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バス 井上太

NBCチャプター池原 第4戦目レポート -前編-

皆さん、どうも、こんにちは! 日頃、いい釣りしてますか?
池原ガイドサービス“BOTTOM CNTACT”の井上 太です。

NBC池原チャプター第4戦目(最終戦)“White River & Y企画CUP”の模様を報告したいと思いますが、まず前編では、それまでの怒涛の一週間を振り返って、その時々の状況などを踏まえて解説して行きたい!と思います。

15日(Sun)からの明け方に掛けてに、台風18号の齎した降雨量の影響により、【上北山村観測地での総降雨量合計 542.5ミリ】。湖の水位はめまぐるしく一気に急増水を遂げ、翌朝の水位は、何と!あと僅か、3mでフル満水域に到達してしまう程の勢いで、+17mの過去に類を見ない程の急増水となった。

16日(Mon/祝日)、ガイド釣行当日、朝の時点では、前代未聞の事態に・・・。ボート桟橋は遥か沖へと浮遊し・・・、スロープ折り返し地点のトレーラー置き場は、完全に水没してしまい・・・、係留していたボートの1隻は沈船状態の事態に・・・。アレもコレもと、一度には対応し切れず、朝の出船時刻を大幅にズラして貰い、AM 9時半頃からのスタートとなった。

過去を辿っても、自分の頭の中のデータに存在しない! 『+17mの急増水にバスはどの様な動きをするのか?』も全く判断出来ないままでのスタートとなった訳だが、答えが出るのは、意外にも早かった! 前鬼筋・第2ワンド最奥部の小滝ツボに入ったのだが、バスからの反応が見られたので、『既に、ここまで溯上して来ている!インレットパターンだ!』と判断し、『普段、滅多に使う事が無かった!』と言う、新品ピカピカのハードプラグを使用して頂き、そこからは、行く先々でのインレットにおいて、怒涛のラッシュ!が始まった!

その日の殆どを、ハードプラグ(シャローランニングtypeのクランク系、もしくは、シャッド系)で押し通し、大満足!して頂ける事に成功したのでしたが、こちらのゲストさん、その他にも普段から悩んでいた事、例えば急深ドン深リザーバーでの縦の釣りに関するロッドポジションやロッドワーク、その捌き方、ラインスラッグ&ラインテンションの捌き方、アタリの出方&取り方などなど、熱心に質問して頂き、ガイド終了時には、今まで悩んでおられたモヤモヤ感も解消され、『今日、“通行止め”の表示に、一旦、山道を下ったのだったが、また、引き返して来て、ガイドを受け、スッキリして良かった!』と・・・

この日は、各筋の最上流域BW部は、増水後の距離が長過ぎる&激濁流だったため外し、各谷沢奥のインレットのみを回ってみた結果、功を奏したのだった。が、備後筋のみは、その日の夕方の時点で、クリアー化し始めており、大型バスの溯上シーンが見られていた。

さて、その翌日は、業務の休憩時間(午前中の約3時間)をプライベート&プラ釣行にあてがったのだが・・・更に、状況は好転しており、備後筋の上流域でのインレットパターンのみ!で、トータル25尾超えの大爆釣だった。但し、この日は、45cmUP(40後半サイズ迄)×4尾がMAXウエイトだった。ヒットルアーは、“イマカツシャッド IS-100”のクランキングシャッドのみ!


その2日後、前々日同様、業務の休憩時間(午前中の約3時間)をプライベート&プラ釣行にあてがい、『このエリアは、無いだろう!?』と、自身の中では、消去予想していた白川筋(白川又川も含む)を広域にラン&ガンして回ってみた。その結果、予想通りのプアーな状態を感じ、何れも、インレットパターンのみ!で、5尾の釣果だった。ヒットルアーは、今回も同じく、“イマカツシャッド IS-100”のクランキングシャッドのみ!

そして、翌日(19日)のガイド釣行では?・・・各インレットもその流入の勢いは和らぎ、少し、ペースダウンして来ている感が否めないインレットパターンでしたが、前日好調だった備後筋の上流域では、やはり、シャッド系が大当たり! 又しても、怒涛のラッシュ!が始まっていた。この日は、フォローにライトリグも投入し、インレットの少し深い層も探っていた事もあって、そこそこの釣果を叩き出す事に成功していた。ガイド後半戦に向かった前鬼筋・上流域エリアでは、西の谷とのインターセクション付近にて、ブラインド釣法で、2人で連続ヒット!のシーンも見られた。[ガイドゲストさん/DSリグ使用][僕/マムシジグ(ラバージグ)+ダットカット4インチにて!]

さて、その翌日(20日)は、前日の同ゲストさんの七色ダム湖でのガイド釣行へ・・・朝一から、西の川 → Ts-ON周辺 → 北山川上流部、お昼休憩を挟み、午後からは、大又川上流部へと・・・広域に回ってみたものの、余り芳しくない・・・各BW部は、思いのほか撃沈! 北山川上流部のみ、バスの魚影は濃かったのだが・・・その殆どの個体が、カバータイト型だった。僕が、“ジャバロンスーパーリアル150”にて、見えバスをサイトフィッシングにて1尾をキャッチしたのみ!

☆GRAN使用アイテム
Nogales フッキングマスター モンスタークラス #5/0
ボディーショット 0.9g(1/32oz)

大又川上流域の冠水レイダウンにて小バス×5尾ほどを連続ヒット!して頂いた後、夕方に差し掛かり、急遽作戦変更! 本湖の水質と、最上流部からの流入の水質の変わり目が、丁度、サンドバー付近だった為、沖目&バーティカルな釣法に切り変えて頂いてからは、怒涛の連続ヒット!となった。40〜35cm×6尾[ガイドゲストさん/DSリグ使用]水深にして、5〜8mのボトムトレース。

37〜35cm×2尾[僕/ダットカット4インチのテキサスリグにて!バイトは5回在ったが・・・]
☆GRAN使用アイテム
Nogales フッキングマスター モンスタークラス #6/0

こんな感じで、非常に楽しめた、プライベート&プラ釣行と、ガイド釣行でした!

後編では、池原チャプター参戦記の前日公式プラでの出来事&大会当日の模様をお伝えしたい!と思います。 それでは、また!

☆☆今回は台風の影響による急増水によって濁りも発生しており、巻きモノ重視にてプランを遂行してしまっていた為、スピニングタック&ライトリグの使用は完全に封印していたのですが、ここ最近での僕のお薦めマストアイテムは、モスキートのWガードです。急増水によって、大量発生しているウッドチップなどの浮遊ゴミ・・・各所に発生している崩落跡に出来ている冠水ブッシュやレイダウンのカバー・・・を攻める際にウィードレス効果の高いモノがストレス無く、安心してカバー奥に放り込む事が可能なのが有り難い・・・と言ったお薦めの一品で、ガイドゲストさん達には、用意して来て貰っている程です!

☆ガイドに関するお問い合わせは・・・
-池原ガイドサービス-“BOTTOM CONTACT”井上 太
※お一人さま限定Guide ¥25,000-/8h
お問い合わせ先:Guideの詳細は、090−4909-3887 もしくは、bottom-contact@ezweb.ne.jp

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。