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ソルトルアー 口田 圭四郎

エギング報告 -石川県能登-

こんにちは石川県の口田です。今年のアオリイカは当たり年!と言われているがやっぱり自分の目で確かめたい!ということで石川県能登地方へ行ってきました。

10月2日、予報では東風の風ということで仲間と相談の結果外浦へ向かうことに。朝三時半自宅を出発し三時間のドライブ。目的のポイントには六時半に到着。しかし駐車スペースには県内外ナンバーがズラリ…。急いで狙っていた磯場へ向かうと、人・人・人。出遅れた。


狙いのポイントは埋め尽くされており断念。しかたなく手前の磯場に仲間四人と陣取りキャスト開始。ちょっと不安になりながらキャスト。しかし一投目から私にヒット! 一年ぶりにアオリイカ特有のジェット噴射を味わう。

やはり今年は当たり年?と仲間と笑顔で談笑するも後が続かなかった。キャストを繰り返すが四人とも全く無反応。見渡す限り磯場にいる誰一人釣れていない。やばいなーと思っていると内浦に入っていた友人からTELが。三人で来ているがなんと全員ボーズとのこと。一気にやる気をなくす情報が入ってしまいみんな無口でしゃくり続ける。今日はダメな日なのか、人が多くてすれているのか…。色々考えるうちにマヅメのゴールデンタイムが過ぎていった。

場所移動を決め有名な漁港へ向かう。堤防はもちろん人だらけ。何とかスペースを見つけ入れてもらいキャスト開始。隣の人に情報を聞くと夜からやっている人もダメ。朝も全然ダメ。たぶん堤防で誰もつれていないと教えてもらう。

本当に当たり年? 食堂で遅い朝食をとりながら仲間と作戦会議。もうみんなあきらめ顔でしたが私がサーフエギングやってみませんか?と提案してみた。サーフならまだすれていないのではないか?そう考えての提案だった。みんな了承してくれて私がポイントを探した。石川県はサーフエギングが盛んな土地柄、ぽつぽつサーフでエギングする人がいる。うーん、こーなったら…。実は私のサーフエギング歴は15年以上、長年の経験からとあるポイントを見つける。そこは水深50cmの遠浅。ここはいる! 直感を信じてサーフへ向かった。

仲間は「こんなとこいるのー?」と信じていない様子。しかし私がキャストし、しゃくっているとすぐにヒット!

いた~!!すぐに仲間も真剣モードに。すると仲間も次々ヒット!




私も負けじとヒットを連発する。途中、私は撮影係りにまわりサーフをあっちに行きこっちに行き。全員満面の笑みを浮かべていました。朝のことがあったので私は10パイほどの釣果で大満足。仲間も満足して二時間ぐらいで納竿しました。サイズは仲間が釣った17cmが最大で私も16cmどまり。しかしサイズではないんです! 数じゃないんです! 未知のポイントを今までの経験で探し当てた満足感はたまりませんでした。

今年のアオリイカは当たり年!と言われていますが、私の受けた印象は情報を聞きつけた人が押し寄せ、一通りは釣られた感じがしました。これから秋イカの盛期にはなりますが私のように穴場ポイントを見つけるか、回遊マチの釣りになりそうです。

サーフエギング ワンポイントアドバイス
●細いPEラインを使う
私のPEラインは0.4号。餌木を遠くに投げることができ風の影響を受けづらい特徴があります。広く探る必要のあるサーフでは絶対細いラインが有効です。細いラインでもバリバスのラインは信頼して使用できます。ぜひとも使用してみてください。また、今回初めてPEにシュッ! プロ仕様を使用しましたが、すべり性能はもちろん、今まで以上にべたつきがなくなったように感じました。撥水効果の影響だと思われます。もちろん今回もノントラブルで非常に快適に釣行できました。

●ラトルが有効
先ほども言いましたがサーフは広範囲に探る必要があります。そこで餌木のラトル(音)が重要になります。実は私はラトル入りの餌木が発売される前からラトル入りを使用していました。15年ぐらい前からなのでたぶん日本で一番早くから使っていたと思います。ブラックバス用のラバージグに付けるラトルを餌木にボンドで取り付けてやっていました。広範囲に探るサーフエギングで効果抜群。隣の人と同じ餌木で同じようにしゃくって、倍以上釣果が違うこともありました。すぐに評判になってしまい、地元ショップからラバージグ用ラトルがなくなってしまったことも。ラトル入り餌木はサーフで生まれたと言っても過言ではないと思います。ぜひ使用してみてください。

[タックルデータ]
ロッド: ヴィオレンテ エギングモデル VLE-86SL
リール: ダイワ 2500番
ライン: アバニ エギング プレミアムPE サスペンド 0.4号  
リーダー:アバニ エギング プレミアム ショックリーダー[VSPフロロカーボン] 1.7号
その他: ライフジャケット ポーチタイプ(VAL-11)(エギングは上半身を激しく動かすのでポーチタイプがおすすめ!)
     餌木(ノースクラフト 百海、ダイワ エメラルダスフォール)

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。