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投げ 谷本栄一

2013年 シロギス開幕!

今年初めてとなるレポートは私の専門分野、投げ釣りでのシロギス釣りです。
私の住む北陸でもゴールデンウイークの頃になると、少しずつキスの釣果情報が聞かれて来ます。
春先の私はシーバスを狙ってサーフを始めとするフィールドで楽しんでいましたが、5月から始まる投げ釣りトーナメントシーズンに向けていよいよ始動となりました。
今回は福井県の港湾に隣接するサーフで釣果があると情報を聞いて行って来ました。
午前6時30分釣り開始です。先行者は3名でその内2名は同じクラブの釣友なので状況を聞くと5~6色(1色25m)でアタリが出て単発だけど釣れるとの事です。
今回のタックルは投げ竿34号、投げ専用リールに道糸はVARIVAS「サーフキャスト投げPE道糸」0.6号、力糸はVARIVAS「アバニジギング10×10マックスパワー」4号をテーパー部を自作して使用。錘は25~30号を遠近で使い分けました。仕掛けはモトスにフロロカーボンのVARIVAS「ハードトップ」1.5号、ハリスもフロロカーボンのVARIVAS「フロロMAX365」0.8号、鈎はキス鈎の6~7号を使用しました。
今シーズン初投げなので錘の重さをロッドで確認しながら軽く投げると追い風も受けて6色半。春先のキスはまだ水温が低いので活性が悪く餌を見つけても深追いしてまで食ってくれないので、仕掛けをサビくスピードは超スローで時々止めて低活性のキスを誘います。
6色のラインがスプールに入った時に竿先に「プルッ!」と微かな、でも確実にキスのアタリが伝わってきました。低活性時のキスは欲張りをして追い食いを待つと食いが浅いためバラしてしまう事が多いので即回収します。キスの重さを感じながらリールを巻くと上がってきたのは15cmほどの綺麗なキスです。約半年ぶりに見るキスは「砂浜の女王」と呼ばれるに相応しい凛としたパールホワイトの魚体をしています。2投目は少し力を入れてキャストで7色いっぱい。ゆっくりとサビいてくるとさっきよりも少し沖で明確なアタリが出ました。確実にフッキングしたと思いさらにゆっくりサビき誘うと再びアタリが出たのでここで回収です。次は15・18cmのダブルとサイズアップもできました。

この後は陽が昇って暖かくなるまでこのペースで釣れて来ましたが釣り切ったのか群れがどこかへ移動したのかアタリが遠くなってしまいました。周りの釣友達も釣れなくなったようです。陽が昇り浅場の水温が上がって手前に入ってきたのではないかと4色以内をサビくとすぐにアタリが出て釣れて来ました。そこからは近投に切り替え鈎数を増やして昼前まで小気味よい春ギスのアタリを堪能してこの日は終了としました。
ゴールデンウィークが終わる頃には外海向きのサーフでも釣果が出ると思いますので釣査してきたいと思います。またレポートしますのでお楽しみに…!

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
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