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船 南村健治

誘いまくれ、紀淡海峡のタチウオ!

大阪湾で終息しかけたタチウオ釣りですが、少し南、紀淡海峡周辺で喰い気を見せている。
そんなニュースを横目で睨みながら、なかなか都合がつかずイライラ気分。
ついにというか、やっとこさで3月26日に行ってきました。
釣り方はタチウオテンヤにイワシを括りつけ、水深90m前後のポイントを流し釣り。
竿は「VARIVAS シーステージ LTヒラメの6:4」。
ヒラメ竿ですが、アタリの取り方がボクにドンピシャなのかこの竿を使いだしてから釣果がアップ。
深場なので、糸ふけを考慮して、ラインは「アバニ ジギング10×10マックスパワー」の3号。
船宿は大阪府泉佐野を基地にしている海新丸。
ポイントは紀淡海峡の由良ノ瀬戸。
船を流し始めて「底から5~10mの間に写ってる、ゆっくり巻いてや」とアナウンス。
シャクリを入れてテンヤを躍らしながらスローでリーリング。
コツッと微妙なアタリ。
即合わせで取り込んだのが80cmほどのタチウオ。
時に20mくらいまで誘い上げて、シャクリを入れて、次も80cm。
思ったよりアタリも小さいし、サイズも小ぶり。
何度となく潮上りを繰り返し、水深150mライン。
ドラゴンが来るで、と船長。しかし潮が速すぎて、底取りが出来ない。
再び90mラインに移動。
コンッ、としたアタリを合わせ切れずに、ゆっくり5mほど下げて、シャクリながら再びリーリング。
アタリのあったタナでゴツン。グングンと竿を締めこみ、これはデカイ。
110cm。
続けて115cmのドラゴンタチウオ。
「オウッ!エエサイズや」と声を上げた船長と目が合ってニッコリ。

この日は2匹のドラゴンサイズを含め、この時期としては上出来の10匹の釣果。
しかし、誘いを怠った人は一桁前半。
タチウオ釣りは誘うこと、いえ、誘いまくることがキモなのであります。

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。