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投げ 谷本 栄一

第17回 かがキス釣り大会報告

今年も地元釣具店様恒例のイベントである「第17回かがキス釣り大会」が、7月22日(日)に石川県加賀市塩屋海岸にて開催されました。私もお手伝いとして参加してきました。この大会は地元釣具店様主催の大会なのがら、静岡県、愛知県、大阪府、富山県、福井県など県内外から多数の参加者が出場されており、その中には各メーカー大会の優勝者や決勝進出している方々も多く、大変レベルの高い大会となっています。しかし、釣りのレベルにより「エキスパート」、「一般」、「ジュニア・女性」の3部門に分かれており、誰でも参加できる大会ともなっております。VARIVASも協賛メーカーとして参加しております。

最近の塩屋海岸の状況は、6月中はかなり調子が良く、早朝の3時間位で2~3kgと好調が続いておりましたが、7月に入り例年よりも二十日ほども早い梅雨明けから雨が降らず、凪続きで海中の酸素濃度が下がり、キスの活性も徐々に悪くなってきて小型が主体で数も少ない状況です。そんな中でも良型が顔を見せるポイントもある塩屋海岸ですので、選手は小型を数釣るのか、はたまた一発良型を狙うのかなど、どう攻略するかが見所となります。

我々スタッフがテント設営をしている午前3時30分頃には風が吹いて心地よい朝ですが、当日は猛暑が懸念される予報が出ています。午前4時10分、まだ暗いですが選手の皆さんは待たれていたようで受付の列がアッという間に伸びていきました。


4時40分開会式です。今回の参加者総勢52名。


辻口大会長より「猛暑の予報です。体調管理に気を付けて楽しんでください。」との挨拶の後、私が競技上の注意事項をお伝えしてクーラーチェックです。競技時間は5時。本部帰着時間は9時で、4時間の競技時間内に釣ったシロギスの総重量で順位を競います。

今回は1.8kmが競技エリア。大会長の合図で、選手の皆さんは一斉に思いのポイントに向けて出発していきます。

私は例年なら選手がスタートした後に見回りがてらキス釣りをするんですが、今年は競技委員とアドバイザーに徹してカメラ片手に競技エリアを歩き回ります。途中で釣られている選手の皆さんに状況を伺うと皆さん数匹のキスを釣られています。


良いポイントでは朝一の時間に良型を連で釣られている方もいて驚きました。今回は女性の参加者の方も多く、女性の釣り人口の増加を感じました。もちろん、その方々には餌の付け方やサビキ方などレクチャーさせていただきました。




競技エリアの端まで着く頃には予報通りの酷暑となり足もとの砂も焼けて熱くなっています。皆さんに声を掛けながら本部に向かいます。

本部に戻り検量の準備をして選手の皆さんの帰着を待ちます。例年ですと終了15分前には検量の列ができるのですが、今年は皆さんギリギリまで釣りをされている様子。しかし5分前には一斉に帰着して、検量は大忙しです。皆さんの釣果を拝見すると総体的に例年より釣果は少ないように感じました。しかし、25cmを越える大物を持ち込む選手もいて塩屋海岸の高いポテンシャルを再確認です。

順位の集計の時間をいただいて「サーフマスター投げ プレミアムPE x4」と今年新発売の汎用ハリスの「ハードトップ TiNICKS」を紹介させていただきました。このハリスは高性能フロロカーボンにチタン樹脂コートを施してあり結節強度、耐久性、耐摩耗性がアップ!砂地を引くキス釣りの仕掛けにもベストマッチです。

さて、いよいよ集計が終わり表彰式です。今年は重量の差がなく1匹で順位が入れ替わるシビアな戦いとなりました。上位入賞の皆様おめでとうございました。


参加者の皆様には猛暑にも関わらず最後まで頑張っていただきありがとうございました。怪我もトラブルもなく無事に大会が終了できたことを感謝いたします。また早朝より大会運営に御尽力いただいたスタッフの方と協賛をいただいたメーカー様にこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。また、来年も楽しい大会を企画したいと思いますので開催の際は是非ご参加いただきたいと思います。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。