皆さんこんにちは、野呂昌明です。
なまずシーズンがやっと最盛期に入ってきました。
今年もつりニュース様から発売予定のなまず専門誌『なまずGAME4』の取材をしてきました。
今のベストな時期ならな~と毎年思うのですが、釣りの撮影はいつもベストシーズンのチョット前に行ないます。
これは何の釣りでもそうなのですが、この釣行当日もそうでした。
なまずにはチョット早く、しかも鯉のスポーニングにぶつかるという本当に最悪の状況でした。
実は1週間前にプラクティスに訪れた時は、難しいながらもなまずをキャッチできていたのでなんとかなるとは思っていましたが、その1週間後に鯉の大型産卵にぶつかろうとは思いもよりませんでした。
岸際をバシャバシャと暴れる鯉の邪魔を避けながらのなまずアプローチは予想をはるかに超えるハイプレッシャーのゲームとなりました。
チャンスは数少ないと思っていたので、ミスが許されない状況の中、キャスト、ルアーコントロール、フッキング、ランディングまでを確実にこなせるロッドはいつも使用する『流雅 鯰 611硬』です。
やはり鯉のおかげでいつも着いている場所になまずが確認できなく、せっかく見つけてもルアーをアプローチしても逃げていってしまうような魚ばかりで時間だけが無常にも過ぎていきました。
デイゲーム縛りでの今回のロケだったので、夕刻を迎えるまでには終わると思っていたのに気が付けば日が西に傾き、もうそろそろヤバイと思っていたところに、どこからとももなく1匹のなまずが目の前を泳いでいるのを確認、周りにも鯉の邪魔はなし、これで反応してくれなかったら終わりだと想い、ラストキャストに集中しました。
コントロールしやすいロッドのおかげでベストなスポットにルアーをアプローチすると、何の違和感も無くなまずはバイト、フッキングも完璧に決まり、ミス無くキャッチに至りました。
十分すぎる60cmオーバーの魚体。
無事に取材を今年も終えることができました。
詳しい内容は6月発売予定の本誌を是非ご覧ください。
[当日のタックルデータ]
ロッド:流雅 鯰 611硬
ライン:VARIVAS ナマズ マックスパワーPE[トロピカル]
ルアーフック:Nogales ゼロフリクション トリプルフック #4、Nogales ゼロフリクション ダブルフック #6