提供:貝原様

朝のフライト抽選は、なんと1番。
実は前日プラで上流エリアでも良いバイトを得ていて
フライトがよければ朝の1時間をそのエリアに費やしてみようと決めていました。

そして予定通り、朝一は上流。
今回のメインはフットボールジグ。

予想的中で開始早々、いきなりのビッグバイトでしたが
フットボールジグの泣き所、ジャンプ一発でサヨウナラでした。
「逃がした魚は大きい」といいますが貴重な貴重な1キロクラスでした。
そして予定の1時間。
220gのキーパーをフットボールジグで追加したのみで中流域へ。


写真提供:貝原様

ここでは岩盤のフットボールパターンが生きていて何とかリミット達成。
上流に上がりつつ入れ替えを行いますがキッカーは入らず終了。

結果883gで20位。

年間暫定1位の選手が600g台だったので「年間優勝はもらった~!」と一瞬喜んだのもつかの間。
年間3位だった小林プロが最終戦トップウエイトで優勝。
獲得ポイントの一気に上がり、逆転年間優勝されてしまいました。
結果、年間成績2位でフィニッシュ!
悔しいですが15ポイントも放されては完敗です。
最後に快進撃を見せ付けられた小林プロに心から敬意を表したいと思います。

来年度、また年間タイトル争いに加われるように頑張ります。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。