フライ 吉田 俊彦

スティルウォーター釣行記・湯の湖編

報告:吉田俊彦/釣人:吉田知来

今回のテストフィールドは栃木県日光市の湯の湖です。
湖面の標高が1480メートルにある湯の湖は真夏でもトラウトのコンディションは良好です。
そこで今春新発売のテーパードリーダー、テーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]を使用したフライフィッシングのレポートをお届けします。
湯の湖の魅力は、ドライフライゲームで半野生化したブルーバックレインボーや美しいブルックトラウトに出会えることです。

「カギは確実なターンオーバーとフライの波紋」
8月になると水生昆虫のハッチが少なくなり、リリースを繰り返されたトラウトたちは賢くなってきます。釣行当日はライズもほとんどありません。
少ないチャンスをものにするために、リーダーはフロントヘビーテーパー設計で確実にターンするテーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]14ft.4Xを使用しました。
黒い#8のビートルパターンで兎島周辺のストラクチャーを丹念に探ると、美しい20cmほどのブルックトラウトが飛び出して来ました。



(写真はビートルフライに出たブルックトラウト)


テーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]は新設計のFHTフロントヘビーテーパー効果で、ゆっくり静かにキャストしても#10より大きなドライフライを誰でも簡単にターンオーバーさせることができます。
ポトンという着水音と共にフライがプレゼンテーションされると、スレたトラウトたちも思わず反射食いをしてしまうようです。

トラウトがフライを見切り戻ってしまう時には、是非テーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]にフライ直結で試してみてください。
素晴らしい直進性とターン性能でフライラインの先端から14ft(約4.2m)先に確実にフライを運んでくれます。

風の時には、直結したフライをわざとオーバーターンさせポンと波紋ができるように少しだけ強めにプレゼンテーションします。
この方法は湖畔林が湖面に張り出した湖全般で有効です。カメムシやセミ、ハチ、コガネムシなどの陸生昆虫の着水音がトラウト達の食欲のスイッチを押しているのではないでしょうか。

こちらの魚はイエロービートル(※フライレシピ参照)に出た40cmのレインボートラウト。
2130V-BL DRY&NYMPH Fine Wire V-Cut Barblessが上顎を捉えています。

今回の使用ロッドはモーリスグラファイトワークスのPower Trail[パワートレイル]PT 906-4。
しっかりめのティップとウルトラスムーズなスピゴットフェルールでループコントロールが自由自在。初心者でもバットの曲がりが分かり易いパワフル&スムーズなアクションで20メートル先のライズが静かに狙えます。
あなたも4ピース・パワートレイルシリーズとスティルウォーターリーダーで秋の湯の湖に挑戦してみてはいかがでしょうか。 

〇ヒットフライ=イエロービートル

[フライレシピ]
フック    :2130V-BL DRY&NYMPH Fine Wire V-Cut Barbless #12
ボディ    :ピーコックソード
オーバーボディ:イエローフォーム
テール    :ピーコックハール


解説…2130V-BLは海外のビックトラウトを念頭に開発された丈夫なドライフック。絶妙な角度のVカットポイントが顎を鋭く貫通。最強のドライバーブレスフックだ。
(フックデザイン・吉田俊彦)