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バス 高梨 洋平

千葉県亀山ダム JBマスターズ 開幕戦レポート

皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。

先日3月14、15日に千葉県亀山ダムにてJBマスターズ開幕戦が開催されました。
僕は本当に不甲斐ない試合をしてしまい、総合37位でフィニッシュとなりました。

しかし、今回の試合でバスをキャッチ出来たのは111選手中、僅か40名。従って、年間ランキングレースは今回バスを釣った40名に絞られ、僕にもレースへの参加権が与えられました。トーナメントで強さを示すには年間ランキングで常に上に居る事が全てと信条に置いている僕にとって、これは不幸中の幸いです。今回の試合で浮彫となった今の僕の大きな反省点、改善点をどうすべきかしっかりと考え、来月の三瀬谷戦に備えようと思います。

また、今回の試合での思考や僕の戦略の間違いはアメーバブログの方に書きましたので省かせて頂き、こちらのレポートでは亀山戦のプラから試合で組んだ僕のタックルを書かせて頂きます。

まず、一週間前のプリプラではよく釣れていたのですが、この時点から試合まで、終始メインとなったのはモスキートシリーズを使ったネコリグでした。



ルアーはプラではプロトのフラッシュストレートを使用。プラの時点ではキツイ濁りが入っていたため、ネコリグでより良く動いて波動を出し、バスにルアーの存在を気付かせてくれるフラッシュストレートが圧倒的に釣れていました。
(まだエコ認定されていないため、試合では使えません)

フックは、モスキートWガードと、モスキートヘビーガードのガードをカットしてVに拡げた物を使用。カバーが多く、一見何も無さそうなバンクや岩盤にも見えない立木やオダ、レイダウンが無数に沈んでいる亀山ダムでは、カバーやストラクチャーの濃さに応じてシステマチックにフックを選べるモスキートシリーズは大きな武器となります。


右からガードの強さに応じて、ワイルドモスキートWガードモスキートヘビーガード、モスキートヘビーガードVチューン、モスキートWガードモスキートとなります。

これにロッドは、カバー周りや見えないストラクチャー周りでも正確にルアーを操作し事前に根掛かりを回避しバイトチャンスを作る事が出きる、硬いソリッドスピニング、ブラックウィドウ62UL-S「マイクロマイスター」。ラインはデッドオアアライブプレミアム3.5ポンドの組み合わせでした。

また、もう一つプラで好感触だったのが3.5gのテキサスリグ。


こちらはプリプラ時はブラックウィドウ65L「マルチフィネス」にアブソルート10ポンド、フックがパワーベイトフィネスのセッティングでしたが、カバーの濃さとバスのサイズ、ルアーとフックのセッティングから推し測って、フッキングした時のパワー不足を感じたため、試合ではロッドを68M「エアロディスタンス」に変更。更にフッキング性能重視で、フックはフッキングマスターヘビークラスに変更して挑みました。根掛かりのリスクを減らしてテンポ良くカバーを撃ちたい時は、フックポイントがやや内向きなパワーベイトフィネス。フッキング性能重視ならヘビークラスという使い分けです。

いくらプラで釣ったところで、試合で釣らないとトーナメンターとして意味が無いというところですが、カバーやストラクチャーが豊富なリザーバーでは言うまでもなく、このようなタックルセッティングが重要となります。
参考にして頂けたら幸いです。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。