バス 井上 太

NBCチャプター池原 第4戦 “IMAKATSU CUP” 8月12日

皆さん、こんにちは! 池原ガイドサービス“BOTTOM CONTACT”& “Nogales フィールドテスター”の井上 太です!

さて今回は、まだまだ残暑厳しい最中のお盆休み真っ只中に、息つく間もなく8月12日に開催された、第4戦“IMAKATSU CUP”、での模様をお伝えしたいと思います。前回の大会から約3週間が経過し、シャローを回遊するバスの群れもめっきり姿を消してしまった。湖の水位は日々の減水傾向、まとまった降雨量もなく、インレット流入もなく、表層水温も上がる一方だった(30℃超え)。それどころか、水質の悪化が顕著に現れ出し、各所ではアオコ粒子が発生し始めていた。

現地入りからの3日間のプラクティスでは、予定しているメインパターンを一切触らず、サブパターンを探すことに注力をした。

3日間のショートプラ(4h/day)で得た情報を元に、消去法でパターンを絞り、唯一可能性があったのが、白川筋上流域での頻繁に起こっているボイル打ちだった。このボイルは既に何週間も続いていたため、気付いていた選手は多かったと思われるが…。ただし、大会当日のフライト順次第では、白川上流は除外する事も念頭に置きながら、小型のトップウォータープラグ数種類を準備し、さらにチューニング&あわび仕様にデフォルメして備えていた。

大会当日を向え、レンタルボート業務の出船案内等をこなしてから大会会場である“Y企画”へと向った。フライト抽選は不運にも最終組の43番だったため、白川筋上流へと向うことは断念! ちょっと、気になる不安要素もあって、大会会場付近(出島水中島対岸)のワンドから実釣開始した。その後直ぐに、不安要素的中! お腹がゴロゴロ・ピーと鳴り始めた。

既に、スタート開始より30分が経過していた事もあって、全開でボートを走らせ桟橋へと向かい、駆け込みトイレへ…大幅なロスタイムとはなってしまったが、気を取り直し、再び、実釣開始! その際、ワンド内真ん中付近に存在する隠れ水中立ち木を探っては見たものの、今回は反応無し! ショアラインをサイトしながら、“ジャバロンスーパーリアル 150”の高速巻きに、通算3尾の50cmUPがチェイスする姿を確認出来たので、軽くフォローを入れて行くも、反応を得る事は出来なかった。

次に向った先は、ダムサイド周辺エリアと呼ばれている、平成の森半島・南ワンド内の通称:クリスマスツリー。池原ダム湖内においても有数な立ち木の大場所でもある。が…幸いな事に、未だ水面下に位置し、その情報をきっちりと把握していなければ、ピンで入れないスポット! そこでの第1投目からラインが走った! 大物サイズの予感が…アワセは決まった! と思い込んでいたものの、強烈なバスのトルクにドラグは出て&鳴りっ放し…その直後、フッ!と軽くなってしまった。前回の大会同様に、またしても初っ端のドラグ調整のミス…何をしているのやら…。

慌てて&気を取り直してからの第2投目、またしても、ビックフィッシュを予感させるアタリが、今度はフッキングが決まり! 数分間のやりとりを行ったが…枝っぷりのいい立ち木群に突っ込まれ&巻き付けられ、バスだけが外れての根掛り“木化け”となる。この後、ショックの余り、やや放心状態に陥っていた。が…そんな事も言ってられない。未だ0尾。

この場所を潔く諦め、次に向った先は、大瀬小ワンド・ベイマウス部のこちらも、池原では1~2位を争う大場所の超有名立ち木群。ここでも、1投目から会心のアタリが…数分後のやり取り中、何度も立ち木の枝に絡まっていたが、何とかかわして行き、ランティング成功! まずは、1尾キャッチ! しかも、余裕の50cmUPサイズ!

続いての2投目、またしてもアタリが…こちらも、数分のやりとりに費やしてしまったが、何とか、ランティングに成功! これで、50cmUPサイズ×2尾目!

この後、3尾目は無い!と判断し、その他に温存していた同条件の水中立ち木にアプローチを仕掛けるも、反応は無く、先程のバラシ癖が付いた南ワンドの立ち木へ入り直し…これまた、1投目でラインが走り、今度は渾身の力でパワフルフッキングが決まった! ランティングにも無事に成功し!人目もはばかることなく、雄叫びをあげた!

この3尾で、今自分が叩き出せるMAXウエイトを出せた事を確信し、本日の釣りは終了! 時は、未だ10時頃だったと思う…。そこからは、バスの介護に全力を降り注いだ。池原唯一の大滝“月谷ワンド”でもインレットはチョロチョロ。少し、上流の二連滝でもチョロチョロ…挙句に、坂本スロープ対岸に位置する奥の谷ワンド内にある滝壺まで無駄にも大移動し、釣りをしていた先行ボートが去るのを待った上で、その場を独占し、水汲み&介護に勤しんでいた。その時間、約2時間…。

長い時間が経過し、帰着時間となる12:30~13:00に対し、12:15に大会会場である“Y企画”桟橋へと到着。ライブウェルを回すと、30℃の表層水温の水が混入してしまうので、ライブウェルは回さず、ブクブク&O2W(固形酸素)等にて措置し、そして、ただひらすら祈りながら、ウエィインのスタートを待ち侘びていた。

そして、待ちに待ったウエィイン開始! 1番乗りで検量し、ペナも無く、一発合格。5,830g! 自身、過去最高ウエイトをマークした!

その結果、2位と2kg近く差をつけて“優勝”を勝ち取ることが出来ました! これで、「チャプター池原戦お初となった前人未到の3試合連続優勝 祝V3達成!」と、各選手&関係者から激励を受けました! 感無量です!

最後に今回の釣り方(ファクター)についての解説。アイソレート + インビジブル + ボディーウォーターに絡むカレント + サーモクライン + ウグイの群れetc…などの複合条件を兼ね備えていたことと、連日のハイプレッシャー繁忙期の為、人(ボート)が移動するであろうという読み。沖に張り出した岬上の枝っぷりの良い水面下に位置する隠れ水中立ち木のピンに対し、サーモクラインの変温層の水深約7~9mレンジを意識してノーシンカーワッキーリグを立ち木の幹に沿ってフォールさせて行く釣法。肝はノーシンカーワッキーリグをカレントに乗せて、バスがサスペンド状態で中層に浮いて居るであろう縦スト、且つサーモクラインの変温層(7~9m)に届けること。

あとは、ラインテンションを掛け無い完全なフリーフォール。水深が深くなればなる程に水圧が掛かる事によっての自発的アクション(ウネウネと振動する)。

[タックルデータ]
ロッド:パワーフィネスロッド:69M スピニング
ライン:PE 0.6号 + ショックリーダー 1.7号
ルアー:プロストレート 5inch(高比重type)ライトグリーンパンプキンペッパー…ノーシンカーワッキーリグ
フック:Nogales ループモスキート #1/0

※今回、本戦では使用する機会はなかったのですが、イールクローラー 9inchスリム(IMAKATSU)を用いた、Nogales ループモスキート #2/0+Nogales TGグレネードシンカー クイックチェンジャー 1.2gコンボの“スルーワッキーリグ”も活躍していました!

前回のレポートにもありましたが、今回、3日間でのメインリグは前述したこのリグだったのです。ということで、“ループモスキート”を使用していた理由は・・・まさに、クイックチェンジャーだったのです! 僕のスピニングタックルの全てがPEライン仕様になっており、ショックリーダーの長さは40~50cm程度なので、フックを結び換える度にショックリーダーが短くなってしまうことがNG。ましてや、PEラインとショックリーダーを結ぶことはもっと手間が掛かってしまう。そういった意味で、“クイックチェンジャー”というシステムは魅力のひとつでもあります。“スルーワッキーリグ”(ジグヘッドワッキーリグ改) or ノーシンカーワッキーリグが瞬時にリセット可能! そして、今回では、“ヘビーワイヤー(ステルス)ダブルガード”! まるで、ジャングルのような立ち木群のハードカバーに躊躇無く放り込めることが最大のアドバンテージ! バスをキャッチしたポイントは、池原ダム湖において唯一の大場所であるため、タイトに攻めるアングラーも多く、枝に引っ掛けたラインの残骸がまるで蜘蛛の巣の様に張り巡らされている。通称:クリスマスツリーたる由縁は飾り付け(装飾が)が多いためである。

今回、50cmUP×3尾のバスを手中に収めることに成功したのですが、フック交換はせずにそのまま使用しておりました! “ヘビーフック採用”と言う事もあり、ニードルポイントがヘタルこともありませんでした! 当然、ゼロフリクションコートも魅力のひとつです!

お礼&ご挨拶
この度は、モーリスの佐藤さんに当日必要なフックを大至急で提供していただいたのですが、見事にそのフックが大活躍し、優勝する事が出来ました! また、この場をお借りして、何時も支えて下さっている各メーカー関係者様、そして、快く大会に出場させてくれ、応援&サポートしてくれているトボトスロープスタッフの皆様方に心より感謝を致します。有難う御座いました。今後共、宜しくお願い申し上げます。

そして最後に…最後までご朗読頂きました方々へ、長文でのお付き合い、有難う御座いました! 感謝致します。今回の戦略として、「何故? ノーシンカーワッキーリグなの? しかも、水深9mなんて…」と言った数多くのご質問をお受け致しました! 何故? それは、僕がその昔、一世風靡したセンコー(Gary Yamamoto)使い手の一人だったからなのです!(まるで、“風間の小次郎”見たい…笑) そして、前回大会の前日プラでの、非公認ながらも65cmをキャッチしていたパターンだったのです!

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