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磯・堤防 東 篤夫

日振島 良型グレ快釣です!

愛媛県 日振島釣行

日振諸島は宇和島沖の豊後水道に位置し、大小4つの島と多くのハナレ磯で成
っています。宇和島周辺の港から5軒ほどが渡しており、航程40分ほどの渡船で
渡ることができます。今シーズンはとくに好釣果が続いていて、連日50㎝オーバ
ーも出ているとのことでした。そこで2月15、16日の一泊二日で、会友ら4名で
釣行してきました。前夜に合流して名神中国山陽道を抜け、瀬戸大橋から松山道
経由で宇和島に向かいます。予約しておいたエサを購入して、お世話になる浜崎
渡船には未明に到着しました。私は4年ぶりの日振です。

午前6時前、10名ほどの釣り客をのせ、船はフルスロットルで日振島を目指し
ます。エンジン音がスローになると、そこには横島の1番がありました。3人を渡
し次に向かったのは北の中で、「東さん!左に2人右に1人いきましょうかー」と
の指示でここに渡りました。


横島、北の中の右

小雨が降り風波が磯を洗う中、タックルを用意し生沖アミに集魚剤のマキエを
入れます。サシエも生沖アミのLとして仕掛を入れると、すぐにサシエが取られ
ました。気配を感じた3投目、良型がヒットしました。グレ特有の引きを楽しみ
ながらラインを巻き上げますが、抵抗をみせてなかなか浮いてきません。なんと
か足元に浮かしタモに収めたグレは、51cmのビッグワンでびっくり!これだけ
で日振まで来た甲斐があります。この後隣にいた野村肇さんと田平学さんも、交
互にサオを曲げ良型をゲットしました。

10時に磯替わりして緑川幸治さんと2人で北の1番に上がります。ここでも40
~48cmを追加し、緑川さんも45㎝を釣り上げました。


北一番にて、緑川氏 46cm


北の中 51cm

結局終日雨の中で午後2時半終了としました。夜は市内のホテルに宿泊し、大
浴場で疲れを癒し夕食は釣り談議に花が咲きました。

明けて翌朝は晴れでやや風の好条件で、ふたたび沖磯を目指します。この日も
横島から尾島へ渡した後、沖磯を希望して沖の島の19番に田平さんと上がりまし
た。ここは日振の最西端に位置し、向かいに遠く大分の影が見えています。北西
風を背にする形で船付きと高場に分かれて釣り始めました。


沖の島 19番 船付


沖の島 19番 高揚

タックルは遠投時に有効なバーマックス磯VLSフロートタイプ2号に、ハリス
はバーマックス磯ゼロハリス2号、ハリはジークグレ尾長Ⅱピンク2号としまし
た。この日は田平さんがポイントを見出したようで、沖目でいきなり49cmの良
型グレをゲットしました。私も同所近辺を探ると、ウキがゆらゆらと海中に消え
ました。大きくアワセを入れハリ掛りさせると、キーンとラインが風に鳴り強い
引きが伝わります。磯際でも何度も突っ込みを繰り返すも、なんとかタモに収ま
りました。これも48cmで型揃いです。この後潮が早まったり緩んだりしました
が、交互にヒットが続き昼には2人のライブキーパーはほぼ満タンの大激釣とな
りました。午後も数尾追加して風が強まった午後2時、迎えの船に乗り込みまし
た。


東 48cm


横島 1番 回収船

港に帰り桟橋で記念写真。16日は40~49cmの口太グレがみんなで37尾となり
ました。2日間で60尾はクーラーに入りきらず、おすそ分けしてあとを持ち帰り
ました。
 日振島は寒グレばかりでなく、梅雨グレは尾長も混じって楽しめます。店に置
いてあった伊予かんとポンカンをお土産に、またの釣行を約束して帰路に着きま
した。


桟橋にて、野村氏


桟橋にて、東の釣果


日振仕掛


浜崎渡船

宇和島市石応 浜崎渡船 0895-28-0212

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廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。