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バス 高梨 洋平

春のビッグスモールマウス フック考

皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。

例年にない早さでシーズンインを迎えた桧原湖ですが、その後の天気は相変わらず不安定で、季節の進行度合いもほぼ例年並みに戻ってきています。
よって、現在の桧原湖はプリスポーン後期。これからよほどの冷え込みがない限り、来週の大潮にはスポーニングが始まると思います。(いかり潟内では始まっているようです)

プリスポーン後期、スポーニング間近になるに従って、特にプリのメスはレンジを一段下げ始め、浮かせる釣りや動きが早い釣りに対して反応が鈍くなって来ているため、プリスポーンのビッグフィッシュを獲るためには必然的にソフトルアーを使ったボトム周辺の釣りが有利になってきています。

そんな状況のここ数日、改めて再認識しているのが、ライトリグを使った対ビッグスモールマウスでのフックセレクトの重要さです。
スモールマウスの口が硬い事は恐らく認知されているかと思いますが、ビッグスモールマウスともなれば、更に口は厚く硬くなります。
その上、スポーニング間近のメスは食い気がさほどなく神経質になるため、ルアーへのバイトも甘噛みが多くなります。

食い気がなく神経質、早い動きやリアクションに反応しなくなるからこそ、極力ウエイトを軽くしたライトリグで狙う事になります。
当然、神経質という事はボートの存在によるプレッシャーも最小限に抑えるため、可能な限りロングキャストする必要があります。
軽いリグをロングキャストするために必要なのは、何と言っても細いラインです。(ロッドを長くし過ぎると操作性が悪くなります)

即ちプリスポーン後期のビッグスモールマウスを釣るためのフックセレクトは、細いラインを使った弱いフッキングパワーでも、甘噛みな上、硬く厚い顎にしっかりと刺さってくれるフックが絶対となります。
間違ったフックセレクトをすると、フッキングミスやバラシが本当に増えてしまいます。

先日19日に釣った2本の49cm。ハドルフライ2.5インチにフッキングマスターインチジグヘッド#4-0.9g。

セクシーアンクル2.5インチにインチフックラージ、ゴブリンバット0.9gのダウンショット。

どちらもラインはアブソルート2.5ポンド。フッキングは2本共完璧でした。
フッキングマスタージグヘッド然り、インチフック然り、フッキングマスターライトクラス然り、デスロック然り・・・。グランのスモールフックシリーズは、軽いフッキングパワーでも最高の刺さりの良さを誇ります。
スモールマウス攻略において絶対に欠かすことができない必須アイテムですので、皆さんも是非使ってみて下さい。
 

 
 
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