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バス 礒野恒二郎

ツインゴブリンバット

こんにちは、テスターの礒野です。今回はワーミングにおける「新しい音」を紹介したいと思います。リングオフセットに2つのコブリンバットクイックチェンジャーを装着すると、世界初のフルタングステンラトル搭載リグが出来上がります。プラグにおいてはフルタングステンラトルの効果は大きいとされていますが、それをワーミングに使わない手はないでしょう。

リグり方は上記の通り、リングオフセットにコブリンバットクイックチェンジャーの1.8gを2個付けるだけですが、何もしなければ音は出ません。音を出してバスを誘うのに有効なのがミドストです。糸フケを出しながらのシェイクでゆっくりとリーリーングしてくれば、自然とタングステン特有の硬い音が出てバスの興味を引きます。このリグにおいては、リグ自体の重さからもベイトフィネスタックルが適しているのではないでしょうか。速いピッチでのシェイクなら沢山の音が出ますし、糸フケを多くとったゆるいシェイクなら控えめな音になります。ミドスト以外ではウィードに掛けてのシェイクでも、きっちりと音を出してバスを誘ってくれます。

音(ラトルやビーズ)の効果については諸説ありますし、ここでの説明は割愛しますが、音について私の持論をいいますと、「新しい音は効果絶大」というものです。新しいということは、バスが一度も聞いた事なく、バスが危険な目にあっていない音ということになります。

「危険な目」とは過去に釣られた経験です。バスが好きな音と言っても、その音で誘われて釣られたなら、釣られたバスにとってその音は恐怖の音に変わります。当然、一生そのままということでなく、バスにその音の記憶があるうちは「恐怖の音」になるということです。大型のバスほど記憶力は良くなるので、何度も聞かされている同じ音ではラトルの有効性を低くしてしまうということです。

まだ、多くのバスが聞いていないであろうタングステン同士が出す新しい音を、ワーミングの世界で是非試してみて下さい。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。