2023年3月1日、2日バリバスフィールドスタッフの阿部博和氏の芦ノ湖トラウト釣行に同行した。
※当日使用したタックルの詳細はページの最下部に記載。
神奈川県の芦ノ湖では毎年3月1日が特別解禁釣大会が開催され、その翌日の3月2日から通常解禁となっている。
今回用意したのは3タックル。
それぞれ性質が異なるラインでセッティングした。
※当日使用したタックルの詳細はページの最下部に記載。
神奈川県の芦ノ湖では毎年3月1日が特別解禁釣大会が開催され、その翌日の3月2日から通常解禁となっている。
今回用意したのは3タックル。
それぞれ性質が異なるラインでセッティングした。
▲手前:浮力の高い「Sスペック」
奥:強度と視認性の「マックスパワーPE ライムグリーン」
「Sスペック」は高浮力のPEラインで、ルアーを浮かせたい時に使用する。
浮力の効果をより得やすいように1番手太い0.8号をセレクト。
ただ「Sスペック」は高浮力の特性上、風がある時に波にさらわれやすい。
そういうシーンでは浮力の劣る「マックスパワーPE ライムグリーン」を使う。
波の影響をかわし、より水を切って馴染みやすい0.6号をセレクト。
ラインを沈めたミノーイングをするタックルには「ダブルクロスPE」をセレクト。
浮力の効果をより得やすいように1番手太い0.8号をセレクト。
ただ「Sスペック」は高浮力の特性上、風がある時に波にさらわれやすい。
そういうシーンでは浮力の劣る「マックスパワーPE ライムグリーン」を使う。
波の影響をかわし、より水を切って馴染みやすい0.6号をセレクト。
ラインを沈めたミノーイングをするタックルには「ダブルクロスPE」をセレクト。
通常のPEよりも高比重の「ダブルクロスPE」は水に馴染みやすい。
風が吹き波立った状況でも影響を受けにくく、ミノーをレンジキープさせやすくなる。
6:30に特別解禁釣大会がスタート。
その直後、開始3投で阿部さんの竿が曲がる。
風が吹き波立った状況でも影響を受けにくく、ミノーをレンジキープさせやすくなる。
6:30に特別解禁釣大会がスタート。
その直後、開始3投で阿部さんの竿が曲がる。
ネットをしっかり準備する必要のある良型のようだ。
上がってきたのは60センチ近い、よく太ったレインボートラウト。
上がってきたのは60センチ近い、よく太ったレインボートラウト。
ラインに「Sスペック」を使って、「ノアG」の11gを浮かせ気味に早く巻くことで魚からの反応が得られた。
その後も同じタックル、同じ釣り方で立て続けに魚の反応が続く。
その後も同じタックル、同じ釣り方で立て続けに魚の反応が続く。
MH(ミディアムヘビー)クラスのロッドが絞り込まれる。
これもまた良型のレインボートラウト。
シーズンを占う最初の釣行で良型をキャッチできるのは幸先が良い。
これもまた良型のレインボートラウト。
シーズンを占う最初の釣行で良型をキャッチできるのは幸先が良い。
ラインは先ほどと同様の「Sスペック」
ヒットルアーは「ノアG」11gの早引き。
阿部は釣れた魚は可能な限り速やかなリリースを心掛けている。
ヒットルアーは「ノアG」11gの早引き。
阿部は釣れた魚は可能な限り速やかなリリースを心掛けている。
解禁初日からトルクフルな引きで楽しませてくれた魚に感謝をしながらリリース。
その後も釣りを続行。
その後も釣りを続行。
このあとは、30〜40センチのアベレージサイズが4匹釣れ、納竿となった。
釣りの最中、阿部が気を付けているのは「PEとリーダーの接続部」とその消耗度合い。
気になってしまったら結びなおすのが阿部流。この「心掛け」ひとつで不意のラインブレイクを未然に防げる。
釣りの最中、阿部が気を付けているのは「PEとリーダーの接続部」とその消耗度合い。
気になってしまったら結びなおすのが阿部流。この「心掛け」ひとつで不意のラインブレイクを未然に防げる。
切ったラインは「切れ端×糸クズワインダー」やダストポーチなどに仕舞い、家に持ち帰ってから捨てる。
フィールドで見かけたごみは持ち帰ることで、釣り場環境を守るだけでなく、アングラーとして気分が良く釣りができるはずだ。
3月2日の通常解禁にも参加。
昨日と打って変わって、朝は雨が降りローライトな上、風も吹いている。
フィールドで見かけたごみは持ち帰ることで、釣り場環境を守るだけでなく、アングラーとして気分が良く釣りができるはずだ。
3月2日の通常解禁にも参加。
昨日と打って変わって、朝は雨が降りローライトな上、風も吹いている。
特別解禁では反応の高かった「Sスペック」+「ノアG」11gの早引きでは反応が無い。
タックルを水に馴染みやすい「マックスパワーPE ライムグリーン」に変更し、波の影響をかわしながら「ノアG」の8gと11gの遅引きで探る。
戦略通り、魚からの反応が出始める。
ここで阿部はアタリの出方からプロトスプーンに変更。
このプロトスプーンは「ノアG」よりもタイトな動きが特徴だ。
タックルを水に馴染みやすい「マックスパワーPE ライムグリーン」に変更し、波の影響をかわしながら「ノアG」の8gと11gの遅引きで探る。
戦略通り、魚からの反応が出始める。
ここで阿部はアタリの出方からプロトスプーンに変更。
このプロトスプーンは「ノアG」よりもタイトな動きが特徴だ。
見事、魚にアジャスト!
アベレージサイズではあるがコンディションの良い1匹をキャッチ。
今回の釣行で、性質の異なるラインとスプーンの重さの組み合わせで、
「巻く速度」と「泳ぐ姿勢」を変化させ釣果に近づくことができると分かった。
アベレージサイズではあるがコンディションの良い1匹をキャッチ。
今回の釣行で、性質の異なるラインとスプーンの重さの組み合わせで、
「巻く速度」と「泳ぐ姿勢」を変化させ釣果に近づくことができると分かった。
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いよいよトラウトシーズンも開幕!
今年はどんな魚と出会えるか楽しみですね。
今年はどんな魚と出会えるか楽しみですね。
アングラー:阿部博和
写真・文:スタッフ諸井
タックルデータ ●
使用タックル①
ロッド | 【ロデオクラフト】999.9 native ブラックウルフ 83MH-AGS |
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リール | 【シマノ】22ステラC3000MHG |
ライン | 【VARIVAS】スーパートラウトアドバンス マックスパワーPE X8[Sスペック] 0.8号 |
リーダー | 【VARIVAS】エクストリームショックリーダー[ナイロン] 12LB. |
ルアー | 【ロデオクラフト】ノアG 11g |
使用タックル②
ロッド | 【ロデオクラフト】999.9 native ブラックウルフ 83MH-AGS |
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リール | 【シマノ】18ステラ C3000MHG |
ライン | 【VARIVAS】マックスパワーPE X8 ライムグリーン 0.6号 |
リーダー | 【VARIVAS】エクストリームショックリーダー[ナイロン] 10LB. |
ルアー | 【ロデオクラフト】ノアG 8〜11g、スプーン各種 |
使用タックル③
ロッド | 【ロデオクラフト】999.9 native ブラックウルフ 7ftクラス(プロト) |
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リール | 【シマノ】19ヴァンキッシュ 2500SHG |
ライン | 【VARIVAS】スーパートラウトアドバンス ダブルクロスPE X8 ライトグリーン 0.6号 |
リーダー | 【VARIVAS】プロトショックリーダー |