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鮎 鷲見 夏生

長良川郡上鮎 最終報告

2014年の鮎シーズンもいよいよ終盤となった9月下旬、地元の長良川郡上を離れ釣友と福井県は九頭竜で遊び、

(今年から鮎釣りを始めた岡田さん)

翌日は富山県の神通川で小型ながら入れ掛かりを味わい、

翌日は地元に戻って郡上長良川本流の瀬(郡上八幡環境センター下)に入ってみたが、鮎の姿は多数確認でき、瀬の中ではまあまあサイズが掛かってプチ入れ掛かりも味わえた。

 
今年の郡上は8月に雨での増水が続き、お盆の鮎釣り最盛期にも竿を出すこともできず、8月下旬からやっと水も落ち着いて楽しめるようになった。私は普段は長良川の支流の吉田川で竿を出すことが多いが、9月に入ると長良川本流が中心となり連日竿を出しているが、今年の長良川郡上は鮎の数がすこぶる多く、多くの釣り人を楽しませている。
この日も晴天で、平水・無風。前々日に九頭竜、前日に神通川で使用した仕掛けをそのままボルティス クアトロエデション9mに取り付け使用したが、何のトラブルも無く、改めてハイブリッドメタマックスの強さを再認識しながら瀬の釣りを楽しんだ。

仕掛けは、天井糸(エクセラ鮎天井糸0.6号)、水中糸(ハイブリッドメタマックス0.05号)、付け糸(エクセラ鮎つけ糸0.3号)、ハナカン周り(今年新発売のエクセラ鮎鼻カン周り仕掛けの0.8号6mm)、この日のハリはアステアタイプ3の3本イカリパックを使用した。
最初、瀬脇のチャラにオトリを入れるとすぐに18cm程度のオトリ最適サイズが掛かり、ここで4連。その後瀬の流芯から対岸の浅瀬やら順に攻めていくと、ここと思ったポイントで20cm前後の鮎が思い通り掛かってくれ、バラシも皆無で楽しい鮎釣りを堪能できた。この瀬でこの日最長寸となった26cmの比較的大きな鮎も掛かり、多少足元は歳のせいもありヨロヨロ(笑)しながらも、今年の竿ボルティス クアトロエデションの持つパワーを活かして瀬でためながら取り込んだ。

その翌日は前日より500mほど上流(大稲と呼ぶポイント)に入ってみたが、ここも鮎の姿はかなり多く見えた。この日も午後からだったが20cm前後の鮎が中心ではあるものの充分楽しめた。郡上の各ポイントはまだまだ鮎も多く比較的鮎も若いので、余程の増水でもない限り10月に入ってからでもまだまだ楽しめると思う。郡上漁協下付近から下流の相生(あいおい)から深戸新田(ふかどしんでん)あたりの淵やトロやら瀬でまだまだ楽しめると思われるので、これから狙うポイントとして参考にしていただきたい。今期の納竿鮎釣りは郡上鮎で締めくくってみてはいかがだろうか?

※9月一杯までしかオトリを置いていない店もあるので、事前に確認してからお出掛けください。

過去のフィールドレポート記事中で掲載している製品は、
廃盤品として現在取り扱いを終了している場合がございますので予めご了承ください。