皆さんこんにちは。VARIVASフィールドテスターの柳浦です。
今回は、ＮＢＣチャプター旭川第１戦レイドジャパンＣＵＰで５位入賞することができましたのでレポートいたします。
 
会場の旭川ダムですが、ここ近年は水位が低い状態が続いていましたが、今年の春は水位が高く満水位に近い水位でした。

こうなると産卵を意識したバスは冠水したブッシュの周りで産卵行動を行います。
比較的ウエイトもあることから、当日はこの魚に的を絞ったエリア選択をしていきました。

数日前に雨が降り若干濁っている為か、魚を目視することはできませんでした。
水温低下も視野に入れ、少し深い場所も探ってみましたが反応が無く、時間だけが過ぎていきます。
帰着まで残り1時間半…選択した下流域からの移動を考えると、釣りができるのは実質30分という状況。
産卵に絡む個体を狙うのを諦め、バンク沿いのカバーに付く魚に狙いを切り替えます。
 
点の釣りだと時間ばかりかかるので、広い範囲を効率的に探れるスピナーベイトをチョイスし線の釣りへシフト。
この切り替えが功を奏し、一筋の光が見えました。
 
冠水した笹の中から、いきなりキーパーサイズがスピナーベイトにアタックしてきました。
しかし、ミスバイトでフッキングには至らず。すかさずネコリグでフォローしますが無反応。
 
横方向の動きにリアクションバイトしていると想定し、もっとシルエットを抑えてトレースできるリグとは？と考えてチョイスしたのが、ジグヘッドゲンテンに４インチグラブをセットしての中層スイミングです。
 
カバー際をスイミングさせるため、カバーとのコンタクトを考慮して、ラインは信頼のアブソルート4ポンド。
沈みブッシュへの根がかり回避に、ゲンテンのモノガードが活躍します。
そして見事に狙いが的中し、270gと小さいながら貴重なキーパーをＧＥＴできました。

ゼロフリクションコートのおかげで硬い上アゴに100点満点フッキングです！
この地点で残り15分。
焦る気持ちを抑えつつ最後までゲンテンを引き続けましたが時間が無さ過ぎました。
この一本で入賞は厳しいだろうと思いながらのウェイイン。

しかし、27名参加で釣ってきた選手は、僅か6名という厳しい一日だったようです。
全体的に釣れていない状況に助けられ５位入賞することができました(^^)
次はもっと上を目指して頑張ります！