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バス 千葉 潤一

NBCチャプター中国四国ブロック
チャンピオンシップ 優勝!

岡山のC馬ことフィールドスタッフ千葉潤一です。
チャプター岡山で年間3位になって中国四国ブロックチャンピオンシップの出場権を取りました!
 
本来は弥栄ダムでチャンピオンシップ大会が開催予定でしたが、水不足の影響で会場変更。
ホームの高梁川が会場となりました!
  
個人的に、ここ数年の晩秋~初冬にかけての高梁川は得意なフィールドになっています。
なので、優勝を目指してプラクティスを頑張りました!
 
プラクティスは凄く調子が良くてビッグバスの釣り方を発見!
本番の5日前と6日前には朝一に49cmと55cmを連続キャッチ


49cmはアブソルートAAAフロロカーボン 4lb.とオフセットマスターライトクラス #3を組み合わせたダウンショットリグ! 55cmはアブソルートAAAフロロカーボン 14lb.にフットボール!
 
プラ中に使用したアブソルートAAAフロロカーボンはかなり使い込んでいたラインでしたがブレイクなくキャッチに成功。
強さだけでなく寿命が長いのもアブソルートの魅力です!
 
しかし…本番直前、前々日に冷たい雨が降って水質がクリアへ…非常に厳しい状況となりました!
それでもビッグバスなら口を使うだろうと信じ、朝一は勝負に出ました…

しかし、残念ながらルアーを見切られてしまいます。

プランを切り替えて大量のバスウィードエリアに移動するとたくさんのバスの姿が。しかし、ほとんどがノンキーパーです。
 
その中からキーパーに届くバスがヒットすること願ってキャスト。
投入したのは朝一のキッカー狙いのダウンショットタックル。フックのゲイブをプライヤーで少し開いて掛け重視にしました!

(フックが折れる場合があるので注意が必要です!)

周りの選手はほとんど釣れていませんでしたが…怒涛の入れ喰いモードへ突入
ノンキーパーばかりでしたが、10本くらいヒットさせた後…ようやくキーパーサイズをキャッチできました!
 
使用していたロッドはオールソリッドのモデル。オールソリッドは本来、掛け重視のアプローチには向かないロッドですが、伸びの少ないアブソルートAAAフロロカーボンを組み合わせることで、積極的に掛けにいけるセッティングになります!
 
掛けたバスは一本もバラすことなく、すべてキャッチすることができました!
さらに、オフセットマスターライトクラスの刺さりの良さもフッキングの助けになっています!
 
ここでキーパーを2本キャッチしましたが、少し痩せ気味バスでしたので、ウェイトアップを狙い、中洲のウィードエリアに移動!
 
このエリアはブレイクにウィードが絡み、水深1.5~2mがバスのポジションです。場合によってはウィードの中にワームを入れるので、シチュエーションに合ったセッティングをリグることが凄く大切です!
 
今回はネコリグを選択。1.4gのネイルシンカーをセットした4inchストレートワームを使用!
フックはガードが強いモスキートヘビーガード #0。ULクラスのソリッドティップロッドにアブソルートAAAフロロカーボン 5lb.を組み合わせました。
 
普段なら4lb.を選びますが、ウィード越しでもしっかりパワーを乗せてフッキングできるようにするために5lb.にして、ドラグ設定を上げました。
 
このネコリグでも掛けたバスはバラシなしですべてキャッチ!
 
アワセた時にドラグが出るようなセッティングだと、掛けきれなくミスにつながる場合があるので、5lb.セッティングは確実にフッキングさせるのに有効です!
 
ヒットさせたアクションを解説しますと…
通常よりも重いシンカーを組み合わせてフォール中にバスが気付くように「パシッ」と小気味よく上方向にジャークさせます!
 
そうするとバスが上を意識、場合によっては上に喰い上がってきます!
そこからフォールさせると、バスは既に一度スイッチが入っているためルアーにアタックする率が高いです!
 
一般的に、タフな状況は喰わせ重視の軽いシンカーと丁寧なロッドワークで誘いますが、秋はリアクション重視の速い動きがバイトチャンスを増やす鍵です!
 
入れ喰いモードで怒涛の連発劇

周りの選手たちは「何をどうしたら、あんなにヒットできるの?」とおどろいていました! リミットメイクどころか1本釣るのも難しい状況だったようです!

▼興味がある方は、この怒涛の連発劇をご覧ください!

途中、小規模な背の低いウィードの上に浮いていたバスを視認できたので、ダウンショットを選択してキャスト。今回のキッカーになった700gをキャッチできました!
 
2時間半くらい同エリアで粘り、キーパーサイズをリミットメイク。その後は優勝目指してビッグバスを狙い。トータル30本くらい釣ってキーパーも10本ほどキャッチしました!
 
ウェイイン時は「何とか5位に入って西日本ファイナルの出場権が欲しい」と願っていました。

ウェイトを申告すると、どうやらローウェイトのスコアが多いとのことで、まさかのラストウェインでした!

2位とは僅差。62g差の1,280gで優勝できました

初めて中国四国ブロックチャンピオンシップで優勝できて本当に嬉しいです!
優れたタックルセッティングがあれば実力以上の力を発揮できると思いますが、特に大切なのがラインとフック
 
ラインはアブソルートには助けられていて良い成績も残せています。「アブソルートAAAを巻いていて良かった!」と感じる試合が多いです。
 
フックもオフセットマスターシリーズや本気フックでさまざまな状況に対応できています。特に、今年は本気ネコフックの発売でモスキートシリーズとの使い分けができるようになったのも助かりました!
 
VARIVASのサポートに心から感謝してます!
自分の力だけではチャンピオンは取れなかったです!
 
本当にありがとうございました!

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