岡山のC馬こと千葉潤一です！
弥栄ダムで開催された、NBCチャプター広島第２戦！(キサカ&マーキュリーカップ)に出場しました！

一週間前にプラクティスに入り状況はGood…しかし、大会前日の土曜日に再度入ると、状況は一変。原因はダムの曝気撹拌装置が稼働したことが要因の一つ、弥栄ダムの撹拌装置は優秀かつ数が多いので、水温が29℃から一気に24℃台になっていました！

これによってバスのポジションが変化。魚探で確認しても、ボディウォーターのサーモクライン上にサスペンドする個体は確認できない状況に…。

ちなみに7月下旬から8月初旬のこの季節、弥栄ダムでは、定番の沖の立木エリアはサイズが小さいバスが中心。他のエリアは場所によって状況が少しずつ違いますが、グッドサイズのバスは概ねシェードや岬の先端、そして岸沿いのカバーに居るのが殆ど！

しかし、今回は撹拌装置が動いたばかりでバスのポジションがまだ安定して無いようで、状況としては難しい印象です！

そして大会本番、迷わず下流エリアから入りましたが、瀕死リグでグッドサイズのバイトがあってもフッキングに至らない…ダウンショットでサイトフィッシングしましたがキーパーサイズを十分超えているバスもノラず…、苦戦する状況が続きます(笑)

時間だけが過ぎていき11時の時点でギリギリキーパーサイズが２本と厳しい状況でしたので、エリアと釣り方を大幅に変更して一本のキッカーフィッシュを狙いに切り替え、勝負を懸けました！ 狙うはトナカイワンドの右奥の流れ込み！

アングラーが入れ替わり入る人気のエリアなので、プレッシャーを考えたフィネスアプローチを選択。アブソルートAAA 5lb.を巻いた、高比重ストレートワーム3inch2のノーシンカーリグでアプローチすることにしました！ フックはオフセットマスターパワーベイトフィネス#1/0です！

このセッティングでカバーの最奥にある流れ込みの反転流のスポットを狙い撃ちしました！プレッシャーが掛からないようにサイドキャスト、限界まで飛距離を出せれば狙っているオーバーハングの下に入る。渾身の一投がミラクルキャストとなり、狙っていたポイントへ！

ワームが反転流にドリフトしていくとグッドサイズがヒットしました！ カバーの奥に入られたらブレイクの恐れがあるため、走られないようドラグ設定も強くてギリギリのセッティングでファイト！

普段、ホームの高梁川で訓練しているパワーファイト。さらにアブソルートAAAの高強度を信頼し、魚を寄せて1,500gのバスをキャッチしました！（アブソルートAAAの強さが解る映像です！）

ライン強度も重要ですが、このパワーファイトでもう１つ大切なことは、フルキャストから確実にフックアップ出来るオフセットマスターパワーベイトフィネスのフックの鋭さです！
硬く伸びの少ないアブソルートAAAと組み合わせることで、フッキングも決まりやすく、パワーファイトに繋げてもバレにくいです！
フルパワーの引っ張り合いでバスは何度もヘッドシェイクしますが、オフセットマスターパワーベイトフィネスは軸が太く、フトコロが深いフックなので、しっかりとフッキングしたらバレにくいことが特徴です。
さらにグランポイント採用でフックの先端が鋭いため初期掛かり性能が高いので、しっかり掛けたらバレることが非常に少ない優秀なフックです！

狙い通りのグッドサイズをキャッチできて一安心。さらに集中力を高めていきます。
その後、浮きゴミの外側で450gのバスを三連発して、バスの入れ替えに成功！

タックルは1,500gキッカーフィッシュと同じ！今日の状況に釣りのリズムが合ってきました。

しかし、表彰台を狙うには一本キロオーバーフィッシュが必要…閃いたエリアはガンネワンドの水中岬でした！

ライブスコープでは一見バスは見えないのですが…、しっかりとエリアを観察すると岩の上に張り付くバスの姿がC馬の目には見えました！(笑)

ハードリップラップでバスが張り付くと反射が出るので、それを狙っていきます！ ボートポジションと落とすラインをしっかり確認しキャスト。着底した瞬間、バイト＆ヒット！
正に一撃必殺の技です！

アフターのバスで良く引きましたけど、ラインもアブソルートAAA 4lb.で安心ファイト出来ました！ トータルウェイト3,000kgオーバーの表彰台確定を確信。

ウェイイン計測で三本トータル3,065g、３位に入賞出来ました！ これでNBCチャプター岡山高梁川が3戦、NBCチャプター広島弥栄ダムが２戦で表彰台に立つことが出来ました。

暫定ランキングも両チャプターともに1位ですが、次戦は両チャプターとも同じ日に開催なので、ダブルチャンピオンは難しそう…。ともあれ、今シーズンの好調の原因はタックルセッティングが決まっていることです！

フィールドではヒットした大型バスをバラシたとかラインブレイクしたとかを耳にしますが、C馬はここ数年、ヒットしたグッドサイズをバラシとかラインブレイクしたという記憶はありません！

現在のトーナメントはバスとコンタクトすることすら難しいので、一本のバラシやブレイクが命取りとなります！ フックとラインをしっかりセレクトすることで、そのリスクを大幅に軽減出来ると思います！

また…、今回のC馬のワンポイントアドバイスは熱中症対策です！ 毎日暑いですけど今年の暑さは特に厳しく感じます。C馬は熱中症対策として病院で処方していただいたツムラの漢方薬を飲んでいます！(笑)

生まれて初めて熱中症になってしまい、病院に行ってツムラの漢方薬を飲みましたが、もの凄く良く効いており、以降も処方してもらった薬を服用しています。
体調に不安があれば、素直に病院へ行くのも大切だと思います！