8月に入って大阪湾でタチウオが釣れ出した、、、、、、そんなニュースがいくつかの船宿から聞こえて来て、6日に須磨から船を出した。
ポイントは通称神戸沖。この日は大潮なので水深が70mほどの浅場狙い。配られたイワシをタチウオテンヤに括りつけ、底取り。

タチウオの層は底から20mぐらい。ゆっくりとリールを巻き、ときには底から30m近くまでタナ探り。アタリはコツコツと小さく、よほど喰い気がないかぎり一気に竿先が引っ張り込まれることはない。

となると、コツコツとしたアタリは即アワセ。この日は50mラインでアタリが出て、しかし、後追いのアタリが続かない。時に竿先がフワリと浮くような変化が出るのはタチウオがテンヤのイワシを軽く小突くとき。

シーステージ LTヒラメの竿先がフワリと浮いて、即アワセ。途端にグンッと竿がしなって、もう一度フッキング。しっかりとハリ掛かり。今シーズンの1匹目。喰い上げと底への反転を繰り返すタチウオ。あと、10m、7m、3m。海中でギラリと横走りするのを抜きあげたのが写真の90cm。

相棒の坂本さんにも同サイズのタチウオ。アタリのタナは55m。

そのラインが今日のタチウオのタナ。集中してタナ攻めを繰り返してこのポイントで4～5匹。船が浅場から深場へと転身。アタリが遠のいたり、合わせ切れずにすっぽ抜け、いつの間にかイワシが齧り取られていたり、取り込みでばらしたり、いろいろあって、でも、やはり今シーズンもタチウオは即アワセがキモ。この日の釣果は80～100cmを14匹。シーズン初期としては上出来の一日でありました。