menu
フライ 吉田俊彦

VARIVASカップ争奪 第1回バーブレス早掛けサバイバルトーナメント フライ選手権 結果報告

4月15日の日曜日、埼玉県川越市の川越水上公園において「VARIVASカップ争奪第一回バーブレス早掛けサバイバルトーナメントフライ選手権」が開催されました。当日は好天に恵まれプールの水温は14度前後とトラウトにとっても絶好のコンディションです。午前6時から選手受付を開始。定刻までに腕に自信のフライマンたち23名が選手権にエントリーを完了し、予選を2組に分け釣り座を決めるためのクジ引きが行われました。開会式に続いて競技説明そして予選グループと釣り座の発表後、7時5分に予選A組が競技開始となりました。


なんとあのフライロッダーズの鈴木編集長も参戦!実は業界注目のイベントです!

予選から10分以内で勝負がつく超ハイレベルな戦い!
ところで、この大会の特徴となっているのが「3尾早掛け勝ち抜け方式」です。まさに読んで字のごとく早い者勝ちのスリリングな展開で、3尾目をネットインした時間が早い選手から予選は各組から5名が、予選敗退者の敗者復活からは3名が準決勝に進出できます。予選各組とも制限時間の20分間の半分以下の8分前後で勝負がついてしまうという非常にスピーディーな展開となりました。
準決勝は敗者復活戦からの進出者を含む13名で行われ、釣り座は予選の成績順に選ぶ方式です。つまり敗者復活戦からの進出者は最後に残った釣り座から選ぶのですが、なんと復活戦から選手2名が見事に決勝に進出し7名のファイナリストが決定しました。


50cmオーバーのランディング、左は審判員を務めるスポニチ若林APC

スリル満点の決勝戦は秒単位の大接戦!
運営スタッフである私が言うのもなんですが、この早掛け大会は見ていてとても楽しかった。普通スタッフは大会を楽しむ状況ではないのですがこの早掛け大会はまさにスポーツです。選手のレベルが高く魚の活性も高かったため決勝戦は誰が優勝してもおかしくない秒単位の接戦となりました。そんな中で安定した実力をいかんなく発揮して3分20秒で栄えある優勝に輝いたのは地元川越市の福井章博さん。わずか10秒差の3分20秒で準優勝は東京都練馬区から参加の高橋勝利さん。さらに15秒差の3分45秒の好タイムで茨城県古川市からエントリーの宮内進さんが3位入賞を果たしています。みなさん本当におめでとうございます!


決勝戦の一コマ、優勝した福井さんを見守るのは自ら審判員を務めたモーリスの荒井一郎社長

釣れるからバーブレスなんだ!
もともとのこの大会の趣旨はバーブレスフックの普及にあります。みんながバーブレスフックを使うことで良い釣りをいつまでも楽しみたい。このフライ選手権を通じてバーブレスだからバレるなんて発想自体を過去のものにしてしまおうという思いが私にはあります。このハイレベルな戦いを見てください。バーブレスが安全で魚にもダメージが少ないのは当たり前で、釣れるからバーブレスフックなのです。今後も参加しても、観戦しても楽しいスポーツマンシップに溢れた大会をみんなで楽しみましょう。


参加者もスタッフも楽しめた大会でした。また来年も川越でお会いしましょう!
川越水上公園 http://www.parks.or.jp/kawagoe_fishing/


モーリススタッフによるVARIVAS新製品発表会のイベントが行われました。


モーリスの荒井一郎代表取締役から表彰を受ける福井さん 優勝おめでとう!

決勝戦・成績順位(決勝進出者7名の順位)
総合順位  氏名     タイム
1位   福井章博  3分20秒  埼玉県川越市
2位   高橋勝利  3分30秒  東京都練馬区
3位   宮内進    3分45秒  茨城県古河市
4位   小林克也  4分15秒  埼玉県日高市
5位   小坂正弘  7分10秒
6位   松本健一  9分00秒  東京都立川市
7位   金子誠    2尾      埼玉県さいたま市

入賞されました皆様本当におめでとうございます。今回の受賞の栄誉を胸にスポーツフィッシャーマンとして釣り場でのルールマナーの啓蒙にご協力いただきますようお願い申し上げます。

運営主管・『 NPO法人バーブレスフック普及協会事務局 』
〒358-0022 埼玉県入間市扇町屋5-1-18
Tel.&Fax. 04-2962-3648
Mail barbless@jupiterlink.info
HP http://npo-barblesshook.com/

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。