menu
トラウト 伊藤雄大

【エリア】トラウトキング選手権大会で表彰台獲得

『第11回トラウトキング選手権大会 エキスパート部門』第1戦が大阪府の千早
川マス釣り場(以下千早)で開催され、参加してきました。
 エキスパート戦は前年10月から行なわれる予選(トライアル)の上位通過者と
前年度上位シードの選手によって競技が行なわれ、全三戦の獲得ポイントによっ
てランキングが決まり、上位三名にはマイスターの称号が与えられます。

 前日のプラを行ない、スプーン、ミノーの釣りに手応えを得ることが出来、宿
に戻りました。ルアー整理、ラインの巻き換えを行ない明日に備えます。
 ミノーの釣りには『スーパートラウトエリア マスターリミテッド[プレミア
ムPE]』0.2号+『トラウト ショックリーダー[フロロカーボン]』2.5lb.
スプーンの釣りでは『スーパートラウトエリア マスターリミテッド SVG[ナイ
ロン]』3lb.と1.7lb.を使用する事にしました。
 千早の特徴は放流魚がやや小型である事。その為、通常は1~2lb.のラインで
セッティングし、小型スプーンの飛距離を稼ぐのが定石ですが、今回は3lb.のタ
ックルを1セット入れてみる事にしました。

 そして当日。
 
 
【 一回戦 】(4人から2人勝ち抜け)
 放流魚を3lb.ナイロンのタックルでテンポ良く釣っていきます。
ここまでは全選手ほぼ横並びの展開。
放流魚の反応が弱まってきたところで、多くの選手が細糸&マイクロスプーン
(0.6g前後)にシフトし、繊細に攻めていきます。
私はあえてラインを3lb.のまま、スプーンも1.1g~1.5gを使用し、ラインに流
れの力を噛ませ、ルアーをドリフトさせながら引いて来ると釣りきられず残って
いた放流魚に効率良くアピール出来たようで、ヒットが連発!! 一回戦をトッ
プで通過する事が出来ました。

 
【 二回戦 】(3人から1人抜け)
二回戦は放流無し+流れの弱い釣り座だった為、ナイロン1.7lb.のタックルに0.5
gのスプーンで繊細に攻めてまず数本ヒット。
反応が薄れてきた所で、PEタックルに持ち換えミノーイング。
これが功を奏し、数本追加に成功。勝ち抜けました。

 
【 三回戦 】(3人から1人抜け)
ここで放流が行なわれましたが、インレットよりの釣り座だった為、放流魚の群
れが回ってくる可能性は低いと予想。
始まってみると最初に一本取れたのみで、やはり放流魚はあまり居ない様子。
すかさずミノーにチェンジすると、着実にヒットさせる事が出来、三回戦も突破
できました。

 
【 準決勝 】(3人から1人が決勝戦へ)
マイスター経験者二人と対戦に(汗)
しかもその内のお一人は去年の千早大会覇者&年間総合優勝のM氏。
懸命に釣って行きましたが、力の差を見せ付けられ、敗北。
しかしグループ二位だった為、もう一組のグループ二位の方と、三位決定戦に臨
む事になりました。

 
【 三位決定戦 】
三位と四位では獲得できるポイントが全く違う為、もう一度集中です。
やはりミノーを中心とし、フォローでマイクロスプーンのボトムステイを織り交
ぜる 作戦で、僅差ながらも何とか勝ち、三位で表彰台に乗ることが出来まし
た。

 
 残り二試合もマイスター目指して頑張りたいと思います。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。