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船 宇田川 亘

ジャンボヤリイカ到来

2月に始まった銚子地区のヤリイカが相変わらず好調に釣れています。産卵期のためオスは大型で大きいものは50cmを超えているようです。メスは小型ですが卵をタップリと抱えてこちらも美味。そんなヤリイカが3月中旬になると、90m前後の浅場で釣れ出したというニュースが飛び込んできました。今回は、3月21日にこの大型のヤリイカを狙って犬若港の武丸へ釣行したレポートです。

前記したように、当初は航程1時間半の水深180m前後で釣っていましたが、当日は航程1時間程の90mのポイント。オモリも150号から120号と軽くなりました。集合は3時半、雨予報とヤリイカ乗合2日目とあってか同乗者は3名。右舷に並んで座り、私は最後に空いていたミヨシに座って道具の準備をします。

竿は汎用竿に中型の電動リール。道糸は進化したVARIVASプレミアムPEを採用し、直線強度が約35%アップした10×10船プレミアムPE。仕掛けの幹糸・ハリスともに平行巻きだから糸グセが取れやすく、仕掛けもストレートになって潮なじみが抜群なハードトップ船ハリスを使用しました。


道具の準備をしたならば即キャビンに入って休みます。ポイントに着いた頃には、ポツポツと雨も振り出しました。僚船が竿を出している近くで船長の合図があり、オモリを投入します。投入器から7本仕掛けが綺麗に出て行き、数分で着底の合図があります。糸ふけをゆっくりと取りながら、ゆっくりと誘い上げイカの乗りを確認します。前日も他船では一束の釣果が出ていたので着乗りを期待しましたが、竿は何度も空を切ります。

本命のヤリイカが上がったのは暫くしてからで、隣の釣り人に待望の40cm級が釣れましたが1杯と単発。続いても同氏でやはり1杯。

私の竿にも誘い上げて待つと竿先に「クンクン」のあと「グーン」とヤリイカからのシグナル。電動で巻き上げると水面下30mで強烈に引き込みます。水深が浅いので最後まで元気に引きます。水面には40cmのヤリイカ、肉厚で美味しそうです。

暫くすると私に同型が、やはり追い乗りを狙っても群れが小さいのかその後は単発が続きます。

雨も強くなり風も吹き出してウネリが大きくなってきて、巻き上げ途中のバレが多くなりましたがバケツのイカは徐々に増えていきました。

当日はイカの機嫌が悪いのか、竿先に「チョン」と触って掛からないアタリが多く、掛かってもウネリのため外れることが多かったようです。

納竿間際に大雨・ウネリのなか、8本ツノに5杯(下のツノにはサバが)、隣の釣り人は9本ツノに9杯(1杯は途中落下)の乗りがありましたが、良かったのはこの1回だけで、12時に更に風が強くなり竿を納めました。

船中の釣果は25~53cmが12~47杯。思ったよりサバの邪魔はありませんでした。私は47杯を釣り上げましたが、着乗りは1度もなく誘い続けた釣果です。当日は隣の釣り人は白地に赤線のスッテが、私はさかなバリYCRに乗りが集中しました。翌日からは好調をキープしてトップは70~80杯の釣果を維持しています。

肉厚で引きも強くヤリイカ釣りとは思えない釣りが堪能できます。美味しいヤリイカ、あなたも如何ですか!

[当日のタックル]
竿  :シマノ ショートゲーム 120-180
リール:シマノ フォースマスター 3000XP
道糸 :VARIVAS 10×10船 プレミアムPE 4号 400m
幹糸 :VARIVAS ハードトップ 船ハリス 5号 1.2m間隔
ハリス:VARIVAS ハードトップ 船ハリス 3号 15cm
ツノ :ヤマシタ11cmツノ キラキラ・タマゴ・ピッカピッカ・さかなバリ。ヤリイカセブン等、7~8本仕掛け。イカプロサビキ各種
オモリ:120号
その他:VARIVAS PEにシュッ! プロ仕様
    VARIVAS ドライアーマー コンビネーションウインターレインスーツ VARS-07
    VARIVAS フリース
    VARIVAS ピンオンリール
    VARIVAS ニットキャップ
    VARIVAS キャップストラップ VAAC-17
    VARIVAS ライフジャケット ポーチタイプ VAL-11
    VARIVAS ストレッチフィットローブ5 VAG-08
    VARIVAS ヒップガード VAHG-02
    ヤマシタ イカ用中オモリ 15号
    ヤマシタ イカ釣りヨリトリリング L
    ヤマシタ イカ投入器ジョイント 6
    八洲電業 Fishing CUBE 14.5V 15Aバッテリー

[船宿]
銚子 犬若港 武丸
Tel. 0479-22-3352

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。