皆様こんにちは。フィールドスタッフの柳浦です。今回は岡山県旭川ダムで行われたチャプター旭川第1戦に参加してきました。

開催時期が4月下旬ということもあり産卵を意識した魚が増え始めて来ているなぁといった感じでした。中でも中流域のワンドは水温も高くシャローでバスの姿を確認できました。このバスをスルーリグやテキサスリグで狙っていきましたが、産卵に絡んだ魚は吸い込みが弱くバイトしてもフッキングできなかったり、食性ではなく、敵を排除する動きをとるのでバイトさせにくい、といった感じでした。ならばライトリグでは？と思いましたが、周りに立木などのヘビーカバーがありバイトしてもランディングできないといった問題がありました。そこで活躍したのが新作のデッドオアアライブプレミアム12ポンドを使用したヘビーダウンショット。このデッドオアアライブ プレミアム ベイトフィネスですが、ベイトフィネスにこだわらず、カバー対策用ラインとしても扱い易く、強いラインです。使用感は非常にしなやかなので、接近戦において手返しよく狙いたい時にストレスなく釣りができました。

スルーリグではバイトしても、シンカーの重みが違和感となり直ぐに離してしまいましたが、ダウンショットの場合はラインがフリー状態なら充分吸い込めて、ルアーをバスのレンジに合わせ易かったので、この選択は正解でした。

そして試合当日。狙っていたエリアへは先行者が居て入れませんでしたが、新たな魚を見つけてアプローチ開始。釣り方はプラクティスで見つけてあるのであとはタイミング次第。しかしこの日は途中から春の強風が吹き、ボートの曳き波がプラスされてボートポジションが安定しない。しかもバスはブッシュ際に浮いていて、非常にアプローチが難しい状況でした。しかし、デッドオアアライブ プレミアムのしなやかさ、強度、感度に助けられ、ブッシュの枝に擦られたうえ、荒れた湖面でバイトが分かりにくい中でも、しっかりとバスを連れてきてくれました。

この一本、1180gでのウェイイン。9位と年間を狙ううえではまずまずの順位でスタートがきれました。

今回、プラクティスから本番まで使用したタックルは下記の通りです。

［タックル］
ロッド：ブラックウィドウ72MH-T
リール：タイプR103H
ライン：デッドオアアライブプレミアム 12LB.
フック：フッキングマスターヘビーワイド＃1/0
シンカー：ゴブリンバット 5g
ルアー：マブクロー