渓流 フィールドレポート

片品川の雪代岩魚 群馬県利根漁協管轄

気温の変化が激しい日が春らしさを感じさせる日々ですが、群馬県北東に位置する利根川水系「片品川」に岩魚を求めて釣行しました。毎年この時期になると、正岡子規の俳句を思い出し、色とりどりの新芽を纏った山沿いの河川に行きたくなってしまいます。

『故郷や どちらを見ても 山笑う』正岡子規

「山笑う」里山と雪解けの流れの本流域。色々と思いを馳せながら車を運転して、6時45分に片品村に到着。気温8℃微風で寒く、少し厚着で7時に入川。水温計を忘れてしまったので正確には分かりませんが、水温は おそらく6~8℃くらい。底石がはっきり見え…難しそうでした。平瀬から深場、瀞と仕掛けを流しますが1時間は何の反応も無く500mほど釣り歩き、雪代が激流を生み出す流れ込みのキワから、水深2mの底石周りに餌を送ろうと仕掛けを流し始めてすぐに、目印に違和感。瞬時に小さく手元に、

「コッ」と。

「くる!」と確信した瞬間、大きく明確なアタリ。アワセたのは良いのですが激芯に突進されて、どうにもこうにも耐えるしかなく、耐えながら立ち位置を変えて竿を絞りました。ホーム河川の利根川のように、広い流れならば流芯に入られないように、魚が掛かったら即座に自分が有利になる立ち位置に移動し魚とやり取りしています。竿のパワーだけでやり取りするよりは、流れに対して 竿、ライン、錘、ハリのバランスを良く考えることが大切だと思います。バランスが合ってなければ針が伸びたり折れたり、ハリスが切れたりしてしまいますね。VARIVASプロステージ渓流・本流エクストリーム、完璧でした。

何度かの突進を交わしタモに入れた魚は、狙い通りの岩魚です

これが武尊岩魚なのかな!? と観察していると隣に赤い石が動いた…。冬眠から覚めた、大きなアカガエルでした。

片品川雪代武尊岩魚44cm。

2匹目を狙い、上流に4時間釣り歩きましたが9時ぐらいから突風が吹き荒れて条件が悪く、12時に納竿。釣果は1本でしたがタックルバランスや動きの勉強になり良い釣行となりました。車に戻る畦道は、遠くに桜が咲き、山の斜面の彩は優しく、アカゲラが木を突き、芹、芽カンゾウ、土筆、仏の座、蒲公英などが畦を覆い、山椒の新芽が息吹きはじめ、「山笑う」里山での春の釣行を満喫しました。

桜並木と片品川。

[タックルデータ]
竿  :SHIMANO αズーム本流ゲーム リミテッドプロ ハイスピードV 8.0-8.5m(1997年)
道糸 :プロステージ 本流 エクストリーム フロロカーボン 1号    
ハリス:プロステージ 渓流 エクストリーム フロロカーボン 0.8号(35~45cm)
目印 :みえる目印 オレンジ×2 グリーン×2
オモリ:割りビシ 大
※道糸とハリスの結び
●ヨリモドシを使う場合=漁師結び又はクリンチノット。
(根がかり等で、ラインが長く切れて川に残らないように、ハリスを使った仕掛けを推奨します。)
ハリ :渓流鈎 きじブドウ虫 3号
餌  :ミミズ 2匹チョン掛け

[問い合わせ]
利根漁業協同組合
TEL 0278-22-4516

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