menu
磯・堤防 前原 弘和

福井県若狭町小川の春チヌ

3月28日、私の所属する釣りクラブ[SEA WALKER]メンバーの北出さんから、「久しぶりに釣りに行きましょう!」と連絡をもらい準備をしていたのだが、ぬわ~んと!当日は北西風が吹き若狭湾の沖磯は全滅状態。

しっか~し~!若狭湾はちょうど春チヌの季節で北風に強い内湾磯から大チヌが釣れる時期。当日の朝、電話で海の状況を確認し毎年大チヌの実績がある若狭町小川の内湾磯へ出かけることにした。小川の内湾磯は小さな磯が多いため船外機で渡船するのだが、沖磯へは大きな渡船で渡してくれる。


ってなわけで~!強い北風を避けて風裏となる「立島の磯」の内向き側へ渡してもらった。ここは先週も一人で渡ったが、型はそれほどでもないが40cm前後を4枚釣っており、魚影は濃い。北出さんに大体のポイントを説明し早速釣り開始! 私の仕掛けは、道糸 ゼロフカセ1.5号、ゼロハリス1.2号、ハリ Zeekチヌ ゼロフカセのゼロコンビ! オモリはエコオモリ3Bを使用した。

3投目で私に当たり! ウキを軽く抑え込んだところでスパッとウキが海中へ! 竿を立てるとゴンゴンと大きく頭を振るチヌ独特の引き味が竿に伝わってくる。ここは足元から竿1本くらいまで藻が生えており、これに絡まると厄介だ。少々強引に引き寄せ、無事ランシングしたのは45cmのチヌ! 「やった~!」久しぶりに良い型をキャッチできた。

まだ居そうな気がしたので早々にVARIVASキーパーバッカンにキープし、もう一度同じポイントヘ。予感は的中!すぐに2匹目38cmをキープ! そしてすぐに仕掛けを投入すると...そうは世の中甘くないですな。(笑)

北出さんは、初めてのポイントでまだ攻めあぐねているようなので、海の濁りで見えない手前の藻の多いところを避けてもっと沖に仕掛けを投入するようアドバイス。するとすぐ仕掛けを変え、結果につなげます。「やっと来ました~!」の声と同時に竿が大きく曲がっています! なかなかの大物! 北出さんもVARIVAS製品の愛用者、VARIVASラインで余裕のやり取り。「前原さんより大きいよ~!」。その言葉通り、徐々に海面に浮かんできたその姿に私は思わず「きたでっち! いい型や~!」タモに収まったのは、49cmの立派なチヌ!


さすが北出さん、私のアドバイスをしっかり理解しイメージ通りの仕掛けチェンジときっちり結果を出す釣りのセンスが素晴らしい! しかも、これだけでは終わらないのが北出さん! その後しばらくして「また来ました~!」の声。今度は47cmをキャッチ! 素晴らしい! 羨ましい!



北出さんは40cm後半の立派なチヌ2匹キャッチし小川の春千ヌを充分堪能してもらったようだ。

私はその後35cmを追加し、小ぶりながら3枚キーブ。グレの30cmも追加できた。


これから、乗っ込みシーズン突入! 小川の磯も内湾磯から沖磯へと大子ヌの釣果が聞かれることだろう。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。