8月の始めにシーズンインした大阪湾のタチウオ、湾タチ。活性が高いですね。よく釣れてますね。ことにタチウオ潮と言われている小潮廻りとなるとどの船宿も満員盛況です。おまけに今年は指幅4本がレギュラーサイズ。引きもめちゃくちゃ強く、アングラーの心を掻き立てています。
はい、そうなんです。自分も心騒ぎに乗せられて9月30日に(大潮ですけど)出掛けてきました。この日お世話になったのは仙正丸。須磨を基地にしている人気船です。満席24名が普通なんですが、当日の相客さんは6名。
なんでやろね。大潮がタチウオフアンの気を削いでるんでしょうか。ともあれ、午前6時過ぎに船着き場を離れて最初の潮流しは須磨沖。水深50m。40号テンヤにイワシを括って底取り。仕掛けは「10×10船 プレミアムPE」の2号を小型電動リールに300m。リーダーは「ハードトップ 船ハリス」の20号を2m。
最初のアタリは40mライン。竿先がわずかに押さえられて、即アワセ。うん、軽い。ペコペコとした引きで指幅3本。次も3本。やんちゃサイズのわりにはアタリが小さい。
活性が低いのは大潮による濁り。ベイトが薄い。大きなサイズは産卵。いろんなことが考えられるが、聞けば前日も同じような釣況とか。
1時間ほど流して7匹。そして、大阪湾の南部、淡路島の洲本沖へ大移動。
水深60m。50~40mラインで活性が高い。ドカンドカンと竿先を跳ね上げる喰い上げアタリが何度も出て、ラインブレイクが連続3回。喰って来るヤツは追いアタリも良く出て指幅4~5本が次々上がる。
エエ感じやね。20匹は釣りたいね。
船が潮上りして、リールのカウンターが47m。竿先がトントンと弾かれて、これ、活性が高い時のやんちゃサイズのアタリ。
即アワセ。掛からず。
なおもアタリは続いて、少し途切れて。
テンヤを動かしてやると、トントン。やはりやんちゃサイズか。
と、ゴツゴツと竿先に重ためのアタリ。
ゴツン、とアワセてギュン。
おっ、おっ、もの凄い勢いで引っ張り込まれて。
ガンガン。
ゴンゴン。
重量感のある引きが続いて
海面にギラギラとビッグサイズ。
リーダーを掴んで、ドラゴン来たぁ!!!
122センチ。
個体差もあるけれどやはりドラゴンのアタリは微妙。百戦錬磨。だから、どんなアタリも見切らずに誘ってアワセて、ドラゴン来たぁ!!!、、、、、、、です。