5月29日、フエフキダイを狙いに家の近所の防波堤へ出かけた。

午後10時に釣りスタート。
一投しか投げていなかったが二時間後竿がテトラに引き込まれるほどのあたりがきた！！

止まらない走りとパワーからGTだと確信したが、
針はチヌ針12号、ハリスは14号、
リールはツインパワー8000番に10×10船の5号を巻いているが
少し巻き量が少なくタックル的に不安を抱えた状態でやり取りを始めた。

ドラグはフルロックなのだがまったく止まる様子のないGT・・・。

案の定、スプールの底肌が見えたので強引に手で止めるとプツンとラインブレイク・・・。

切れたのはサルカンとの直結部分。

フエフキダイ狙いではシングルで直結しても何の問題もないのだが、
さすがにGT相手ではダブルラインのシステムが必要になってくるようだ。

翌日、5月30日午後10時からポイント入り。

リールはステラの10000番に変更。
道糸はアバニ キャスティングPE SMP［スーパーマックスパワー］5号を300メートル。
ハリスも20号までアップ。
PEとサルカンの直結部分にはダブルラインで万全の態勢！！

前日午前0時にヒットしたことを考慮し、
およそ一時間ズレの午前1時狙いでダツの切り身をつけて待ち構えた。

午前2時過ぎ、ちょこんという小さい当たりの後すぐに竿先が海面に引き込まれた、
そのまま竿を持ちテトラの先端へ移動。

ファイト開始！！

GTは多くの根が点在する浅場へまっしぐらに突き進む。
200メートルを過ぎたあたりからGTのスピードが若干落ち始めたのでゆっくりとドラグを閉めこんでいく。

ライン残り60～70メートルになる頃にはGTは走りを止めてゆっくりと右へ向き始めたので、
こちらに顔を向かせるようにゆっくりと巻き上げていく。

素直にゆっくりと寄ってはくるのだが、ラインが時折根石にあたる感触が伝わってくる、
しかし、そこはアバニ キャスティングPE SMP［スーパーマックスパワー］なので
瞬間的な綱引きにならない限りはまったく切れる要素が感じられないほど安心して根ズレにも対応できた。

合計しても14回もテトラや根に掛かりながら、20分程で足下まで寄せることに成功。
30分かけて岸まで運び
四時間後に釣具屋で検量すると

ロウニンアジ[体長127cm／重量25.6ｋｇ]

今回は浅場の根が激しい釣り場でしたが、
それでも充分に余力のあるアバニ キャスティングPE SMP［スーパーマックスパワー］に
かなり助けられたと思います。

また、ダブルラインなどのシステムをしっかりと組むことで
PEの潜在するパワーを更にを引き出せるという事も実感しました。

オカッパリからの釣行にはただ強いタックルであれば良い訳ではなく、
遠投の飛距離を伸ばしていかなければならないので、
すべてのタックルのバランスが重要になってきます。

それらをカバーするのがＶＡＲＩＶＡＳの信頼できるPEラインですね！！