報告=フィールドスタッフ吉田俊彦
澄み切った空気と湖水が魅力の栃木県日光市の中禅寺湖。
今回はシングルハンドロッドを使ったランガンスタイルのフライフィッシングを紹介しましょう。
今回はシングルハンドロッドを使ったランガンスタイルのフライフィッシングを紹介しましょう。

ランガンスタイルの釣りというと、その手返しの良さからルアーフィッシングを連想する方が多いのではないかと思います。
私のお勧めはフライフィッシングのシングルハンドロッドを片手に湖畔を歩いて移動しながらポイントを探るランガンスタイルです。
私は湖畔の澄み切った空気が恋しくなり4月中旬の中禅寺湖に釣行しました。
しかし天気予報通りにいかないのが春の中禅寺湖。9時過ぎに到着すると予報と違う東からの風。
歌ヶ浜の越後屋さんで遊漁券を購入しました。歌ヶ浜駐車場は有料になったおかげなのか、観光客による満車の心配が少なくなりました。
山側の湖岸を15分ほど歩いた小さな岬に降りて様子を見ました。
私は5回キャストしてアタリがなければ、フライは変えずに次のポイントへと移動します。
有名ポイントには先行者がいるのが中禅寺湖。そんな時には八丁出島の風裏のポイントまで歩きます。
投げ難い場所こそ好ポイントと考えてキャストを再開。
無理に遠投するよりも10メートルでも良いので必ずフライがターンするように心がけます。
しかしこの日はアタリが一度もないままお昼になってしまいました。
午後になって風は日光白根山方向からの西風に変わりました。その風を利用したベルジャンキャストは実用的です。
ワンドに膝まで立ち込んで20メートルほど沖合でゾンカーフライをターンさせました。
そのままインターミディエイトラインを放置。
20秒カウントダウンしたところでラインがひったくられるように引き込まれました。
ロッドを立てるとラインが音を立て、リールが激しく逆転。走りが止まった瞬間、沖合で水飛沫が上がりました。
私のお勧めはフライフィッシングのシングルハンドロッドを片手に湖畔を歩いて移動しながらポイントを探るランガンスタイルです。
私は湖畔の澄み切った空気が恋しくなり4月中旬の中禅寺湖に釣行しました。
しかし天気予報通りにいかないのが春の中禅寺湖。9時過ぎに到着すると予報と違う東からの風。
歌ヶ浜の越後屋さんで遊漁券を購入しました。歌ヶ浜駐車場は有料になったおかげなのか、観光客による満車の心配が少なくなりました。
山側の湖岸を15分ほど歩いた小さな岬に降りて様子を見ました。
私は5回キャストしてアタリがなければ、フライは変えずに次のポイントへと移動します。
有名ポイントには先行者がいるのが中禅寺湖。そんな時には八丁出島の風裏のポイントまで歩きます。
投げ難い場所こそ好ポイントと考えてキャストを再開。
無理に遠投するよりも10メートルでも良いので必ずフライがターンするように心がけます。
しかしこの日はアタリが一度もないままお昼になってしまいました。
午後になって風は日光白根山方向からの西風に変わりました。その風を利用したベルジャンキャストは実用的です。
ワンドに膝まで立ち込んで20メートルほど沖合でゾンカーフライをターンさせました。
そのままインターミディエイトラインを放置。
20秒カウントダウンしたところでラインがひったくられるように引き込まれました。
ロッドを立てるとラインが音を立て、リールが激しく逆転。走りが止まった瞬間、沖合で水飛沫が上がりました。

その瞬間これはレインボートラウトに違いないと確信。まるで海の青物のようなスピードとトルクフルなファイトに翻弄される数分間でした。
やっとリーダーが見えて来ましたが、完全な向こうアワセだったのでフッキングに不安が残ります。
私はラインが緩まないようにロッドを高く掲げてテンションをかけ続けました。やっと水面に現れたのは白銀のトラウト。
ネットに収まった魚を見て私はびっくりしました。白銀に輝く魚の正体はなんとブラウントラウトでした。
まるで降海型のシートラウトのような風貌とファイトはブラウントラウトに対する私の固定概念を覆すのに十分でした。
手をよく水に濡らしてから、慎重に写真撮影しました。
ファイトの主はまるで銀色の砲弾のような50cmオーバーのブラウントラウトでした。
やっとリーダーが見えて来ましたが、完全な向こうアワセだったのでフッキングに不安が残ります。
私はラインが緩まないようにロッドを高く掲げてテンションをかけ続けました。やっと水面に現れたのは白銀のトラウト。
ネットに収まった魚を見て私はびっくりしました。白銀に輝く魚の正体はなんとブラウントラウトでした。
まるで降海型のシートラウトのような風貌とファイトはブラウントラウトに対する私の固定概念を覆すのに十分でした。
手をよく水に濡らしてから、慎重に写真撮影しました。
ファイトの主はまるで銀色の砲弾のような50cmオーバーのブラウントラウトでした。

さて、私がこの時期にシングルハンドロッドのランガンスタイルをお勧めする理由。
それはベイトとなるワカサギやユスリカは風向きによって移ろいやすく、移動しながらポイントを探すと効率が良いからです。
今回の使用ロッドはVARIVASグラファイトワークスのPower Trail[パワートレイル]9ft#6。
それはベイトとなるワカサギやユスリカは風向きによって移ろいやすく、移動しながらポイントを探すと効率が良いからです。
今回の使用ロッドはVARIVASグラファイトワークスのPower Trail[パワートレイル]9ft#6。

ラインシステムは、9ft#8インターミディエイトヘッドに
VARIVASテーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]3X。
VARIVASテーパードリーダー エキスパート スティルウォーター FHT[ナイロン]3X。

ヒットフライはバーブレスフックのVARIVAS 2430#6に巻いたホワイトゾンカー。
ランガンスタイルで風を味方につけポイントを見つけることで、
中禅寺湖のワイルドなトラウトたちに出会うことが出来るでしょう。
中禅寺湖のワイルドなトラウトたちに出会うことが出来るでしょう。

遊魚期間と料金については中禅寺湖漁協組合の公式HPをご確認ください。
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