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トラウト スタッフ諸井

川島雅史と考えるレイクジギングで狙う中禅寺湖レイクトラウト

中禅寺湖の岸釣り・船釣りの遊漁期間の最終日、2023年9月19日(火)に
バリバスフィールドスタッフの川島雅史氏のレイクジギング釣行に同行した。
※当日使用したタックルの詳細はページの最下部に記載。

栃木県の中禅寺湖は毎年4月1日から岸釣り、4月20日から船釣りが解禁。9月19日までが遊漁期間になっていて、
その後の9月20日からはワカサギ釣りが解禁になる。

川島氏が今回用意したのはスピニングとベイトの2タックル。

ラインは2024年春から発売予定の【新PEライン】の0.8号を巻いている。
伸度が少なく感度に優れていることが特徴のラインだ。

ショックリーダーは『ビッグトラウトショックリーダー』の12~16lb.を使用。

川島氏は「PE0.6号にリーダー12lb.」「PE0.8号にリーダー14lb.」「PE1号にリーダー16lb.」とPEラインの号数に対してショックリーダーのポンド数を使い分けている。

頭上には満天の星空が見える中、午前4時に出船。

ガイドをしてくださる細井直人氏の操船のもと、ポイントへと船を走らせる。

レイクジギングに使用するメタルジグは、現状、適したもので市販されているものが少なく、川島氏が試作品として持ち込んだ20gのタングステン製のジグを使用した。

タングステン製でシルエットが小さく、ワカサギのアベレージサイズに近い。
これをミノーのトゥイッチングように細かく短いピッチでシェイクするように巻き上げて使う。

早速、空が白み始めたタイミングで川島氏にヒット!

アベレージサイズの50㎝オーバーをキャッチ。キャッチした後は速やかにリリースを心掛ける。

その後もヒットが続きアベレージサイズを数本キャッチ。

今回使用している『ビッグトラウトショックリーダー[フロロカーボン]』は【直線強度】と【結節強度】に最も優れた「VSPフロロ」を使用している。

レイクトラウトの歯との擦れに対しても強いが、アングラーなら誰しもが経験のある「ランディング時に急に魚が暴れたとき」に掛かる瞬間的な負荷に対しても安心感が違う。

正午を過ぎたあたりで川島氏の竿が大きく曲がる。ゆっくりと浮き上がってきたのは、かなり良いサイズのレイクトラウト。

計測したところ、あと数ミリで70㎝というところの泣きの69㎝だった。
それでもナイスサイズである。

記念撮影を速やかに済ませリリース。
ゆっくりと湖の深くへと泳ぎ去っていった。

ガイドをしてくださっている細井氏が見せてくれたリリース用のフック。

深場から魚を上げてきた際にエアが溜まってどうしても戻れない魚は、このフックを下あごに軽く乗せ、釣れたレンジで竿を上げると自動的にリリースできる。

細井氏は中禅寺湖でレイクジギングをする際、キャッチ後の速やかなリリースを心掛け、エアが溜まってしまった場合の魚のケアもしっかり行えるよう準備をしている。

中禅寺湖のレイクジギングはまだまだ始まったばかりの釣り。
我々アングラーは、釣り方だけでなく「リリース方法」や「魚のケアの方法」などを常に考え続けることが、これからも中禅寺湖での釣りを楽しめることに繋がると考える。

最後に記念撮影!
(左:細井直人氏、右:川島雅史氏)

来シーズン岸釣りは4月1日解禁、船釣りは4月20日解禁。
今から次のシーズンが楽しみだ。

 
アングラー:川島雅史
ガイド:細井直人
ボート:民宿おかじん
写真・文:スタッフ諸井

 
 

タックルデータ_01

ロッド 【スミス】オフショアスティック HSJ-S62L
リール 【シマノ】18ステラ C3000XG
ライン 【VARIVAS】新PEライン 0.8号
リーダー 【VARIVAS】ビッグトラウトショックリーダー[フロロカーボン] 14lb.
ルアー タングステンメタルジグ(プロト)20g

タックルデータ_02

ロッド 【スミス】オフショアスティック HSJ-C62L
リール 【シマノ】カルカッタコンクエストDC 201HG
ライン 【VARIVAS】新PEライン 0.8号
リーダー 【VARIVAS】ビッグトラウトショックリーダー[フロロカーボン] 14lb.
ルアー タングステンメタルジグ(プロト)20g

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