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磯・堤防 東弘幸

シマノジャパンカップ関西A大会 予選突破!


5月12日、シマノジャパンカップの関西A大会が開催されました。前日に梶賀で雑誌のカラーグラビア取材(4時40分出船、18時納竿)があり、かなりヘロヘロ(笑)の状態での参加です。梶賀での取材を終え、会場となる串本へ到着したのはすでに日付けが変わった頃。ほぼ寝る時間もなく受付し、抽選を行います。137人参加で予選通過は7船出る各船内トップと全体の2位の8名のみ。
23センチ以上5匹までの総重量で争われる為、まずはキーパーとなる23センチ以上でリミットメイクすることに集中。前半戦の舞台は出雲の沖磯「アシカ」です。
もちろん初めて乗る磯で、ポイントも攻め方もわからないけど・・・実績が出ている磯に乗れる事自体が予選では非常にラッキーなこと。 6時試合開始。ゼッケン番号の若い僕にまず釣り座の優先権があり、尾長場ということもあったので一番沖向きを選択。これがまず正解でしたね。エサトリはサバ、タカベで撒き餌を打つと水面がバシャバシャする程、群がっています。まずはこのエサ取りをかわし、本命であるグレにエサを届けなければなりません。キワから出るでかいサラシに撒き餌を絶えず撒きながら沖の潮目まで大遠投攻撃。ここで一番重要なのがライン操作です。ウキから穂先までは出来るだけ一直線にしたい!ラインのフケは潮上、風上に操作したい!という事で道糸の操作性が問題になってきます。サラシや潮流に飲み込まれて操作が出来ないラインでは、遠投攻撃は成り立ちません。バーマックス磯VLSフロートはラインの操作性が抜群で、更に視認性が良く、バンバン尾長グレをヒットさせることが出来ました。糸スベリが良く、オープンベールにして流す釣りもやり易く、尾長グレがヒットすると、指をラインがはじいて「バチバチバチッ!」と気持ちよいアタリを楽しめました。ここでは尾長グレを30枚は釣ったかな?まずは順調な滑り出し。
磯を湾内に変わって後半戦は9時30分からスタート。尾長グレよりも重量のある、口太グレが欲しい・・・。これが本音でしたね。沖よりも湾内の方がサバがきついと言う情報通りにエサが効いてくるとコサバに包囲されたんだけど・・・。撒き餌ワークでキワのエサ取りを釘付けにして、潮流を読み、淀んだポイントへ集中攻撃。サバだらけの中、4ヒロでヒットしてくれたコイツはかけた瞬間に「これを取れなければ全てが終わる」って思いました。それまでにサンノジが連発していたから半信半疑だったけど、強いやり取りの中、魚が見えた時の感動は忘れられません。「うわっ!グレやっ!!しかも・・・デカイっ!」
心がふるえるってこういう事なんだ!タモに収まった時42センチの口太グレを見た時の達成感はサイコーでしたよっ!

そのあと釣り座を入れ替えて35クラスを追加。撒き餌一点撒きでサバの真ん中から引きずり出したグレ君でした。シモリだらけの中でもハリスを信頼しているからこそ、強引にやりとりできるんです。「まわりが釣れてなければ・・・ひょっとして・・・」なんて甘い考えもあったけど・・・

いや、そんな甘い考えをするな もう一枚入れ替えろ

自分にそう言いきかせて12時の納竿までやりきりました。
ドキドキしながら検量すると・・・全体の釣果の第2位。なんとか予選通過です!魚と常に接する部分なのでライン、ハリは特に信頼をおきたい部分。決められた時間、ルールで戦うトーナメントではそれがさらに際立ちます。
セミファイナルは7月7日です。勿論全力を尽くして頑張ってきます!

ロッド: サーベイヤー(シマノ)
リール: テクニウム2500DXG(シマノ)
ライン: バーマックス磯VLSフロート1.75号(VARIVAS)
ウキ: トーナメントゼクト0~B(釣研)
ハリス: ゼロハリス1.5~1.7号(VARIVAS)
ハリ: zeekグレ競技フカセ3~5号(GRAN)

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。