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バス 高梨洋平

桧原湖 2013年シーズン 6月編

こんにちは。桧原湖の高梨です。
前回に引き続き、6月編です。
 
6月の桧原湖は基本スポーニング真っ只中。下旬になるとネストのバスも少なくなります。
そんな6月ですが、今年はネストのバスを一切狙わず、半プリ、ポスト、アフターのバスのみを狙ってきました。
 
まず月の頭に最初に半プリ狙いで炸裂したのが、またしてもブラックウィドウTS66L‐Tにレーシングワカサギ、ヴァンガード3ポンドのセッティングでした。この時はレーシングDDSを結構沈めてデッドスローに使いました。前回も書きましたが、特に今回のようにI字系のルアーを沈めてデッドスローに、ラインスラッグを出して釣る場合、フッキングを決めるためと操作性を維持するため、66L‐Tにヴァンガード3ポンドのセッティングが絶対です。
 
このレーシングDDSをメインに、バスの反応やポジションをみながらフローティングのレーシング、そしてフッキングマスタージグヘッドを使ったハドルフライのミドストで1kgクラスを連発し、連日5本5kgをクリアしました。
 

 
同じ頃、アフターのバスでハメたのがデビルリッパーカレカ。桧原湖で使うには少々強烈過ぎる印象のルアーですが、これがまた炸裂。1kgクラスが我を忘れて爆裂バイトしてきました。ロッドはAD68M‐T。リップがなく抵抗が軽いカレカをリッピングする場合、あまり硬すぎるロッドはリッピングが決め辛いため、この68M‐Tが適任でした。
 

 
翌週、10日前後にはジンクススーパーブレードが炸裂。まだウィードが生え始め程度のフラットの中層に大量のエビが浮き始め、そのエビを狙って一緒に浮いているバスに対してジンクスのカーブフォールでエビの群れを直撃させ、そこでリアクションで食わせる釣り方でした。
ここでも使用したのはAD68M‐T。スモール狙いのスピナーベイトの使い方として一般的に良く知られる速巻きではなく、小ワザを効かせながらのカーブフォールとスローロールなので、68M‐Tの操作性が一役買いました。
 

 
この68M‐T、ほかにもバイブレーション、ルドラ等のビッグミノーにも使いましたが、とにかく適合範囲が広く、いろんなハードルアーの釣りにマッチします。しかも全てに対して「おおむね良い」ではなく、高次元で適応するため、ベイトロッドの軸としてかなり活躍しています。一度このロッドを手に取り、いろんなルアーをキャストしてみる事をオススメします。結構驚きます。
 
 
そして中旬15日前後には、モスキートダブルガードを使ったイールクローラー、ヴェインのネコリグが爆裂。700g~1kgクラス、サイズにして40cm前後のスモールが1日で20本近く釣れるという炸裂っぷりで、5本4000g~4500gを3セット。
断じてネストのバスではありませんからね!(笑)
 


 
イールクローラー、ヴェイン共に5.5インチにはブラックウィドウTS66L‐T。それ以下のサイズにはMM62UL‐S。ラインはヴァンガード3ポンドに、フックはモスキートWガード#1~#1/0。小さい方にはマイクロモスキート#1。この頃からウィードが伸び始め、それを狙った釣りになってきたため、ウィードレス性能が高い上、ライトライン使用時でもフッキング性能が極めて高いモスキートWガードとマイクロモスキートが大きな武器になるのは言うまでもありません。
 



 
最後に下旬になると、ネコリグへの反応は依然良好なものの、5.5インチ等のサイズには次第に口を使い辛くなってきて、4インチ前後のヴェイン等の細身のストレートワームがメインとなり、ネコリグの他にダウンショットの登場機会も増えてきました。ネコリグのみならずダウンショットでも、ウィードの釣りではマイクロモスキートが活躍します。これほど軽量でガードが付いているフックはほかにありません。スモールマウスのウィードの釣りでは、軽量フックは絶対の武器です。
 



 
以上、2013年春、5~6月の桧原湖まとめでした。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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