フライ 吉田 俊彦

丸沼・季節外れのライズゲーム

報告:吉田俊彦/釣り人:吉田千恵

皆さんこんにちは、吉田俊彦です。

初冬の奥日光の丸沼を訪れカメムシの大移動に出くわしました。
普段は嫌われ者のカメムシですが、後に思わぬ釣りのチャンスをもたらしてくれることになります。




群馬県片品村の丸沼は標高1400メートルにあり、
澄み切った湖水に大型ニジマスと野性化したトラウトやイワナが生息します。

11月7日に開催された第19回丸沼ルアーフライ釣り大会は例年にない暖かい日となりました。
私は大会後の残り鱒を狙いフライで釣行したのですが、
立冬を迎えた丸沼で思わぬドライフライフィッシングが楽しめました。


9時過ぎに到着すると大会は大盛況で、
良型のレインボートラウトをぶら下げて湖畔を歩く釣り人の姿も。


今回の大会参加者はちょうど100名。
岸釣りの奮闘が目立ちました。


正午に検量を終えた大会は、5ミリ単位の大接戦でした。

正午過ぎ、ソーシャルディスタンスを保って行われる表彰式の最中、
驚くほど大量のカメムシが飛び始めました。

環湖荘の井上支配人によると、この時期カメムシは暖かい日中に越冬場所を求めて
いっせいに大移動するとのこと。
カメムシの中には湖面に落下するものもいて、
午後1時過ぎると明らかに湖面のライズが増えてきました。

私は用意したシンキングラインをフローティングに急遽変更。
妻と二人でボートからのフライキャスティングで沖合のライズを狙うことに。

湖面には風で流れができます。
秋は落ち葉が集まるので流れが分かり易く、
その付近は落ちた昆虫も吹き寄せられて絶好のポイントになります。

ライズポイントの風上側にボートで回り込み静かに待っていると
ライズがだんだんと近づいてきました。

脅威のターン性能を誇るVARIVAS テーパードリーダー プロドライ FHT[ナイロン]の11ft. 4Xに
フライを直結してライズを狙い打ちします。


妻のキャストしたフライがゆっくりと水面下に吸い込まれました。
一呼吸入れてドンピシャのフッキング。
ロッドはモーリス グラファイトワークス Power Trail[パワートレイル]PT 906-4の#6です。


サイズ以上のシャープな引きを見せたのはヒレピンの43cmレインボートラウトでした。


フライはVARIVAS 2130V-BL DRY&NYMPH Fine Wire V-Cut Barbless #10に巻いたビートル。


ライズは夕方まで続き、アタックしてくるのは皆野生化したヒレピンのトラウトたちでした。
来年の丸沼も期待できそうです。


こちらは、釣り人やスキーヤーに大人気の奥日光丸沼高原ペンション「もくもく」。
丸沼から車で10分、丸沼高原スキー場からも徒歩で行ける距離にあります。
人気の秘密は地元の旬の素材を使ったディナーと自家製焼き立てパンの朝食。
また事前に相談すれば丸沼で釣った魚を調理してもらえる要チェックのペンションです。

【丸沼高原ペンション もくもく】
〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-66
TEL.0278-58-3929 GoToトラベルを利用可
http://www.pensionmokumoku.sakura.ne.jp/

【丸沼温泉 環湖荘】
〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-7
TEL.0278-58-2002 
入漁料大人2,160円、小人1,080円。ボート平日2,800円、土日祝日3,300円。
毎年4月下旬~11月末日まで「魚の持ち帰り」は5尾まで、バーブレスフック推奨
※解禁・釣果情報は丸沼釣り日記参照
https://kankoso.naturum.ne.jp/