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磯・堤防 黒瀬義人

梅雨グレシーズンの良型グレ!!!

みなさんこんにちは。
私、紀東エリアをホームグランドとし、毎週40cmオーバーのグレを求めて、
磯へ通っておりますTEAM凪の黒瀬義人です。
今回は梅雨グレシーズン真っ最中と言うことで、
6月23日、三重県・熊野市甫母(ほぼ)町の地磯、千畳敷へ出かけました。

いつもは渡船を利用するのですが、
最近は少々運動不足気味なので、それを解消するためにも、
渡船ではなく歩いている地磯を選んだ次第です(笑)
千畳敷の地磯は甫母新港からマキエを入れたバッカンを背負子に背負い、
山道を40分ほど歩きます。
山道と言っても千畳敷のとなりにある観光地「楯ケ崎」までの
遊歩道が完備しており危険性はありません。
ただ距離があるので、体力は必要ですっ(笑)

前置きが長くなってしまいましたが、
当日は、昼から夕マヅメを狙うべく、昼前から歩き始めました。
途中の阿古師神社で一日の安全釣行と
グレの40cmオーバーが出るのを祈願し、13時に到着。
当日の狙いはもちろん40cmオーバーの梅雨グレです。
当日の仕掛けは、道糸がバーマックス磯VLSフロートタイプ2号、
ハリスは新発売のハードトップ1.5~2号を使用し、
道糸とハリスの相性を確めます。

釣りを始めると、磯際から元気な木っ端尾長グレが飛び出してきます。
しかもエサ取りのタカベとキタマクラも元気にサシエを食べにくるので、
磯際を諦めて遠投でサイズアップを狙います。
サラシに乗せて仕掛けを流していくと、ラインが気持ちよく走り出します。
これは尾長グレだろうと、アワせを入れてよせてくると37cmの尾長グレ。
沖のポイントには、いいサイズの尾長グレが潜んでいます。
続けて同じポイントをねらって行くとまたしてもアタリがきました。
アワセと同時に伝わる重さと強さに大物を期待させます。
強烈な突っ込みに竿を立てて耐えるも次の瞬間にプツっと、切られてしまいました。
仕掛けを回収して確認してみるとチモトからスパッとやられています。
ハリを飲み込まれていたのでしょう。
気をとりなおして、釣りを続け30cmクラスの尾長グレを5~6匹追加し、夕マヅメを向かえました。
この梅雨グレのシーズンは尾長グレはもちろん、
産卵後から体力を回復した大型口太グレも狙う事が出来ます。
ただ、尾長と口太では狙うポイントや仕掛けが若干違うため、
夕マヅメは磯際に潜む口太グレに狙いを絞ることに。
釣り開始した頃は、磯際には木っ端グレとエサ取りがわいていましたが、
夕マヅメになるとそのエサ取りも少なくなっています。
大物を期待させる雰囲気にロッドを持つ手に緊張が走ります。
そして、その緊張が興奮に変わるときがやって来ました。
磯際ギリギリに張り付けたウキが海中に沈んでいきます。
すかさずアワセを入れると一気に底へ向かって走り出します。
磯際でのやり取りは一瞬の判断が明暗を分けます。
根に向かって走る獲物を竿を突き出し、走りを止めます。
最初の走りを止めれば、後は道糸とハリスを信頼して慌てず獲物を浮かせていきます。
やがて無事にタモへ収まった獲物は、
40cmオーバー! 45cmの口太グレでした。

これぞ梅雨グレだと山歩きの疲れを忘れさせてくれる一尾と出会い、
感無量のまま納竿となりました。
これからは暑くなり磯は厳しくなりますが、
それでも大型の尾長が狙える時期なのでみなさんも磯へ駆け出してほしいです。

[使用タックル]
サオ: がま磯 マスターモデル尾長M-5.3
リール: ダイワニューインパルト3000LBD
道糸: バリバス バーマックス磯 VLSフロートタイプ2号
ウキ: 釣研トーナメントゼクト 0~2B
ハリス: バリバス ハードトップ 1.5~2号
ハリ: GRAN ジークグレ のませ 5号
オモリ: バリバス スーパーエコオモリ 3~2B

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。