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船 宇田川 亘

好調のイシモチを釣る

東京湾のイシモチが好調に釣れています。一時期は横浜沖で釣れていましたが、現在は例年のポイント八景沖の赤灯周りで中型中心に釣れています。釣り方も簡単でアタリも大きく釣りやすく、初心者の方やお子様にも手軽に釣れる釣り物ですが、小物ほど奥が深く釣果に差がでる釣り物です。釣り上げてから即血抜きが必要ですが食味も良くフライは我が家でも好評です。

私の所属する釣り会の3月期例会が、このイシモチを狙って25日に富津港の浜新丸で行われ、今回はこのレポートです。以前のレポートでも記載しましたが、イシモチのポイントの釣り開始は協定により千葉県側の船は8時から。当日はイシモチのリクエスト乗合でしたが、我々以外に希望者はなく9名の仕立て状態。7時半に集合して、抽選で私は右舷のミヨシに座りました。

道具はLTヒラメ竿に小型電動リール、道糸はVARIVAS独自のスーパーフッ素コーティングを施し、ラインの滑りが良くなった小船マスターPE LS4、先糸は魚から見えにくい色とされるグリーン系を採用し、潮色になじみやすく警戒心をあたえないハードトップ船ハリス。幹糸・ハリスともハードトップ船ハリスを使い、ハリスの接続は回転ビーズを使いました。ハリはオークションで購入した工場直の丸セイゴネムリを、オモリは30号を使用しました。

航程は30分弱の八景沖。僚船がイシモチを狙うなか、船長の合図で仕掛けを投入。アオイソメは1尾をチョン掛けにしました。

竿入れから下げ潮が効いて会員の竿が曲がります。時には一荷もあり中型中心で好調です。



私の第1投は水面でポチャリ。次の投入では使い始めのリールのため調整不良でバッククラッシュ。PEが細いと壮年にはきついですね! 10分以上かかりました。

3投目からは好調で、1尾・1尾・一荷と続きます。底に仕掛けをおいて少しタルマセて、ゆっくりと誘い上げると「ガタガタ・ググッ」と大きなアタリがあります。少し待って竿を立てるとハリ掛かり。入れ掛りが続き朝ごはんを食べるのを忘れる程。

会員の一人は少ない家族だからこれで充分と、開始2時間で竿納め。それでも良型揃いで24尾。アタリが遠くなると船長は潮回り、すると再び入れ食いは続き会員も夢中で釣れ上げています。

普段から釣れない例会なので、こんな入れ食い状態は奇跡に近いほど。僚船も周りで入れ食いを堪能しているようです。


私も一荷10回、更にトリプルも達成して納竿の13時半には94尾でクーラー一杯の釣果に大満足。


船中の釣果は19~30cmが24~94尾。型は中型中心で30cmを超える大型も釣れました。

八景沖のイシモチは夏までの間は釣れると思われます。金沢地区では乗合が、富津港からはリクエスト乗合で出船しています。手軽に釣れるイシモチ、干物やフライは絶品ですよ。

[当日のタックル]
竿  :VARIVAS SEA STAGE LTヒラメ 220-73
リール:シマノ フォースマスター 300DH
道糸 :VARIVAS 小船マスターPE LS4 0.8号 200m
幹糸 :VARIVAS ハードトップ 船ハリス 4号
ハリス:VARIVAS ハードトップ 船ハリス 2.5号 25~30cm
ハリ :丸セイゴネムリ 13号
接続具:ヤマシタ 5連サルカン 2号 スーパー回転ビーズ S
オモリ:30号
その他:VARIVAS PEにシュッ! プロ仕様
    VARIVAS ドライアーマー コンビネーションウインターレインスーツ VARS-07
    VARIVAS フリース
    VARIVAS ピンオンリール
    VARIVAS ニットキャップ
    VARIVAS キャップストラップ VAAC-17
    VARIVAS ライフジャケット ポーチタイプ VAL-11
    VARIVAS ストレッチフィットグローブ5 VAG-08
    VARIVAS ヒップガード VAHG-02

[船宿]
内房 富津港 浜新丸
Tel. 0439-87-4967

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。