11月28日、釣場速報の企画で「日本海鯛釣りダービー」と言うのに参加してきました。
現在の記録は82cm。
まあ、軽く越せるで、それくらい、ねえ…などと相槌を求めながら午前9時に西舞鶴のこうち丸で出船。

天候がよく、海霧が出ていて、波もこの時期にしてみれば穏やか、穏やか。
仕掛けはテンビンフカセ。
ラインは「バリバス・アバニジギング10×10マックスパワー」の4号。
そしてハリスは「バリバス船ハリス」の8号。
全体に太いようですが、何が来るか分からない日本海の釣りには万全を期しての対応。
ポイントは冠島辺り。
釣り初めてポンポンと30cm位のマダイをとりこんで、
船内最初におおっというのをかけたのは釣速の編集者の松村さん。
60cmほどのヒラマサ…いえ、中マサです。

今年はこのサイズが結構多く、釣り人を楽しませてくれます。
でも、狙いは大マダイ。
エサ取りが多く、なかなかタナが見つからなかったのですが、
何度か打ち返しているうちに先バリだけエサが取られるようなタナが見つかりました。
ハリスは8号。4本バリで15m。水深が55m平均。
タナは40m辺りで、うん、間違いなく喰う…はず。
そして、思惑通りボクにもヒラマサ…です。

タイがほしいのですが、宮定さん、松村さんが30cmチョイのを釣っただけ。
それまでの記録、82cmを超えるにはかなり厳しい状態。
でも、船内は活気に溢れ、船長もタモを抱えて大はしゃぎ。
宮定さんにも、ヒラマサ…これは少し大きく…まあ、ヒラマサです。

夕方近く、風が落ちて海が少し凪いできました。
他の同船者も同じような感じで釣果を出しています。
ハリのエサは相変わらず、先バリ、2番バリが取られて…タイが来そうな、来てもよい時間なのですが。
エサのオキアミをカゴに詰めながらそんなことを漠然と思っていると、竿が舞い込み、
来ましたよ、来ましたよ。
マダイです。50cmくらいでしょうか。これがこの日の最長寸。

あとは40cmクラスが2匹。ハマチが1匹。それとヒラマサが1匹。
荒れる日本海、この日はすぽっと空いたように好天気。
たぶん、もう、今年は日本海でのマダイ釣りは終了…でしょう。
よい日にあたって、そこそこの釣果、贅沢をいっては、後々の釣りに差し支えるのであります。