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ソルトルアー 城間敏

沖縄 ケラマ堆トローリング

今年4月頃からケラマ堆で次々とカジキが釣れており
今回はアベレージサイズ50kgを目標にカジキ釣りに挑みました。
めざすはケラマ堆。那覇市より約40km、慶良間諸島の南付近にあり
これまで多くのアングラーがカジキを釣り上げている実績ポイントです。


7月14日曇り AM5:00 薄暗い中、宜野湾マリーナよりケラマ堆に向け出船。

1時間程でポイントに入り、まずはアウトリガー、ショートともに
ライトとレフトの2本ずつ、センター・ハイとローの2本で
計6本のルアーを流し、とても忙しいトローリングとなりそうです。
センター・ハイに何やら鳥が?
ティーザーを取り付けてある為水しぶきが上がり、
それを魚だと勘違いしたのでしょうか? ティーザーに猛アタック!
その後鳥が去っていき…

AM9:30 センター・ハイにヒット!
魚がルアーに食いつき、ジャンプ
またもやジャンプ。
久しぶりのトローリンングで最初に楽しませてくれたのが
6kg程の小型のサワラでした。
まあ小型とはいえ幸先のいいスタートです。

その後いろんなルアーに交換するが反応なし。
それでは、と久しぶりに取り出したのが20年程前に作った自作ルアーです。


当時、このルアーでカジキを釣り上げても
「バカ デカ ルアー」などと皆の反応は悪く、
又、紫外線反応で作ったルアーと説明しても
ケイムラ自体が世間に浸透しておらず、
誰も相手にしてくれなかったものの
サワラ、マグロ、カジキからは大絶賛でした。

ルアーを流し始め20分を経過しただろうか?
自作ルアーの後ろにデカイ黒い影。
ルアーを見定めているのか? 止まっている様だ。
動きがあった次の瞬間、「キター!行け!喰え!」と念ずるも
ルアーを喰う目前で、カジキは顔を見せ、右に旋回。

目の前で見るカジキはさらにでかく豪快である。

そのとき、別のルアーにヒット。
「ヒット!ヒット!」の掛け声で残り5本のルアーを回収。
リールのスプールを見るとラインが軽々500mは出ている。
ファイティングチェアーに座り戦闘開始。

遠くのほうでカジキがジャンプを繰り返している。
そのたびにラインのテンションが弱くなり、フルスピードでラインを巻き取る。
あっと言う間に300mは巻いただろうか?
ここからが勝負である。

がんがんポンピングでカジキを寄せ付け、難なくランディング。
25分程の戦いで仕留めた獲物は、おおよそ80kgのクロカワカジキでした

写真を撮る暇も無く15分で解体作業。
下の写真は今回のヒットルアー。去年・今年と、ダントツのヒット率を誇ります。

また、カジキが一気にラインを持っていくので
スムーズにラインが出て行くよう助けになるのが「PEにシュッ!」。
今回も大助かりでした。
これから沖縄では、200kgクラスが入ってくるので
ライントラブルを軽減する為、PEにシュッ!は欠かせません。

[今回使用のVARIVAS製品]
ライン: バリバス 80LB
ラインコート剤: PEにシュッ!

チバリヨー東北
東北の復興を心よりお祈り申し上げます

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。