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バス 杉山 敏教

晩冬のリバーバス釣行

九州でフィールドモニターをしております杉山です。

数日間冷え込みが緩んだタイミングで遠賀川にてボート釣行してきました。
まだまだフィールドは冬の様相でしたが、その中でも動ける大きい個体を期待しての釣行。
水温もかなり上昇したタイミングではありましたが、さすがにまだ春めいた場所・釣り方では答えは返ってきませんでした。
昼を過ぎ、釣り方を冬季より反応を得ることが出来ていた極ライトな食わせにシフトして深めの岩系を狙うと、求めていたずっしりと重い魚からの反応が返ってきました。

2キロ計りを振り切るクオリティフィッシュをヴァンガード 3LB.のおかげで食わせて無事キャッチすることが出来ました。
釣行してよかった!と思える、なかなか普段は出会えない素晴らしい体型の魚でした。

使用したリグは、私的に冬季の食わせの最終手段といえる3LB.ラインを使用したダウンショットリグでした。
セット内容はヴァンガード 3LB.を入れたスピニングタックルに、ゲーリーヤマモト・レッグワーム(ノンソルティ#N341/N000)+フッキングマスターライトクラス#2+ゴブリンバットスリム2.5g。

冬季釣行において、どうしても多用してしまうセットではありますが、それだけ信頼度・完成度が高いとも言えます。
冬季は魚が反応する釣り方が非常に限られる傾向が強く、極端な食わせかリアクションに特化した釣りをやりきった方がよい結果に恵まれると思います。
やはり、今回も同じ釣り方で同じスポットから魚を追加することが出来ました。


前回も感じたことですが、遠賀川でもボートでの釣行においてはヴァンガード 3LB.でも十分勝負が出来そうです。
むやみにライトラインを推奨するつもりはありませんが、高強度のラインを使用する前提ならば、タフな状況の魚を食わせるという点においてラインを細くするメリットは非常に大きいです。
その際、とにかく岩にラインを擦られない様にボートポジション等を工夫し、魚を誘導しながらファイトすることが私がもっとも気をつけているところです。
おかっぱり等で自分から動いて魚を誘導することが出来ない状況では、もう少しポンド数を上げて検討されてください。

とは言うものの、アフタースポーン以降の回復した川バスの強烈な引きに対しては、ラインのポンド数の選択を迷うところではありますが、今シーズンのカタログよりデッド・オア・アライブ プレミアム フィネスマスターという、ポンドテスト数を0.5ポンド刻みで選択できるアイテムが新たにリリースされるとの事ですので、更なるシチュエーションに応じたラインセレクトが出来るという点で非常に心強く感じています。

まさにこれから三寒四温で厳しい状況の場合もあるかもしれませんが、確実に春に向かって魚は動き出しつつあります。

ぜひ、モーリス製品とともに貴重なバイトを求めて釣行されてみてください。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。