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磯・堤防 花城 周作

タマン狙いでガーラキャッチ!

今回は、令和元年10月9日~10日の釣果レポート。

今月15日まで開催の宮古島の釣具店「海坊(いんぼう)」の海坊杯タマンダービーに参加中で現在3位の私は、栄光の1位を目指し伊良部の長山港で釣りを始めるが、餌を変えようと竿を上げるとがっちり根がかりしリーダーからラインブレイク。なんとなくやる気をなくした私は、気分転換のため、タマン実績のある狩俣漁港へ大移動。爆風の逆風で海は大荒れではあるが、ヘッドライトの明かりで照らされた漁港内には小魚がたくさん浮かび上がっている。「今日は釣れるど~」といつものように根拠のない自信。21時頃から釣り開始。

開始してすぐに、ダービー期間中8匹目となるタマンをキャッチ。だけど小さい。計測してはいないが50cmくらいで8匹中一番小さい…。ん~お父さんを連れてこい~。デカバンタマンを狙って、掴まえた新鮮なダツを餌に再投入。投げなおしてすぐにあたりはあるがハリスを数回切られてしまう。サメか? ま~どっちにしろこの犯人を掴まえなければ次はないなと思い、竿を板バネから外し手持ちに替えて犯人を狙う。しばらくして勢い良く竿をもっていくあたりに早めのフッキング。のった~、で犯人はカマス~。ま~これで平和な海でタマンを狙うことができる。と餌を変えて投入するもそれからはあたりが全くないまま日をまたいでしまう。

そしていつの間にか寝ていた私をタマンセンサーがたたき起こす。寝ぼけていた私は、裸足で飛び出すが何をしていいか分からずぼーっと海面をたたくように突き刺さる竿をしばらく眺める。はっと我にかえり慌ててファイト開始。何度味わっても飽きることのない圧倒的な力強い引き。根もなく擦れる場所もない今日のポイントでゆっくり堪能する。そして上がってきたのは17kgのロウニンアジ。

サイズは小さめではあるが、ん~やっぱりお前が一番最高だ!

生まれ変わって魚になるなら絶対お前になって釣人のラインを力でぶち切って口元にたくさんの釣バリの飾りをつけた最強のロウニンアジになってやるぜ。今回はタマン狙いの釣行で狙っている魚ではなかったが、楽しく嬉しい釣行でした。
 
[タックルデータ]
竿:   がまかつ 沖縄スペシャル 10号
リール: ダイワ ソルティガドッグファイト 7000H
ライン: VARIVAS アバニ キャスティングPE SMP 8号
リーダー:VARIVAS バーマックス石鯛 VA-G 35号
ハリス: VARIVAS 大物ハリス 40号
錘:   50号
ハリ:  がまかつ タマンスペシャル 24号
餌:   ダツ

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。